彼氏「お兄さん、保証人でいいよね?」→私「同棲もしないし保証人も無理」とした結果

       
体験談
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彼氏「お兄さん、保証人でいいよね?」→私「同棲もしないし保証人も無理」とした結果 体験談

交際から1カ月も経っていないのに、彼はやたら家賃と更新日の話をした。「来月で更新切れるんだよね」「敷金礼金がもったいない」。デートの待ち合わせより先に、カレンダーの更新日を私に送りつけてくる。

私は「同棲は早い」と伝えた。彼は「二人なら節約できるじゃん」と笑ったけれど、落ち着かなかった。恋人の話というより、契約とお金の相談をされているみたいで。

「同棲なら節約でしょ」の押し

彼は立て続けに言った。「家賃、半分で済むし。今のワンルームでもいけるよ。荷物、断捨離すればさ」

「早くない? まだ一カ月だよ」

「決めるのは早い方がいいって。更新、もうすぐだから」

更新のたびに焦って決めるのは違うと思い、兄に相談することにした。兄は同じ市内に住む3歳上。生活の話は昔から兄に聞くのがいちばん落ち着く。三人で会ってもいいかと彼に伝え、「兄は相談役で来るだけ」と念押しした。

兄の前で「お兄さん、保証人でいいよね?」

週末、駅近の喫茶店で顔を合わせた。私は最初に今日の目的を伝えた。「今日は住まいの話を相談するだけ。私はまだ同棲は決められない」

彼はうなずいたかと思うと、すぐ兄の方を見た。「お兄さん、保証人でいいよね? 更新近いから、源泉徴収票と印鑑、お願いできます?」

私は椅子から体が浮くほど驚いた。「ちょっと待って。今日は相談だよ。保証人の話なんてしてない」

「いや、親は頼れないんだよ。実家と喧嘩して家を出てから、何年も連絡とってないし。だから彼女の家族に手伝ってもらえたら助かるなって」

兄はカップを受け皿に戻し、落ち着いた声で言った。「連帯保証人は、借りる本人が筋を通してお願いするものだよ。初対面で書類を当然みたいに言うのは違う。そもそも今は保証会社を使うのが普通だし」

彼は口を尖らせた。「家族なら協力するのが普通でしょ? 彼女も同棲するんだし、みんなで助け合いじゃん」

助け合い、という言葉を、私は飲み込んだ。私はまだ同棲を決めてもいない。兄はため息をつき、私の方を見た。

兄「妹の人生をあなたの都合に合わせられない」

兄は彼に向き直った。「はっきり言うね。妹の人生をあなたの都合に合わせられない。今日ここは、相談の場。書類の要求をしに来たなら、話はここまでだ」

彼は「待って、更新が迫ってるんだって」と声を上げたが、私の中では答えが出ていた。私は鞄を持ち、「同棲はしない。保証人の話もここで終わり」とだけ伝えた。

店を出ると、兄は「巻き込まれてるって感じたら、すぐ呼べ」とひとこと。私はうなずいた。さっきの違和感は、怒りではなく、はっきりした拒否感に変わっていた。

夜、彼のプロフィールが変わっていた

その夜、ブロックする前に彼のSNSを開いた。昼に見たときにはなかった一文が、自己紹介の末尾に付いていた。「保証人になってくれる方歓迎」

昼間はなかった。今日の間に追記された。まるで、恋人よりも先に保証人を探しているみたいだ。

同時にメッセージも来ていた。「さっきは感情的になってごめん。でも今週中に書類が必要。お兄さんにまた話してくれない?」

私は返信しなかった。プロフィールの画面をスクリーンショットして保存し、アプリを閉じた。連絡先もSNSも、そのままブロックした。私は保証人でも、交渉役でもない。彼の更新日は、彼自身の問題だ。

その後

数日後、兄から「落ち着いた?」とだけ連絡が来た。私は「助かった。変なお願い、先に止めてくれてありがとう」と返した。兄は「普通の順番を言っただけ」と返し、そこでやり取りは終わり。

私は一人暮らしの部屋で、いつも通りに洗濯物を干した。家賃の明細を見ながら、同棲も保証人も生活そのものに直結する重い話だと実感した。好きという気持ちを急がせる人に、生活の根っこを預けるのは違う。次に誰かと暮らす話をするときは、焦らず、段取りを一つずつ確かめよう、と心の中で決めた。

さいごに

同棲や保証人は、交際の延長ではなく、生活と責任に関わる別の合意です。急いで返事を求められたら、あなたは何を確認するまで保留にしますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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