みなさん、こんにちは。
だんだんと気温が高くなりはじめ、食欲がなくなってしまう日もありますよね。
そんなとき私がおすすめしたいのが、火を使わずに作れてサッパリと食べられる「生春巻き」。
そこで業務スーパーの「ライスペーパー」が活躍します!
生春巻きの他にも、ライスペーパーはアレンジによってレシピも変幻自在。
今回は、ライスペーパーに馴染みのない方にも手に取っていただけるよう、定番の生春巻きの具材や巻き方、タレについての紹介と、生春巻き以外のライスペーパーを使った簡単アレンジレシピをご紹介していきます。
ライスペーパーとは?
ライスペーパーとは、その名の通り米を薄い紙のようなシート状に加工し乾燥させたものです。
米粉のほか、タピオカでん粉などを原材料として使われている場合もあります。
サイズは様々ですが、形は丸い形をしています。
調理前はパリッと硬いシートが、水に濡らすことでモチモチとした食感に変わるのが特徴です。
ベトナムの伝統料理で、生春巻き(現地ではゴイクンと呼ばれる)がその代表料理です。
ライスペーパーのサイズは様々ですが、代表料理である生春巻きは、野菜がたっぷりでヘルシーな料理に見えますよね。でも原材料に米が使用されていることからも、意外とカロリーや糖質は多くなるという点はご注意を。
業務スーパーの「ライスペーパー」
さて今回ご紹介するのが、業務スーパーのライスペーパー。
パッケージには、ベトナムの国花である蓮の花が彩られています。
取扱いサイズは、直径22cmと16cmの2種類があります。
私が行った店舗では、輸入食品コーナーに調味料などと並んで常温で陳列されていました。
直径22cmのライスペーパー
価格:税込267円 ※2023年5月購入
内容量:400g(22cm径)
賞味期限は、私が買ったもので1年以上先となっていました。
業務スーパーのライスペーパーは、原料に「タピオカでん粉、米粉、食塩」のみを使用したシンプルな内容になっていました。
食品添加物などが入っていないのは、安心して食べられて嬉しいですね。
また業務スーパーのライスペーパーの最大の魅力は、そのコストパフォーマンスの良さ。
今回わたしが購入したものは、47枚入っていました。1枚当たりの値段は、約5.7円。
中身を広げてみると、かなり大容量なのがわかりますよね。
直径16cmのライスペーパー
16cm径のものは以下の通りです。
価格:税込81円 ※2023年5月購入
内容量:100g(16cm径)
賞味期限は、同じく1年以上先でした。
こちらは、中に20枚入っていました。1枚当たりの値段は、約4円。
100円以下で買え、枚数も大きいサイズの半分以下なので、初めてで使い切れるか不安という方はこちらのサイズの物から試してみるのと良いかもしれません。
栄養成分
ライスペーパーの栄養成分は、22cm径・16cm径ともに以下の通りです。
先述の通り、ライスペーパーの主原料がタピオカでん粉や米粉であることから、炭水化物の割合がかなり高くなります。
ダイエット中の方は、カロリーや糖質を多く摂りすぎてしまわないように注意しましょう。
またたんぱく質や食物繊維もほとんどないので、中に入れる具材によって栄養面を調整するとよいでしょう。
なお、業務スーパーのライスペーパー1枚あたりではおおよそこのようになります。
22cm径(1枚あたりの栄養成分)
カロリー:約27.5kcal
炭水化物:約6.8g
16cm径(1枚あたりの栄養成分)
カロリー:約16.2kcal
炭水化物:約4g
取り出し時は割れないように注意!独特な臭いも
調理前のライスペーパーはパリパリと固く、おまけに紙のように薄いので、非常に壊れやすいのが特徴です。袋から取り出す際は、端が割れてしまわないよう注意しましょう。
ちなみにライスペーパーを開封すると、原料由来の独特のにおいがします。
初めての方はびっくりされたり、少し苦手な方もいるかもしれません。
ただしこのにおいは、水でライスペーパーを柔らかくすることでかなり軽減されます。
私自身は、食べる時点では全く気にならなくなりました。
もしも調理後もにおいが苦手…という方は、濃いめのタレで食べたり、中身の具材にも味をつけるといいかもしれません。
定番の「生春巻き」の作り方
ライスペーパーの定番メニューといえば、やはり生春巻き。
作り方や、おすすめの具材、タレをご紹介していきます。
生春巻きで使用する具材
まずは具材を用意しましょう。
今回わたしは、以下のようなものを準備しました。
- レタス
- にんじん
- きゅうり
- もやし
- パプリカ
- カイワレ大根
- ミニトマト
- アボカド
- 鳥の胸肉(茹でてさいたもの)
- カニカマ
今回は割といろいろな種類の具材を用意しましたが、あまりキッチリとこだわらずに、そのとき冷蔵庫にあるものをお好みで自由に使えば良いかと思います。
本場ベトナムで定番の具材としては、エビやニラ、パクチーなどがあります。
出来上がりの見栄えが良くなるポイントとして、彩りの異なる食材(赤、緑、黄など)を取り入れるようにすると鮮やかで綺麗な仕上がりになります。
ライスペーパーの使い方・巻き方
具材の用意が整ったら、次はいよいよライスペーパーの出番です。
濡らして柔らかく。濡らしすぎに注意
巻く際に、パリパリのライスペーパーをぬるま湯を使って柔らかくする必要がありますが、私は「ハケ」を使った方法をお勧めします。
清潔なまな板の上に、ライスペーパーを乗せて、その横にぬるま湯を入れたボウルとハケを用意しておきます。
