「こっちの方がいいから」私の買い物を勝手に入れ替える義母→ついに私が返した一言

       
体験談
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「こっちの方がいいから」私の買い物を勝手に入れ替える義母→ついに私が返した一言 体験談

義母と二人でスーパーへ行くと、最初は私が選んだはずなのに、店を出るころにはカゴの中身が少し変わっている。

穏やかに話しているだけなのに、家に帰ると、いつもとは違う銘柄の商品が増えている。

あの感じを、どう説明したらいいのだろう。

「こっちの方がいいから」で差し替え

最初に引っかかったのは、近所のスーパーで醤油を選んでいたときだった。

私がいつもの銘柄をカゴに入れると、義母がすっと取り出して棚に戻した。

「こっちの方が減塩で体にいいから」

そう言って、別の醤油をカゴに入れる。

笑顔で言われると、「そうですね」と返してしまった。

気づけば醤油だけではなかった。

シャンプーを入れれば、

「それより、こっちの方が髪にいいわよ」

お惣菜の肉じゃがを手に取れば、

「今日はこっちにしなさい。野菜も多いから」

冷凍餃子にも、

「こっちのメーカーの方がおいしいのよ」

一つずつ、義母のおすすめに入れ替わっていく。

そしてレジに着いても、義母が財布を出すことはない。

そこで改めて思った。

これ、私の買い物なんだけどな。

収納場所がなくて片付かない!

趣味のコレクションや家財道具の保管が月額2,000円からできて家がスッキリ片付く!

気づけば「義母ならどっちを選ぶ?」と考えていた

そんな買い物が月に何度か続いた。

ある日、ひとりでスーパーに来たのに、洗剤売り場で手が止まった。

「これでよかったんだっけ」

自分がいつも使っていた商品なのに、義母が以前すすめていたものが頭に浮かぶ。

「お義母さんがいいって言ってたのは、どっちだったかな」

そこで、はっとした。

私は自分の買い物をしているのに、いつの間にか「義母なら何を選ぶか」を基準に考えるようになっていた。

スーパーだけではない。

一緒に出かけてカフェに入ったとき、私がケーキを見ていると、

「こっちのフルーツにしなさい。甘いものばかりよくないわよ」

と先にすすめられる。

日用品を見ていても、

「それよりこっちの方がいいわよ」

と、当たり前のように別の商品を差し出される。

怒鳴られるわけではない。

嫌味を言われるわけでもない。

いつも笑顔で、「あなたのため」という顔をしている。

だから断りにくかった。

義母と別れたあと、もう一度スーパーへ

何度目かの買い物の日。

義母と別れたあと、私は一人でスーパーへ戻った。

さっき棚に戻された、いつものシャンプーをカゴに入れる。

義母にすすめられて買った惣菜ではなく、その日に本当に食べたかったものも手に取った。

レジに並びながら、少し情けなくなった。

一度買ったものがあるのに、また買っている。

義母に「私はこっちがいい」と言えなかったせいで、時間もお金も余計に使っている。

それでも、その日は自分で選び直したかった。

「今日はこれを買います」

次に義母とスーパーへ行ったとき、また同じことが起きた。

私が牛乳をカゴに入れると、義母が手を伸ばした。

「それより、こっちの——」

私は思わず、カゴの取っ手を握った。

「今日はこれを買います」

自分でも驚くほど、小さな声だった。

義母は一瞬きょとんとした。

「でも、こっちの方がいいわよ。成分も——」

「うん。でも、私はこっちの方が好きなんです」

しばらく間があった。

義母は少し不満そうな顔をしたけれど、

「そう。ならいいけど」

と手を引っ込めた。

それだけだった。

怒られもしなかったし、大げさな喧嘩にもならなかった。

私はそのまま、自分で選んだ牛乳をレジまで持っていった。

私の「好き」は、自分で決めていい

義母に悪気はないのだと思う。

体のことを心配してくれているのかもしれないし、自分が良いと思ったものをすすめたいだけなのかもしれない。

でも、それと私が何を選ぶかは別の話だ。

醤油も、シャンプーも、今日食べたいものも。

小さなことばかりだけれど、その小さな選択が毎日の暮らしをつくっている。

「私はこっちが好き」

たったそれだけ言うのに、ずいぶん時間がかかった。

今でも義母は、ときどき「こっちの方がいいわよ」とすすめてくる。

そんなときは、

「ありがとう。でも今日はこっちにします」

と言う。

それでいいのだと思えるようになった。

さいごに

「あなたのため」という言葉で勧められると、断りにくいことがあります。

でも、相手に悪気がなくても、自分が使うものや食べるものを選ぶ権利まで渡す必要はありません。

大きく反発しなくても、「今日はこれにします」と小さく線を引くことはできます。

あなたなら、身近な人に自分の選択を変えられそうになったとき、どんな一言で伝えますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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