秋冬になると、身体の冷えにお悩みの女性も多いのではないでしょうか。
「冷えは大敵」とよく耳にしますが、今年こそ改善しようと思っても実際に何をどうしたら良いのか迷ってしまいそのままに…なんてこともありますよね。
そんなときに「白湯」がおすすめです。
誰でも、すぐに、簡単にできる「白湯」を取り入れて気軽に冷え性改善対策を始めましょう!
この記事では、白湯の効果や、最適な飲むタイミングや飲む量、白湯のちょい足しアレンジの美味しい飲み方を紹介します
そのコーヒーや緑茶、ちょっとまって!
寒さを感じると暖かい飲み物がほしくなりますよね。
そんな時、いつもコーヒーや緑茶を飲んではいませんか?
たとえ暖かくても、コーヒーや緑茶は冷え性対策には向いていません。
中に含まれるカフェインを多く摂取してしまうと、自律神経のバランスに悪影響となり、かえって身体の冷えを引き起こしてしまうと言われています。
また、利尿作用があるので水分を排出することで身体の温度を更に下げてしまうことになります。
少量であれば血行を促進する効果があるので、息抜きタイムだけのお楽しみにすると良いですね☆
冷え性対策には「白湯」を飲むのがおすすめです。
これより白湯について紹介します。
「白湯」とは?
白湯は「さゆ」や「しらゆ」と読み、調味料など何も入れず、水だけを一度沸騰させて残留塩素などの不純物が取り除かれたもののことを指します。
不純物の除去には10分以上の煮沸が必要と言われています。
ちなみに”お湯”は、40度以上に水をあたためたもの全てを指すので、蛇口から出るお湯なども含めます。
つまり、お湯と白湯の違いは、40℃以上の水は全て「お湯」で、一度沸騰させている水を「白湯」と呼びます。
白湯は、そのまま飲むことで身体のバランスを整え、健康に良いとされているので生活に取り入れていくのは効果的です。
しかし、ちょっと味気ない、すぐに飽きてしまう…と感じる方は、少しアレンジすることで飲みやすくなり、継続しやすい飲み物に変身します!
白湯の体への効果がすごい
白湯を飲むことで得られる効果を紹介します
冷え性改善
女性に多い冷え性。
血液循環の悪さ、筋肉量が少ない、過度なダイエットやストレスでホルモンバランスが乱れていることなどが原因です。
白湯により身体の中から温めると代謝と血流がアップし、改善されると言われています。白湯で内臓からあたため、辛い冷えから解放されましょう!
ダイエット効果
白湯を飲むことで身体が芯から温まり、血行がよくなって内臓の動きが活性化することで基礎代謝がアップします。脂肪を燃焼しやすくなるので、ダイエット効果があります。
便秘解消効果
腸の動きが活発になるので消化力がアップし、便秘解消効果も♪
美肌効果
身体の老廃物がデトックスされることで腸内環境が良くなり、美肌効果もあります!
肩こりや腰痛の改善
血のめぐりが良くなることで、肩こりや腰痛の改善も期待できます。
免疫力アップ
血の巡りが良くなり体温が上がることで、免疫力アップ!
体質改善にも繋がります。
基本の白湯の作り方
水道水の場合
- やかんやお鍋に水を入れ、蓋をしてから火にかけます。
- 沸騰したら蓋を取り、10分~15分沸かし続けて完成
- 50度前後に冷ます
残留塩素やトリハロメタンを取り除く必要がない、ミネラルウォーターの水は、沸騰させなくても同じ効果が期待できまるので、適温にあたためればOKです。
熱すぎるとやけどの原因や食道への悪影響になりますので、適温で10~20分かけてゆっくり飲みましょう。沸かし直しはNGとされていますので、多めに作った場合は保温ボトルなどに入れておくと良いです。
白湯を飲むタイミングはいつ?
白湯を飲むタイミングとしては、起床時や食前、就寝前にコップ1杯ずつ飲むのが理想とされています。
起床直後の白湯
「起床直後」は、体温が最も低い状態です。起床後すぐに白湯を飲むことで、以下の効果が期待されます。
- 体温が上がり代謝が上がる
- 内蔵を温めて消化吸収を促進
- 便秘解消
食前の白湯
「食前」に白湯を飲むことで以下の効果が期待できます
- 胃液の分泌を促し消化を助ける
- 満腹感を得やすく食べ過ぎを防ぐ
しかし、食後30分は胃腸の消化液を薄めてしまい消化吸収の効果を妨げてしまう恐れがあるので、一定の時間をおいてから飲むのがおすすめです。
就寝前の白湯
「就寝前」に白湯を飲むことで以下の効果が期待できます
- 体が温まりリラックス効果アップ
- リラックスすることで寝付きが良くなる
しかし就寝直前に飲むとトイレが近くなり、夜中に目が覚めてしまうので寝る30分以上前に飲むのがおすすめです。
白湯の飲み過ぎには注意
様々な効果が期待できる「白湯」ですが、それならたくさん飲もう!と思うかもしれませんが白湯の飲み過ぎは要注意です!
