産後1年半、久しぶりの夜に夫が「ごめん、緊張する」→数日後に聞いた本当の理由

       
体験談
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産後1年半、久しぶりの夜に夫が「ごめん、緊張する」→数日後に聞いた本当の理由 体験談

子どもが寝ついた夜、部屋はやけに静かだった。

豆電球の下で、久しぶりに夫の横顔をまじまじと見る。

子どもは1歳半。

出産してから、夫婦二人だけの時間はほとんどなくなっていた。

私は時短勤務、夫は日中ずっと体を使う仕事。

夜になれば、どちらかが寝かしつけながらそのまま眠ってしまう。

そんな毎日だった。

だから、その日は少しだけ期待していた。

「ごめん、なんか緊張する」

珍しく子どもが早く寝た夜だった。

家事も一段落して、久しぶりに夫婦でベッドに入った。

少し話をしてから、夫が私の肩に手を伸ばした。

でも、途中でその手が止まった。

指先がわずかに震えていた。

「……ごめん。なんか緊張する」

夫はそう言って、手を引っ込めた。

私は一瞬、何と言えばいいのか分からなかった。

「大丈夫。無理しなくていいよ」

そう答えた。

でも、自分でも分かるくらい気持ちが沈んだ。

せっかく久しぶりに二人の時間ができたのに。

もしかして、もう私にはそういう気持ちにならないのだろうか。

そんな考えが浮かんだ。

その夜は、それ以上何もせずに眠った。

「もしかして、もう女性として見られてない?」

翌朝、夫はいつも通りだった。

子どもにヨーグルトを食べさせ、私が使った弁当箱を洗ってくれた。

「今日、帰り遅くなるかも」

「分かった」

普通の会話もする。

態度が冷たいわけではない。

それなのに、前の晩のことだけが頭から離れなかった。

仕事中にも、「やっぱり、私とはもうしたくないのかな」と考えてしまった。

出産してから、体形も生活も変わった。

自分でも以前と同じではないと思う。

だから余計に、夫の反応を自分の変化と結びつけて考えてしまった。

数日間、私はそのことを聞けなかった。

聞いて、「そうだよ」と言われたらどうしよう。

そう思うと怖かった。

以前、一度だけ止めたことがあった

考えているうちに、ひとつ思い出したことがあった。

出産からしばらくたった頃、一度だけ夫と以前のように過ごそうとしたことがある。

そのとき私は、途中で、「ちょっと痛いかも」と言って止めてもらった。

夫はすぐに、「ごめん」と言った。

私は、「まだ体が戻ってないだけだと思う」と軽く流した。

それ以来、育児の忙しさもあり、そういう時間そのものがほとんどなくなっていた。

もしかすると、夫はあのときのことを覚えているのかもしれない。

でも、それも私の想像だった。

結局、聞かなければ分からない。

夫「また痛いって思わせるのが怖かった」

数日後。

子どもが寝たあと、二人で洗濯物を畳んでいた。

夫が突然、「この前、ごめんね」と言った。

「何が?」

「あの……途中で止まったやつ」

私はタオルを畳む手を止めた。

夫は少し言いにくそうに続けた。

「前に一回、痛いって言ってたじゃん」

やっぱり覚えていた。

「あれから、どこまで大丈夫なのか分からなくなってて」

「そうだったの?」

「うん。無理させたくないって思ったら、逆にすごい緊張して」

夫は苦笑した。

「久しぶりだったのもあるし」

私は拍子抜けした。

ずっと、「私に魅力がなくなったから」だと思っていた。

「私、嫌われたのかと思ってた」

そう言うと、夫が驚いた。

「なんで?」

「手、引っ込めたから」

「いや、逆だよ」

夫は少し困ったように笑った。

「嫌ならそもそも近づかないよ」

その言葉を聞いて、数日間胸の中にあったものが少しほどけた。

お互い、勝手に想像していた

話してみると、私たちはお互いに違うことを怖がっていた。

私は、「拒まれること」が怖かった。

夫は、「私に無理をさせること」が怖かった。

どちらも相手に聞かず、自分の中で答えを作っていた。

「じゃあ、どうしたらいいんだろうね」

私が言うと、夫は少し考えた。

「普通に聞けばいいんじゃない?」

「何を?」

「ここまで大丈夫?って」

あまりにも単純で、笑ってしまった。

でも、それくらいでいいのかもしれない。

「今日はここまで」でいいことにした

それから、無理に以前と同じところまで戻そうとするのはやめた。

手をつなぐだけの日もある。

ハグをして終わる日もある。

私が少しでも違和感を覚えたら、

「今日はここまでにしたい」と言う。

夫も、

「大丈夫?」
「続けても平気?」

と聞く。

逆に夫が緊張していたら、私も、「今日はやめとく?」と聞く。

途中で子どもが泣けば、その時点で終了。

最初からそう決めていると、以前よりずっと気が楽だった。

「せっかく時間ができたんだから」

と結果を求めなくなっただけで、二人とも構えなくなった。

一気に元には戻らなかった

産後1年半。

だからといって、ある夜を境に以前の夫婦関係へ完全に戻ったわけではない。

疲れている日もある。

子どもが起きる日もある。

二人とも何となくそんな気分ではない日もある。

でも以前とは違う。

相手の反応を見て、

「嫌われたのかな」
「無理させたかな」

と一人で答えを決める前に、聞けるようになった。

「今日はどう?」

そんな短い言葉だけでも、ずいぶん違った。

子どもが生まれる前と同じ夫婦に戻る必要はないのかもしれない。

今の生活に合う距離を、二人で探せばいい。

最近はそう思っている。

さいごに

産後は生活のリズムが大きく変わり、夫婦二人だけの時間を作ること自体が難しくなることがあります。

相手がためらったとき、「拒まれた」と感じることもあれば、逆に相手は「無理をさせたくない」と考えていることもあります。

本当の理由は、相手に聞いてみなければ分かりません。

以前と同じペースに戻そうと急がず、「今日はここまで」「これは大丈夫」と、その都度伝え合うことも一つの方法なのだと思います。

相手の反応に不安を感じたとき、あなたならどんなふうに本音を聞きますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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