コストコの冷蔵コーナーに陳列されている『宗家(チョンカ) 特選キムチ』。
大きな容器にたっぷりキムチが入っていて、キムチ好きにはたまらない一品ですが
・味がわからないから買えない…
・量が多すぎて食べ切れなそう
・スーパーの宗家キムチと何が違う?
・値段や量はお得なの?
等と気になって手を出せないでいる方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではそんなお悩みを払拭すべく、リピート購入している筆者が『宗家 特選キムチ』の特徴や美味しさを存分にお伝えしちゃいます!
コストコで買える『宗家 特選キムチ』とは
- 商品名:『宗家 特選キムチ』
- 価格:980円
- 内容量:1.2kg
- 賞味期限:2024年6月13日(購入日2024年5月25日含め20日)
『宗家 特選キムチ』を販売している会社は、韓国の大手食品メーカー「大象(デサン)株式会社」の日本法人、「大象(デサン)ジャパン株式会社」です。
名前を聞いただけだとピンときませんが、一般的なスーパーでも見かける発酵酢ドリンクの『ホンチョ』や冷凍食品の『キンパ』などを販売しているメーカーなので、パッケージをみると「あ〜」っとなる方も多いのではと思います。
一時は別のキムチに変わったけど復活!
コストコでは長らく美味しくて人気の高い『宗家 特選キムチ』が販売されていたのですが、一時期なぜか別のキムチに変わったんですよね。
そのキムチが本当にあの…美味しくなくて…(どうやらコストコ通の方々の間でも評判が良くなかったそうです。)
しばらくして『宗家 特選キムチ』が戻ってきてくれた時は、夫と一緒に大喜びして即買いしました。
熟成発酵されているから美味しい!
キムチには「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の2種類があり、韓国産の伝統製法によって作られた「発酵キムチ」には「キムチくんマーク」がついています。
キムチくんマークは基準を満たした商品にしかついていないので、このマークがついているということは「本物の韓国産のキムチ」であるという証なんですよ。
「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の違い
「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」2つの違いは、「発酵キムチ」は乳酸発酵を行っているため乳酸菌が多く含まれていることです。
「非発酵キムチ」はキムチ味の調味料に野菜を味付けしたものなので、乳酸菌は含まれていません。
健康を目指して腸活を行いたい!という方は「発酵キムチ」を選ぶのがマスト。
乳酸菌は腸内環境を整え、便秘解消や美肌効果のUP、免疫力を高める効果が期待できます。
発酵・非発酵は味にも大きな違いがあり、発酵キムチはコクと旨みを感じ、時間が経つにつれて発酵が進むため味の変化を楽しむことができます。
一方非発酵キムチは浅漬けのジャンルなのであっさりとした味わいです。
発酵キムチ特有の酸味が苦手という方は、非発酵キムチを選ぶと良いでしょう。
『宗家 特選キムチ』はキムチくんマークがついているので勿論「発酵キムチ」
本場韓国の味が日本でも楽しめちゃうんです。
本場韓国な原材料を使用
原材料には、はくさい・玉ねぎ・ねぎ・オキアミの塩辛・カンダリの塩辛・サッパの塩辛などが使われています。
オキアミはわかるけど、カンダリ?サッパ?聞き慣れない塩辛が使用されています。
調べてみると、カンダリとは小さな魚のことで、韓国では塩漬けにして食べるようです。小さいけれど、味はとっても美味しいそうです。
もう一つ、サッパとは別名「ままかり」という魚のこと。
こちらも魚だったんですね。
サッパの別名「ままかり」は漢字だと「飯借り」と書くそうで、「飯が足らなくなるほど美味しい」という意味なんだとか。
サッパという名前の由来は諸説あって、見た目が似ているコノシロ(コハダの成魚)と比べて味がサッパリしているから・笹の葉に似ているから、などと言われています。
キムチに旨みの強いカンダリとサッパの塩辛を入れることで、奥深い旨みを生み出しているんですね〜。
本場の複雑な旨味で箸が止まらない!
食べてみると、本当に複雑な旨みを感じる美味しいキムチ。
しっかりと辛いですが、食べやすいサイズにカットされた白菜のみずみずしさと、うま味調味料たちの奥底にある甘味も感じます。
冗談抜きで、お箸が止まらないっ!
初めて買った時は1.2キロも入っているので、好みの味じゃなかったらどうしようと思っていたんですが、一口食べてそんな心配は吹っ飛びました。
これは胸を張っておすすめできる美味しいキムチです!
焼肉屋さんで必ずキムチを頼むという方なら絶対好き!