ぬるま湯を入れたボウルにくぐらせるやり方もありますが、パリパリのライスペーパーをくぐらせるときに割れてしまうことがあるので、私はいつもハケを使用しています。
水に濡らしすぎると、ライスペーパーが柔らかくなりすぎて巻きづらくなってしまいまうので注意してください。
ハケを使った方法だと、何度かライスペーパーの上を滑らせるようにして適度な水分量の調整ができるので便利です。
まだ少し硬さは残っているけれども、折り曲げても割れない程度になったら、具材を乗せます。
完全にブヨブヨになってしまってからでは、ベタついて巻きにくいので要注意です。
また1度に全てを濡らすのではなく、「濡らす→巻く」で1個ずつ作っていきます。
好みの具材を乗せて巻く
好きな具材をライスペーパーに乗せます。
中心よりやや手前寄りにのせるのがポイントです。
左右を中央に向かって折り曲げます。
手前のペーパーを具材の上にのせたら、全体をくるくると転がしていきます。
最後まで巻き終えたら完成です。
ライスペーパーの巻き終わりを下にしてお皿に乗せておきます。
生春巻きを数本巻き終わる頃には、ライスペーパーがしっとりとして馴染むでしょう。
すべて巻き終えたら、半分にカットして盛り付けます。
ちなみに今回は、業務スーパーのライスペーパー2種類どちらも使用してみました。
生春巻きとして調理する場合には、22cm径のほうが具材をたっぷりと入れられるので作りやすくおすすめです。
16cm径はミニ生春巻きといった具合で、ミニトマトが3~4個並ぶ程度のサイズに仕上がります。
ニラを巻き入れてお店っぽい生春巻き
ちなみに、ベトナム料理店などで生春巻きを注文すると、ニラがシュッと端から出ていて格好いいですよね。
そんな仕上がりにしたい場合は、途中まで巻いた状態でニラを挟み込みます。
この日は、えびを巻き入れました。
表面に出したいメイン食材は、1番最初にライスペーパーに乗せるときれいに仕上がります。
なおライスペーパーは乾燥するとまた硬くなってしまうので、食べる直前までラップをして保湿しておくとモチモチ感が維持できます。
家庭にある調味料で「生春巻きのタレ」の作り方
生春巻きのタレといえば、スイートチリソースやピーナッツソースが定番ですよね。
でも、ご自宅に常備していない…という方も少なくないと思います。
そこで、簡単にある調味料を使って作れる生春巻きのタレをご紹介します。
わざわざ作らずに、調味料そのままでも生春巻きに合うタレになりますよ。
◎ポン酢
さっぱりサラダ感覚で食べられて、かつ調理不要!
我が家の子供が生春巻きを食べるときは、いつもポン酢一択です。
◎わざび醤油
醤油にお好みの量のワサビを混ぜるだけ。シソやアボカドを巻いた時は、わさび醤油がよく合います。
◎シーザードレッシング
いつもの味に飽きてきたら、洋風テイストも◎!
チーズ風味は、エビとも鶏肉とも相性抜群です。
◎オリジナル甘辛味噌だれ
こちらは我が家のオリジナルですが、辛いものがお好きな方はぜひ!
材料をすべて混ぜ合わせるだけで完成です。
・味噌:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・水:大さじ4
・ラー油:数滴(食べるラー油にするとザクザク感もアップします)
生春巻きだけじゃない!ライスペーパーアレンジレシピ
業務スーパーのライスペーパーは容量たっぷりなので、生春巻きだけでは使いきれない場合があります。
そんなときは、生春巻き以外にこんなアレンジレシピはいかがでしょうか?
フライドバナナロール
ライスペーパーはデザートにも早変わり。
油で揚げると外側はサクサク、内側はモチモチとダブルの食感が楽しめます。
今回は、シナモンと砂糖をまぶしたバナナを巻いてみました。
もちろん生春巻きのように、柔らかい皮のままフルーツやホイップなどを巻いてもクレープ感覚でおいしいですよ。
こちらは16cm径のライスペーパーで作りました。
もちもちチーズトッポキ風
おつまみを一品…と思ったら、ライスペーパーで韓国料理のトッポキ風メニューを作ってみませんか?
今回は残りのライスペーパーが少なかったので、1枚を半分に切って使用しましたが特に問題ありませんでした。
ライスペーパーにチーズを巻き込み、くるくると巻いていきます。
ライスペーパー1枚で1つのトッポキを作ると、モチモチ感もかなり贅沢になります。
用意ができたら、あとはフライパン一つで炒めるだけ。
今回は玉ねぎとソーセージを炒め、コチュジャン、水、砂糖を入れて煮込んだところにライスペーパートッポキを投入。
ライスペーパーはすぐに柔らかくなるので、ライスペーパートッポキを入れてからはすぐ火を消して大丈夫です。
お酒が進んでしまう一品の出来上がりです。
こちらも16cm径のライスペーパーで作りました。
まとめ
今回は、業務スーパーのライスペーパーについてご紹介しました。
自宅で簡単にベトナム生春巻きが作れるだけでなく、中の具材や調理方法を変えることで、何通りものメニューが楽しめます。
用途に合わせて、2つのサイズを上手に組み合わせて調理してみてくださいね。
業務スーパーにお立ち寄りの際は、ぜひお手に取ってみてください。
コメント
スーパーや輸入食品店で買うより安いのでよくリピートしています。
キャベツなど生野菜がたっぷり食べられるし、もちもち食感が美味しいです。
生春巻きが大好きなのですがお店で注文すると量が少なく高いので、業務スーパーでライスペーパーを買って家で好きなだけ大量生産して楽しんでます。
好きな野菜やえびやらサーモンやらの具材を好みの量で入れられるし、野菜がたっぷり食べられて大満足です。