離婚して6年「お父さんたちに顔出してもいい?」元夫の一言。甥「配達で会った」胸がざわついたワケ

       
体験談
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離婚して6年「お父さんたちに顔出してもいい?」元夫の一言。甥「配達で会った」胸がざわついたワケ 体験談

離婚して6年。年末の買い出しの途中、元夫から「お父さんたちに顔出してもいい?」とメッセージが来た。いきなりの一言に、買い物カゴを持つ手が止まった。今の私は別の人生を歩いている。実家の集まりに元夫が混ざろうとすること自体、どう受け止めればいいのか。

「お父さんたちに顔出してもいい?」

スーパーの通路で画面を二度見した。続けて「またお母さんの煮物、食べたいな」と来る。

「それは無理。私たちはもう他人だよ。うちの家の予定に関わらないで」と返した。既読が付き、しばらくして「そっか」の一言。そこで通知をミュートにした。

実家の正月は、兄家族と集まる、気楽な会。元夫が来たいと言い出す筋合いはない。もし彼がふらっと来てしまったときに戸惑わないよう、父にも「こういう連絡が来た」とだけ伝えると、「来られても困る」と短く返ってきた。やっぱりそうだよね、と思った。

甥「この前、元夫さんに会った」

年明け、実家でみかんをむいていたら、兄の子が私の横に来て、小声で切り出した。

「この前さ、配達のバイト中に、○○(元夫)さんに会った。向こうも気づいたみたいで、『久しぶり。今は配送やってるんだ。年末年始も休みなくてさ』って」

町内の配達先でのことらしい。甥は、名札の名字と、昔うちに来ていた頃の顔で元夫だと分かったと言う。向こうも、甥の名字で私の親族だと分かったようだ。「親戚とも最近は会ってなくて…正月も一人でさ。みんな元気?」とも言われたと。深い意図までは分からないけれど、世間話みたいな口ぶりだった、と甥は言った。

甥は「答えに迷って、とりあえず『元気』ってだけ言った。変なこと言ってたらごめん」と言った。うちのことを聞かれたから、私が知っているか確かめたくなった、とも。私は「教えてくれてありがとう」とだけ返した。頭の中で、元夫の「顔出してもいい?」が別の重みを持ちはじめた。

距離は保つ。でも楽にはならない

非常識なことは変わりない。元義実家の集まりに元夫が来るのは違う。距離を置く判断は変わらない。

ただ、甥の話を聞いて、怒りだけで測れなかった部分が見えた。甥の話だけでは確かめようはないけれど、あの人は、にぎやかな食卓の匂いを、ただもう一度嗅ぎたかったのかもしれない。私にとっては終わった場所でも、彼にはまだ未練のある場所だったのかもしれない。

父に「仕事で○○(甥)に会ったらしいよ。一人で年越ししたんだって」とだけ共有すると、「そうか」と言って、話はそれで終わった。方針は変えない前提で、事実だけ伝えた。私もそれ以上は踏み込まない。連絡先はそのままミュート。来られても困るし、でも、胸の中の角が少し丸くなった感じがある。

過去の不仲や離婚の理由が消えるわけじゃない。けれど、相手の事情を知ることで、腹立たしさが少し和らぐことはある。私は自分の暮らしを守りながら、無理のない距離を保つ。

さいごに

元配偶者から「顔を出したい」は、受け手には十分に重いひと言。非常識だと感じる気持ちにうなずけます。ただ、背景を知ると心が揺れることもありますよね。距離は守りつつ、自分の気持ちに小さく名前をつける。それだけでも少し楽になります。あなたなら、こんな連絡にどう応えますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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