夫「お前ひとりじゃ無理」 “同居やめたい妻”をスルー→3週間後「もう無理」態度が一変

       
体験談
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夫「お前ひとりじゃ無理」 “同居やめたい妻”をスルー→3週間後「もう無理」態度が一変 体験談

夫の両親と三世代で暮らして5年。子どもは小3、私は専業主婦。台所、学校、通院、役所、引き落としの変更——家の段取りは私の頭の中に入っていた。

ある晩、「同居をやめたい」と言うと、夫は笑って「お前ひとりじゃ生活できないだろ」。その軽さがひっかかった。誰が何をやっているか、把握していない人の言い方だと思った。

夫「お前ひとりじゃ無理だろ」

きっかけは小さな積み重ね。義母の「味が濃い」、義父の「昼は麺でいい」。言い返すほどではないと黙ってきたけれど、子どもの進学で部屋が必要になるのに、家はそのまま。私の気力も削れていた。

「別居っていっても、あなたと離れるんじゃないよ。ご両親と距離を置くだけ。近くに住めば顔は出せる」

「は? うちにいればいいだろ。お前ひとりで何ができるんだよ」

夫はソファでスマホ。夕飯の支度は、私がやらなければ止まる。夫の中で“生活”は、誰かが勝手に動かす仕組みになっていた。

「しばらく子どもと実家にいるから」

翌朝、子どもに事情を話した。「学校はそのまま。おばあちゃんち(私の実家)から通えるよ。担任の先生にも連絡するからね」。実家は同じ市内で学区も同じ。住民票は動かさない短期の避難だと夫にもメッセージで伝えた。

「しばらく子どもと実家にいる。家事と家計の実務はいったん止める。必要なら話し合いの場を作ろう」

家の合鍵は義母に手渡し、冷蔵庫の在庫メモとごみの日カレンダー、義父の通院控えをテーブルに置いた。私名義の立替(食材・生協)は停止。夫名義の請求書(ガス・電気・駐車場・通信)は一式まとめてダイニングに置き、「名義人が連絡すれば手続きできるよ」と書き置きを添えた。

この3週間、夫は義父母と暮らす。義母は腰を痛めていて長時間、台所に立つのは難しく、義父は免許返納済みで平日昼の通院は私が付き添ってきた。そこを私は外す。必要なら、夫がやり方を覚える番だ。

最初の三日、夫は強がった。「余裕。カレー作った」「洗濯はできた」。一週間で様子が変わる。「ワイシャツ黄ばんだんだけど」「母さんの診察券どこ」「ゴミ、分別がわからん」。

「必要な所に電話して確認して。私がやっていたのは、それ」

二週目には、夫宛ての督促はがきの写真が届いた。ガス代の引き落とし口座が古いままだったらしい。自動車保険(夫名義)の更新案内も来ている。「これ、どうやるんだ」

「名義人のあなたが連絡して。私は今は実務をしていない。話し合いはする。日時を決めて」

メッセージは増えた。「弁当が作れない」「アイロンどこ」「親父の通院、どう段取りしてた?」。緊急だけ要点で返す。「病院に電話して予約を確認して。付き添いが必要なら、あなたの休みで合わせて」

「話したい」連投の末、夫が来た

三週間目の平日昼、夫が会社を休んで私の実家に来た。顔は寝不足。紙袋にシワだらけのワイシャツが突っ込まれている。

「悪かった。無理だった。今のこの状況はもうやめよう。生活費は俺が持つ。手続きとか家事も覚える」

私は条件を出した。

「言葉じゃなく、決め事を紙に書こう。別居先(義父母と離れて住む家)はあなたが探す。ご両親への説明もあなた。電気・ガス・水道・通信・保険など固定費はあなた名義で自動引き落としにする。家事は担当と頻度を決める」

夫はうなずき、ノートに箇条書きした。「賃貸の内見予約」「引っ越し見積もり」「固定費の名義変更・口座設定」「義父の通院は当面俺が付き添う」。その場で不動産会社・電力会社・保険代理店に電話し、本人確認に答える声が少し小さくなった。

「いま代理店さんに『ご本人でないと変更できません』って言われた。今まで、全部任せてたんだな」

夫「近くに住んだほうが互いに楽だ」

翌週末、夫が義父母に「近くに住んだほうが互いに楽だ」と話した。最初は反発されたが、義母の腰と義父の通院の現実を前に、「歩いては来られない距離じゃないし、困ったら呼んで」と折れてくれた。

引っ越し先は元の家から自転車で10分の賃貸。子どもの学区を変えず、必要なときに顔を出せる距離だ。夫は有休を取り、荷造りと解約・開通、住所変更を一つずつ済ませた。私は必要な連絡先だけメモで渡し、手続きには入らなかった。任せると決めたからだ。

新しい「わが家」で決めたこと

入居の日、三人で近所のスーパーに行き、冷蔵庫を満たした。冷蔵庫の横に、家事分担とお金の表を貼った。

・料理=平日3日は夫、2日は私。休日は一緒に作るか外食。
・買い出し=週ごとに交代。
・洗濯・ゴミ出し=夫の担当。
・掃除=週末にエリア分担。

固定費(家賃・光熱・通信・保険)は夫名義の口座から自動で落ちるよう設定し、請求内訳は家計アプリで私も見られるよう共有。食費・日用品は交代の買い出しで負担を分け、突発の支払いはアプリで清算する。

夕飯の後、夫が皿を流しに運んだ。

「ありがとう」

「いや、当たり前だな」

あの「お前ひとりじゃ生活できないだろ」は、もう出てこない。子どもが「今日はパパが洗濯担当だよね」と笑う。私はうなずいた。

さいごに

家のことは、やる人の手の中にしか実感が残りません。いったん離れてみて、お互いの支えに気づくこともありますよね。頼られすぎてつらいときは、距離を作る選択もあり。あなたなら、どこから見直しますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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