彼「男だけで行く」→SNSの集合写真を見た瞬間、私の中で何かが切れた

       
体験談
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彼「男だけで行く」→SNSの集合写真を見た瞬間、私の中で何かが切れた 体験談

彼の友人グループの存在が、ずっと気になっていた。

付き合って半年。彼は友人との予定を先に入れ、私との予定は空いたところに入れることが多かった。

顔も知らない「みんな」の予定に、会ったこともない私まで振り回されているような気がして、少しずつ落ち着かなくなっていた。

「今度みんなに会ってみたい」→「男だけだから」

彼の友人は、学生時代からの仲間らしい。

社会人になった今も仲がよく、月に何度か飲みに行ったり、休日に出かけたりしていた。

最初の頃は、

「楽しんできてね」と送り出していた。

でも、週末の予定を聞いても、

「まだ分からない」と言われた数日後に、

「やっぱ土曜、みんなと飲むことになった」

と予定が埋まることが何度もあった。

ある日、私は何気なく言った。

「そんなに仲いいなら、今度みんなに会ってみたいな」

彼は少し笑って、

「いや、あそこは男だけの集まりだから」と答えた。

「彼女とか連れてこない感じ?」

「うん。昔からずっと男だけ」

そう言われれば、それ以上は何も言えなかった。

男友達だけで過ごしたい時間もあるだろう。

ただ、せめて予定だけはもう少し早く教えてほしい。

そう思っていた。

「私も行っていい?」→「男だけで行くから(笑)」

春先、そのグループで一泊旅行に行くことを、出発の3日前に知らされた。

「今週の土日、ちょっと旅行行ってくる」

「誰と?」

「いつものメンバー」

また急だ。少しムッとしながらも、私は冗談っぽく聞いた。

「じゃあ私も行っていい?」

彼は笑った。

「無理無理。男だけで行くから(笑)」

やっぱりそうなんだ。

「じゃあ写真くらい見せてね」と言うと、

「景色くらいしか撮らないと思うよ」と返された。

旅行中、こちらから連絡しても返事は遅かった。

せっかく友人と出かけているのだから、スマホばかり見ていないのは普通なのかもしれない。

それでも、胸の奥に小さな引っかかりが残った。

旅行写真に写っていた女性たち

旅行から数日後、彼がSNSに景色の写真を載せた。

海と夕焼け。

それだけなら、何も気にならなかったと思う。

その投稿に、彼の友人らしい男性が、

「また行こう」とコメントしていた。

プロフィールには、その旅行先で撮ったらしい写真が何枚か公開されていた。

何気なく見ていると、集合写真が一枚あった。

彼も写っている。そして、その隣には見知らぬ女性。

ほかにも女性が数人いた。

一瞬、別の日の写真かと思った。

けれど、背景は彼がSNSに載せていたのと同じ宿だった。

投稿日も旅行の日。胸の奥が冷たくなった。

「男だけで行くから」

数日前の彼の言葉が、そのまま頭に浮かんだ。

女性がいたことそのものが嫌なのではなかった。

どういう関係の人たちなのかも、まだ分からない。

でも、少なくとも「男だけ」という説明は違っていた。

私はその投稿の画面を保存した。

問い詰めるためというより、自分が見間違えたのではないと確認しておきたかった。

「男だけって言ったよね」

その週末、彼と駅前のカフェで会った。

少し雑談をしてから、私はスマホを開いた。

「ひとつ聞いていい?」

彼がこちらを見る。集合写真を表示して、テーブルの上に置いた。

「これ、この前の旅行だよね」

彼の表情が止まった。

「うん」

「女の人もいるよね」

少し沈黙があった。私は続けた。

「私が一緒に行きたいって言ったとき、『男だけで行く』って言ったよね」

彼は写真から目をそらした。

「これは、その……友達の知り合いとかも途中から来て」

「だったら、そう言えばよかったんじゃない?」

返事はなかった。

「女性がいたことを怒ってるんじゃないよ」

自分でも驚くくらい、声は落ち着いていた。

「私には『男だけ』って言って、違うことを隠してたのが嫌なの」

彼はしばらく黙ったあと、

「……ごめん」と言った。

「なんで隠したの?」私は聞いた。

彼はテーブルを見たまま、

「面倒になるかなと思って」と答えた。

その言葉で、妙に気持ちが冷めた。

私が何か言う前から、

「本当のことを言えば面倒になる人」

として扱われていたのだと思った。

嘘をついていたのは「みんな」じゃなかった

私はずっと、彼の友人グループに苦手意識を持っていた。

いつも友人が優先される。私は誘われない。

予定も直前まで分からない。

だから、

「きっと彼の友人たちが、彼女を連れてくるのを嫌がるんだ」

と、いつの間にか思い込んでいた。

でも、実際に誰が何を言っていたのか、私は何も知らない。

確かなのはひとつだけだった。

「男だけだから」と私に説明したのは、彼自身だ。

「面倒になると思ったから」

と、本当のことを言わなかったのも彼だった。

友人グループのせいにして考える必要はなかった。

私が向き合うべきだったのは、最初から目の前の彼だったのだ。

「ここで終わりにしよう」

私はスマホを伏せた。

「私、これからも予定のたびに『本当かな』って疑うと思う」

彼が顔を上げた。

「もう嘘つかないから」

「たぶん、今はそう言うと思う」

私は答えた。

「でも私は、相手の言葉を確認するためにSNSを探したり、写真を見比べたりする付き合いはしたくない」

彼は黙っていた。

「だから、ここで終わりにしよう」

「それだけで?」と言われた。

少し考えてから、

「写真一枚だけの話じゃないよ」

と返した。

友人との予定がいつも先だったこと。

直前まで予定を教えてもらえなかったこと。

私が友人に会ってみたいと言っても、最初から線を引かれていたこと。

その積み重ねの最後に、嘘があった。

それで十分だった。

店を出たあと、私は彼との連絡を終わらせた。

不思議なくらい、追いかけたいとは思わなかった。

その後、私が選ぶようになったこと

その後、新しく付き合い始めた人がいる。

週末の予定を決めるとき、

「来週どうする?」と自然に聞いてくれる人だ。

友人と出かける予定があるときも、

「土曜は友達と会うから、日曜なら空いてるよ」

と先に教えてくれる。

友人の集まりに毎回一緒に行きたいわけではない。

相手にも、私の知らない時間があっていい。

私にもある。

ただ、そのために嘘をつく必要のない関係がいい。

以前のように、相手のカレンダーの空いたところを探したり、

「本当にそうなのかな」

と証拠を探したりすることはなくなった。

それだけで、ずいぶん楽になった。

さいごに

恋人にも、友人だけで過ごしたい時間はあるでしょう。

大切なのは、そこに誰がいるかをすべて把握することではなく、相手の言葉を安心して信じられるかどうかなのかもしれません。

「言ったら面倒になると思ったから」

そんな理由で小さな嘘を重ねられたとき、あなたならどこまで許せますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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