コストコの精肉商品で有名なのは「牛タン」です。
今回紹介するのは、牛タンのなかでもタン先の「CA チルドビーフ カワムキタンサキ VAC」です。牛タンパックとは違い、タン先がドーンと6本チルドでまとまって入っているパック商品です。
「安いけど、ちゃんとおいしく食べられるの?」「下処理が大変そう…」と購入を迷っていた方も多いのではないでしょうか。
今回は、下処理での血抜き方法から実際の調理、子どもの反応まで、徹底レポートします!
コストコ「CA チルドビーフ カワムキタンサキ VAC」はどんな商品?

まず気になるのはどんな商品なのか?ということですよね!
コストコで販売されているタン先は、カナダ産の牛タンの先端部分を5~6本をまとめてパックにしたものです。
売り場で確認したところ、5~6本入りのチルドパックになっていました。
価格は100gあたり268円(税込)で牛タンがこの価格!と思うとうれしくてたまりません。
今回購入したものは、1.01kgで税込2,707円でした。

パックを開けると、大きなタン先が5本ドーンと入っています。
血合いが多少ありますが、可食部分は多いのでコスパも抜群だと思います!

1本の大きさを実感してもらうために、味の素の瓶と並べて比べてみました。
1本の長さは10~15センチくらいでした。
厚みもしっかりあるので煮込んだり焼いたりしても小さくなる心配はなさそうです。

賞味期限は購入日含めて8日間ありました。
チルドパックだから賞味期限が長いのもうれしいですよね。
手間だけど下処理が大事!血抜きのやり方は?

タン先を調理する前に、まず欠かせないのが「血抜き」です。
血抜きをしっかりやることで、臭みが抜けてぐっとおいしくなります。「血抜き」という言葉だけ聞くとなんだか少し面倒に思えますが、やり方は意外とシンプルです。
①流水で洗う
まずはパックから取り出して流水でしっかり洗います。
②2~3回水を取り替えながら水に浸す
水でしっかり流したら、次は大きなボウルや鍋にたっぷりの水を張り、タン先を丸ごと浸します。全体が浸るくらい、たっぷりの水を入れるのがポイントです。

1時間ほど経つと、少しずつ水の色が赤に変わっていくので取り出して洗いましょう。
この工程を2~3回、計3時間程度、水が透明になるまで繰り返しましょう。
水が透明になったら取り出してキッチンペーパーで水を拭き取ります。水分をしっかり福取れば血抜きの作業は終了です。
このひと手間がタン先を美味しくするので、欠かさずにやってくださいね!
血抜きが終わったら、血合いの部分を取り除いておくと調理の際に便利です。
煮込んだり焼いたり…おすすめの調理レシピは?
下処理が終わったらタン先を調理していきましょう!
今回は煮込み料理と焼肉で食べてみました。
調理①「タンシチュー」下ゆでがおいしさの決め手
まずは「タンシチュー」です。下ゆでをしっかりするのがポイントです。
①鍋にタン先と水を入れて沸騰直前まで加熱する
茹でこぼしといって、肉の臭みやアク、余分な油を取り除くために行う工程です。そのまま下ゆでから開始するのもOKですが、1回茹でこぼしをするのがおすすめです。
②鍋にタン先葱の青い部分とローリエ、水を入れて加熱
今回は圧力鍋を使用しました。圧がかかってから弱火にして30分~1時間、弱火で加熱がおすすめです。
なお、圧力鍋がない場合は同じように鍋に入れたら1~2時間程度じっくり煮込みましょう。

③野菜を切っておく
下ゆでしている間ににんじん・じゃがいも・玉ねぎを切っておく

④下ゆでが終わったらタン先を鍋からあげてカットする
1口大もしくは、2口くらいで食べられるくらいにカットするのがおすすめです。

⑤市販のルーの説明書通りに調理する
ここからは市販のビーフシチューと同じように調理していきます。
煮込み時間などはパッケージを見てもらえばOKです!

美味しそうなタンシチューが完成しました。
肝心のお味ですが……しっかり煮込んだので柔らかかったです。
肉の旨みがシチューのソースにしみ込んで、お店で食べるような味わい…!