残り賞味期限によって味が変わる
前述もしましたが、『宗家 特選キムチ』は発酵キムチなので、時間が経つと発酵が進み酸味が増して味わいが変化していきます。
パッケージの裏面にも記載されていますが賞味期限より
- 40日前頃:旨み100%で味わえるので、そのまま食べるのがおすすめ
- 20日前頃:深いコクが生まれるので、炒め物にするのがおすすめ。
- 10日前頃:熟成した酸味が楽しめるので、調味料として使うことで料理にコクと旨みをプラス
食べるタイミングによって酸味や旨みの違いが楽しめるなんて、なんだかお得な感じがしませんか?
賞味期限
購入日が2024年5月25日、賞味期限が2024年6月13日なので、賞味期限は購入日含め20日でした。
コストコの『宗家 特選キムチ』は賞味期限が早いものが多い印象です。
買う時にはすでに賞味期限が20日を切っていることが多いので、酸味が強いキムチが苦手という方は購入日と賞味期限をチェックすると良いですよ。
一般スーパーの宗家キムチと比べて何が違う?
わざわざコストコで買わなくても、一般的なスーパーでも「宗家キムチ」を見たことがあるけど何が違うの?と気になりませんでしたか?
一般的なスーパーに売っている『宗家キムチ』
こちらが一般的なスーパーに売っている『宗家キムチ』です
一般的なスーパーに売っている『宗家キムチ』
- 価格:430円
- 内容量:320g
- 100gあたりの価格:約134円
- 賞味期限:購入日含め36日
- 原材料:はくさい、だいこん、漬け原材料〔米粉、食塩、とうがらし、果糖、にんにく、にら、かつおぶしエキス、いわしの塩辛、昆布エキス、ねぎ、おきあみの塩辛〕/調味料(アミノ酸等)、甘味料(ソルビトール)
一般的なスーパーに売っている『宗家キムチ』もコストコと同じように「キムチくんマーク」がついているので、韓国産の発酵キムチです。
一般的なスーパーには『宗家キムチ』の隣に『宗家発酵キムチ』という商品も置いてあることがあります。
こちらの商品には名前に「発酵」とついているのにキムチくんマークが無いんです!
どう言うこと!?と思って調べたところ、『宗家発酵キムチ』は日本国内製造キムチであることがわかりました。
つまり、キムチくんマークは「韓国産の発酵キムチ」についているマークなので、日本国内産の『宗家発酵キムチ』は発酵キムチであってもキムチくんマークはついていない、という訳なのです。
発酵キムチを選びたい場合、キムチくんマークは「韓国産の発酵キムチ」である指標となります。
キムチくんマークがついていない日本国内産の発酵キムチは、「熟成発酵」や「乳酸菌発酵」という表示がついているものが発酵キムチなんですよ。
コストコの『宗家 特選キムチ』
宗家キムチは一般的なスーパーにも取り扱いがありますが、コストコのものには商品名に『特選』とあり、スーパーのものには書いてありません。
コストコのものはパッケージにも記載がある通り、コストコオリジナルの宗家キムチなんです。
- 価格:980円
- 内容量:1.2kg
- 100gあたりの価格:約82円
- 賞味期限:購入日含め20日
- 原材料:はくさい、漬け原材料(果糖ぶどう糖液糖、だいこん、赤唐辛子粉、米粉、玉ねぎ、食塩、にんにく、イカナゴエキス、ニラ、いわしエキス、ねぎ、昆布抽出液、かつおぶしエキス、おきあみの塩辛、醸造酢、カンダリの塩辛、サッパの塩辛、しょうが)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、pH調整剤、甘味料(ソルビトール)
コストコと一般的なスーパーの「宗家キムチ」比較結果
まずコストコと一般的なスーパーの値段からみてみましょう。
- スーパー 100gあたりの価格:約134円
- コストコ 100gあたりの価格:約82円
差は約52円と結構違うことがわかりますよね。
圧倒的に『宗家 特選キムチ』の方が安いです。
さすがコストコオリジナル!という感じ。
次に原材料です。
一般的なスーパーの方には「イカナゴエキス、カンダリの塩辛、サッパの塩辛」等が含まれておらず原材料の違いが確認できましたが、筆者としては大きな違いはわからず…。
大きな味の違いはわからなかったのですが、スーパーの『宗家 キムチ』の方が賞味期限が長かったので酸味が全くなく、辛味もマイルドに感じました。
といってもコストコ『宗家 特選キムチ』の方がめちゃくちゃ辛い!というわけではなく、比べてみるとコストコの方が辛いかも?くらいの違い。
味には大きな違いは感じられなかったものの、圧倒的にコストコ『宗家 特選キムチ』の方が値段も安く大容量なので、キムチ好きには絶対コストコ『宗家 特選キムチ』の方がおすすめです。
キムチは好きだけどそんなに沢山いらないよ!という方には、スーパーの『宗家キムチ』シリーズを選ぶと良いでしょう。
コストコの方が圧倒的に値段が安くておすすめ
宗家 特選キムチの保存方法
キムチを冷蔵保存する場合ニオイが気になるという方は、キムチの容器ごとジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。
と言っても筆者は一度もジップロックに入れたことはないですが、冷蔵庫の中がキムチ臭くなったことはありません。
コストコの『宗家 特選キムチ』は1.2kgも入っていますから、賞味期限内に食べ切る自信がない…という方もいるのでは?
