株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「夏バテ」に関するアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査機関:自社調査
調査人数:男女200人
対象者 :夏バテ経験がある人
調査性別:男性79人、女性121人
調査年代:20代:29人、30代:73人、40代:58人、50代以上:40人
調査時期:2024年7月
*本アンケート結果を引用する場合は当ページのURLへリンクしてください。
夏バテで感じる症状は?(複数回答)
夏バテで感じる症状の問いに対して最も多かったのが「だるさ・疲労感(88.5%)」でした。 次いで「食欲不振(54%)」「睡眠不足(30%)」という結果でした。食事をあまり食べたくならず、体がだるい感じがするというのが夏バテの特徴的な症状ですね。実際にそのような症状を感じた方が多数いました。
夏バテを感じやすい時間帯は?
夏バテを感じやすい時間帯に関しては1位「朝・起床時(28.5%)」、2位「1日中(25.5%)」でした。朝起きてから夏バテの症状を感じるという方が多くいる結果になりましたが、1日中夏バテの症状を感じるという方が1/4近くいらっしゃいました。
夏バテ対策で最も効果的だと思うのは?
夏バテ対策で最も効果的だと思うことを尋ねたところ、1位は「十分な睡眠(33.5%)」、2位「水分補給(20.5%)」となりました。十分な睡眠を摂ることは夏バテ以外の病気にも有効な対策ですので、特に暑い日は部屋をしっかり冷やして寝苦しくないようにしたいですね。
上記を選んだ理由は?
1位:十分な睡眠
十分な睡眠が取れないと体調に影響が出やすいからです。(30代男性)
睡眠はやはり大事だと思っており、十分な睡眠は疲労回復や体調を整えてくれると思うからです。(40代女性)
しっかり眠れた時は症状が軽減するから。クーラーと扇風機をつけて部屋を真っ暗にする。(30代女性)
なるだけ12時前には就寝するようにしています。(50代~女性)
睡眠不足だと昼間常に体がだるい。(40代男性)
睡眠不足で実際に体のだるさを感じた、睡眠をしっかり取ると症状が軽減したという方がいらっしゃいました。
2位:水分補給
汗をかいたらこまめに水分をとって体内が乾燥しないようにしている(30代女性)
水分をとらないと、動くのも大変だから(20代女性)
汗を大量にかいた後はポカリスエットなどを飲んで対策しています。暑い日は、のどが乾かないように30分おきにお茶や水を飲んでいます。(40代女性)
飲みたくないと思っても水は2リットル飲むようにしています(50代~男性)
水筒を持ち歩き、積極的に水分補給するようにしている(20代女性)
ただのお水だけではなく、スポーツドリンク等を補給するのは夏バテだけではなく熱中症対策になりますね。1日で飲む量や回数について気をつけている方が多かったです。
3位:冷房の適切な使用
夜間の熱中症対策として、冷房をつけたまま就寝しています。日中は暑さを感じたら我慢せず冷房を入れます。(30代女性)
冷房の使用を控えていた6月に軽い熱中症になってしまったから。いつもの片頭痛かと思ったら熱中症をおこしかけていました。冷房は大切です。(50代~女性)
寒すぎず暑すぎず、扇風機や冷房道具を使って調整(30代女性)
なるべく温度設定を高めにして、冷えすぎないようにしている。(50代~女性)
電気代が気になってエアコンの使用を我慢してしまうと、たいていは室温の高さと湿度の高さに参ってしまい頭痛薬のお世話になることになります。日常生活に支障をきたさないように換気をしたりエアコンを使ったりと外気温との調整をするようにしています。(50代≠女性)
日中だけではなく夜間も冷房を点けているという方や、あまり部屋を冷やし過ぎないように気をつけているという意見がありました。
4位:栄養バランスの良い食事
夏は食欲が落ちて、あっさりしたソーメンや冷や奴くらいしか食べれなくなるけど、無理してでも栄養があるものを食べると疲労回復につながります。(50代~女性)
水分補給も大事だが、しっかり食事をとらないとどんどん弱って食欲不振になっていくから。夏は料理に酢や塩分を意識して取り入れるのと、「まごわやさしい」の栄養バランスを意識している。(20代女性)
体調を崩しやすいのは、食生活が乱れている時だから(30代女性)
暑さで食欲がないときでも栄養を摂ることを意識しているという意見がありました。基礎的な体づくりが重要なのですね。
5位:分からない
わからない。夏の暑さが原因のため、涼しくならないと夏バテは解消しないと思う。(50代~男性)
自然と改善された(20代女性)
クーラーの効いた部屋にいないと暑いし、でも冷えるし。どうしたら良いか分かりません。クーラーを使わなくて良い気温になるのを待っています。(40代女性)
6位:適度な運動
ジョギングで体力をつけると夏バテしづらく感じる(30代男性)
毎年夏バテになりやすいので、夏前からウォーキングをしたり、フィットネスをしたりしている。適度な運動をすると眠りにつきやすく、身体も軽くなった気がする。(30代女性)
ヨガをすると代謝が上がり自律神経のバランスも整う(40代女性)
7位:冷たい物を控える
水分を取る時にあまり冷たすぎるものを摂取すると、お腹が冷えて体に悪く夏バテにつながってしまうから(30代女性)
体を冷やさないようにするため、家庭のお茶は夏も常温で飲むようにしている。(30代女性)
その他
夏バテをすると、どうしても食欲不振になるので、温かいお粥や蕎麦など、食べやすく消化のよいものを選ぶ。(50代~男性)
調査結果まとめ
男女200人に「夏バテ」に関するアンケート調査を行った所、
夏バテで感じる症状では「だるさ・疲労感」と答える方が1番多かったです。9割近い人が感じたことがあるようです。
夏バテを感じやすい時間帯に関しては、「朝・起床時」が1位でした。約1/3の回答数になりました。夜間に水分を取れないことも影響しているのかもしれませんね。
夏バテ対策で最も効果的だと思うことでは「十分な睡眠」が最多でした。しっかりと睡眠を取って体のコンディションを整えることが有効そうですね。
みなさんは夏バテを経験したことはありますか?
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