こちらは本当に舌の形をしたタン先です。
一番先の部分なので固いのかと思いましたが、全然そんなことはなくて、他の部分に比べたら少し歯ごたえがある程度でした。
とろけるような柔らかさとまではいきませんが、しっかり柔らかくてこのクオリティでこの価格なら大満足です!
我が家の小学生の子どもたちも「これは結構おいしい!」と大絶賛でパクパク食べていました。たまに見つける舌の形に大はしゃぎしながら楽しそうに食べていました。
実は数年前に精肉店で牛タンを買ってタンシチューを作ったことがあったのですが、そのときのタンシチューは2人前で4~5,000円のお肉で作った記憶があります。なのにお肉は少しだけ…そしてそんなに感動するほどの柔らかさではなかったのです。
そんなこともありましたが、今回のものは主人は「これはうまい!」と大絶賛。
「この価格なら多少固くてもいいし、前食べたのとほとんど変わらないよね」と言っていました。
調理②「焼肉」にしてみたら…正直な感想

続いて焼肉牛タン塩にして食べてみました。
タン先を1センチ程度の厚さに切って、フライパンで焼いてみました。
結果を正直に言うと…かなり歯ごたえがあります。
私自身、「ずいぶん固いタンだな」と思いながら食べました(笑)。
さらに正直なエピソードとして、我が家の小学2年生は「固くて好きじゃない」とひと言。
普段、牛タンが大好きで焼き肉屋でも注文必須、パクパク食べるくらい牛タンが大好きな子ですがこれに関してはパスでした。
牛タン大好きな子どもが、苦手と言うほど歯ごたえが強いことを実感。
大人で歯ごたえのある肉が好きな方には楽しめるかもしれませんが、家族みんなで焼肉として楽しみたいなら、コストコのスライスタイプの牛タンもしくは以前紹介した「チルドビーフ カワムキ タン」がおすすめです。
結論!
タン先は、煮込み料理で食べるのが断然おすすめです!
通常の牛タンパックとの違いは?

以前に紹介した「USA チルド ビーフ カワムキ タン」と、今回の「タン先」は、同じ牛タンの塊でも全くの別物と考えたほうが良さそうです。
一番大きな違いは、やはり「含まれている部位」と「それによる食感の差」にあります。
焼肉屋さんで食べるのは「タン元」や「タン中」
丸ごと一本のパックには、焼肉屋さんで「上タン」として出されるほど柔らかく脂が乗った「タン元」や「タン中」が含まれています。
そのため、厚切りにしてサッと焼くだけで、とろけるような贅沢な焼肉を楽しむことができました。
タン先は筋肉質で硬い
一方で、今回のタン先パックは、文字通り「舌の先」の赤身部分だけを集めた商品です。
タン先は牛が一生懸命動かす場所なので、筋肉質でとても引き締まっています。この部位は脂肪が少ない分、そのまま焼くとどうしても「噛み切れないほど硬い」と感じてしまいがちです。
価格面を見ると、丸ごと一本のパックが100gあたり700円程度(2026年4月現在)するのに対し、このタン先は100gあたり200円台という驚愕の安さです。
「高いけど焼肉で食べるタン」か「激安だけど手間をかけて煮込むタン」かで選ぶのが賢明かと思います。
わが家のように、焼肉で失敗して子どもに「固い」と言われてしまう悲劇を避けるためにもこのタン先を購入する際は最初から「煮込み料理用!」と割り切ってカゴに入れるのが、よさそうです。
食べ切れない分は冷凍保存がおすすめ

タン先は量が多いので、一度に全部使い切れない場合がほとんどだと思います。
そんなときは冷凍保存が便利です。
保存のポイントは、あらかじめ血抜きを済ませてから冷凍することです。
血が残った状態で冷凍すると解凍後に臭みが出やすくなってしまうため、ひと手間かけておくと仕上がりが全然違います。
1つずつラップでぴったりと包んだら、ジッパー付き保存袋に入れてしっかり空気を抜いてから冷凍庫に入れましょう。
まとめ
コストコの「CA チルドビーフ カワムキタンサキ VAC」は煮込み料理にぴったりの商品でした。
血抜きや茹でこぼし、下ゆでといった下処理には確かに時間がかかりますが、工程自体は少ない作業なので案外簡単にできます。
そして100gあたり200円台という破格のお値段設定もうれしいポイントです。
一方で、焼肉として食べるにはかなりの歯ごたえがあるため、小さなお子さんがいるご家庭や、手軽に焼いて食べたいという方は、以前ご紹介した「カワムキ タン」の丸ごと一本パックやスライスタイプを選ぶのが安心です。
特にタンシチューが大好き!タンをたくさん食べたい!という人には最適な商品です。ぜひ、店舗でチェックしてくださいね!



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