白湯の飲みすぎは、水分のとりすぎによって胃液が薄まってしまい消化不良を起こしたり、体のむくみに繋がります。1日に飲む量は600~800mlを目安にしましょう。
コップ1杯は150ml~200mlなので、多くても1日に飲む回数は3~4回程度となります。
1度に沢山飲んで手っ取り早くではなく、毎日数回に分けてコツコツ続けることが肝心です!
白湯にちょい足しアレンジ
白湯は、体に良いとわかっていても「味がないから、美味しく飲むことが出来ずに続けられない…」
そんな方は、白湯にちょこっと足すだけで「おいしい!」ドリンクになるのでオススメです。
それでは、おすすめの白湯にちょい足しアレンジの方法をご紹介します!
ちょい足しにより、味の変化だけでなく、それぞれが持つ効果も合わさりより効果的になるのも嬉しいです。
しょうが
コップ1杯の白湯に対し、おろししょうがを小さじ1入れると、気軽にしょうが白湯の完成です!
他にもしょうがパウダーを大さじ1入れたり、薄く切ったしょうがを2~3枚鍋に入れて沸騰させる作り方もあります。
生姜による身体あたため効果もプラスして更にポカポカに!
はちみつ
コップ1杯の白湯に小さじ1のはちみつを加えるとほのかな甘味が飲みやすく、リラックスできます。また、むくみを予防する嬉しい効果も♪
レモン
白湯にお好みの濃さでレモン汁を数滴入れるだけ!
レモンに含まれるビタミンCとクエン酸が疲労回復・美肌効果を高めてくれます。
塩をほんの1つまみだけ足しても◎
梅干し
種を取り除き、コップ1杯の白湯に梅干し1個を入れ軽く潰しながらかき混ぜます。
クエン酸の働きで疲労回復に効果があります!また、夏場の塩分摂取にも良いです。すっきり酸味がきいた味わいに。
ミント
コップ1杯の白湯に対し、ミントを2~3枚入れて完成。
爽やかな香りにリフレッシュし、ストレス緩和♪また、アレルギー症状の改善も期待できるそうです。
シナモン
スパイシーで甘い香りが魅力なシナモンですが、こちらも身体をあたためる効果があります。
コップ1杯の白湯にシナモンパウダーを3振り程度入れましょう。心も身体もほっとさせてくれます。
オリーブオイル
オリーブオイルには腸の動きを活発にしてくれる効果があるので、そのままの白湯よりも高い便秘解消効果が期待できるそうです。
コップ1杯の白湯に対してオリーブオイルを小さじ1程度を目安に入れます。オイルの膜が張ってしまうので、できるだけあたたかい内に飲み切ることをおすすめします。
おすすめの白湯アレンジ組み合わせ
もっと飲みやすく、更に続けやすくするには紹介したアレンジの組み合わせもおすすめです!
各分量はお好みで調整してみてください。
はちみつ×レモン
誰もが飲みやすい組み合わせ♪お子さまにも!
シナモン×しょうが
カフェのドリンクのようなオシャレな味わいに!甘味を出したい場合はリンゴジャムを少し加えても良いです。
はちみつ×しょうが
どちらもキッチンからすぐ出せるものなのでパパっと作れます。飲みやすく、ほっとするので寝る前におすすめ☆
梅干し×オリーブオイル
梅干しの爽やかさに少しまろやかさを加えたい時におすすめです。甘味ではなく、塩気がきいた味が好みの方にも。
秋冬だけじゃない!一年中白湯で健康に!
白湯というと秋や冬の時期にお世話になる物と思ってしまいますが、実は夏もクーラーによる室温の冷えすぎや冷たい物の食べ過ぎ等で、体は冷えているんです。
夏の暑さではなく、その冷えこそが夏バテや体調不良を引き起こす原因とも言われています。
体温が1度上がると免疫力が5~6倍アップにもなると言われています。マスク生活が終わり、免疫力が下がっている今にピッタリな飲み物なんです!
まとめ
美容にも、健康にも嬉しい白湯の作り方とアレンジをご紹介しました!
良いことづくしの白湯は美容や健康に気をつかう女性にとって、スーパードリンクですね!!
気分で味を決めても良いですし、その日の体調に合わせた効果でアレンジを選んでも良いですね♪自分だけのアレンジ方法を発見していくのも楽しいと思います。
いつものコーヒーの代わりに、水分補給のついでに、気軽に白湯を取り入れて温活してみてはいかがでしょうか?
コメント
マグカップに梅干を入れ、水を入れてレンジで2分温めて梅干をつぶしながら飲んでいます。体が温まり、良質な睡眠を取るために欠かせないアイテムになっています。