キムチは冷凍保存も可能
安心してください、なんとキムチは冷凍保存も可能です。
しかし全てのキムチというわけでなく、だいこんやきゅうりなどが入ったものは冷凍すると水分が抜けて味も食感も悪くなってしまいますので避けましょう。
『宗家 特選キムチ』にはだいこんが入っていますが、漬け原材料としての使用なので具として存在感のある大根は入っていませんよ。
冷凍する際は食べる分だけラップなどに小分けして、しっかり空気を抜いて包みます。
包んだものは食品用保存袋に入れて、ここでもしっかり空気を抜いて冷凍庫に入れます。
冷凍したものは自然解凍するか、お急ぎの場合は流水で解凍してください。
一度解凍したものは再冷凍はできないので注意!
冷凍すると白菜の繊維が壊れ食感が変わってしまう場合がありますのが、炒め物やスープに使うと美味しく食べることができますよ♩
1.2kgもあるので冷凍保存できるのは嬉しいですよね。
でも本当に美味しいので、我が家では夫と二人ですぐ食べ切ってしまうんですけどね。笑
宗家 特選キムチを使ったおすすめのアレンジレシピ
この項目では、コストコの宗家 特選キムチを使用した我が家おすすめのアレンジレシピをご紹介します。
豚キムチ
材料
- 『宗家 特選キムチ』 好きなだけ
- 豚バラ肉 300g
- 塩胡椒 適量
キムチアレンジの定番の豚キムチ
豚バラ肉を分量外のごま油で炒め、色が変わったら塩胡椒をしてキムチを投入。
キムチが温まるくらいでさっと炒めて完成!
キムチの汁気を飛ばしたい方は豚バラ肉を炒めて別皿に移してから、キムチを炒めましょう!
『宗家 特選キムチ』は旨みが強いので、プラスするのは塩胡椒のみのシンプルな豚キムチです♩
キムチを炒めると乳酸菌は死んでしまいますが、死んだ乳酸菌も腸内で有用菌のエサになるのでご安心ください!
キムチチゲスープ
材料
- 先ほどの豚キムチ 適量
- 水 200ml
- 中華スープの素 小さじ2
- 豆腐 1丁(150gのもの使用)
先ほどの豚キムチを使ってもう一品。
豆腐を切って水から茹でて、沸騰したら豚キムチと中華スープの素を入れて一煮立ちさせて完成♩
豆腐は絹でも木綿でもお好きな方で大丈夫。
水から茹でると崩れにくくなります。
ヘルシーなので、夜食にもおすすめです♩
春雨を入れても美味しいですよ。
まとめ
コストコの『宗家 特選キムチ』はいかがだったでしょうか?
コストコオリジナルのキムチで乳酸菌とうま味調味料がたくさん入った本物の韓国キムチであることがわかりました!
1.2kgも入っているので、我慢せずにいっぱい食べられる!キムチ好きにはたまらない一品です。
キムチに含まれる乳酸菌には健康や美容に嬉しい効果がたくさんありますので、腸活やダイエット中の方にもおすすめのアイテムです。
まだ食べたことがないという方は、この記事を参考にぜひ購入してみてください♩
ここまで読んでくださってありがとうございました!
コメント
コストコのキムチはコスパが良くて美味しいからです。
大量だけど、アレンジしやすいです。
キムチ臭がするから、我が家は冷凍保存。
酸味がキツくなると炒めて酸味を飛ばしてます。いつもの炒めものにも、いつものスープにも加えるだけで韓国料理に。
私は料理に使うときにはごま油も増します。
量が多いので最後の方はお好み焼きの生地に刻んで混ぜ込んで焼いています。ピリッとするけどそんなに辛くなくておいしいですよ。たこ焼きでもOK。
納豆キムチが体にいいと聞いたので時々一緒に食べています。韓国式で焼き芋にキムチもなかなかおいしいです。
キムチ大好きな我が家にとってこのサイズはありがたいです。
味もしっかりコクがありご飯によく合います。
2人暮らしには量が多いので買ってから数日はそのまま副菜として食べて、消費期限がち付いてくると酸味が出てくるので、卵と合わせてスープにします。ピリッとするけどそんなに辛くなくておいしいです。
この量とこのお値段なのでコスパが大変良い。アレンジもしやすくてすぐに食べきることが出来ました。
買ったその日は酸味も少なくそのままでも食べやすく、日が経つにつれて酸味が増すのでチャーハンなどにおすすめです。