夏は楽しいイベントがたくさんある一方で、肌にとっては過酷な季節。
強い日差しと高温多湿の環境は、肌に大きな負担がかかります。夏でも健やかな肌を保てるよう、コスメコンシェルジュの資格を保有するシーオーメディカル広報・木村万里恵さんに、夏のスキンケア方法を聞いてみました!
・夏の暑さは肌にはストレス
・夏のスキンケアのポイント
・夏の効果的なスキンケア方法
・専門家が実践するスキンケア方法
などご紹介します
夏の暑さと紫外線で、肌はストレスだらけ
夏になると、肌は様々な外的ストレスにさらされます。
例えば、強い紫外線は「肌のシミ」「くすみ・たるみ」の原因となります。
さらに、暑さで汗や皮脂の分泌が増えることで、「毛穴の詰まり」や「ニキビ」の発生リスクも高まります。
涼しい環境でも、エアコンがよく効いた室内と蒸し暑い屋外との温度差によって、「肌の乾燥」を引き起こすこともあります。
肌トラブルになりやすい夏の環境に合わせたスキンケアに変えて、肌の治安維持に努めましょう!
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夏のスキンケアは、以下のポイントを意識してみましょう。
軽いテクスチャーの製品に切り替える
軽いテクスチャーの化粧水や乳液(さっぱりタイプ等)を選ぶことで、肌がより快適に感じられやすいです。
肌を落ち着かせる効果のある成分を取り入れる
アロエベラ・ハマメリスなど、肌を鎮静する効果が期待される成分入りのスキンケアアイテムを使ってみるのもおすすめです。
外出時間に合わせた紫外線対策を強化する
室内で過ごすことが多い日はSPF15~30・PA+〜++程度、外で過ごすことが多い日は、SPF40〜50・PA+++〜++++など数値が高いものを選ぶようにするのがおすすめです。
SPFやPAの数値が高いものを毎日つける必要はなく、数値が高いものほど日焼け止め成分が多く配合されているので、肌への残留を防ぐためにしっかり洗い落とす必要があります。
SPF・PAの数値の違う日焼け止めを2つ以上持っておき、その日の過ごし方に合わせて選ぶのが大切です。
夏におすすめの効果的なスキンケア方法
夏のスキンケアの基本は、「清潔に保つ」「保湿する」「守る」の3つです。
自分の肌質や生活環境にあわせて適切な頻度で洗顔を行い、肌のバランスを保つよう心がけましょう。(洗いすぎは肌を乾燥させる原因になるため、ベタつきが気にならないなら1回におさめましょう)次に、化粧水や美容液でしっかりと水分補給を行います。
複数の美容液を使う際は、水っぽいもの、油分が多いものの順につけましょう。
最後に、軽めの乳液やジェルタイプの保湿剤で水分を閉じ込めます。そして忘れてはいけないのが、日中の日焼け止めの使用です。
1.「清潔に保つ」ポイント
朝の洗顔は、夜の間に分泌された皮脂や汗を取り除き、一日のスキンケアの土台を作る大切なステップです。
夏の朝洗顔では、以下のポイントに注意しましょう。
水の温度はぬるま湯の37〜38度(少し冷たい・ぬるいと思う程度)がおすすめです。
熱めのお湯で肌を刺激し、必要な油分まで奪ってしまう可能性があるのを防ぐためです。
次に、泡立てた洗顔料を使用しましょう。
泡で優しく包み込むように洗うことで、摩擦による肌への負担を減らせます。
おすすめアイテムは、「ninalクレンジングバーム」(3,278 円(税込))。
チューブタイプで衛生的かつ簡単に出せるので、朝は少なめに出して、気になる小鼻に使用しています。
夜は洗顔とクレンジングを兼ねて1回全て済むのが嬉しいポイント!
2.「保湿する」ポイント
洗顔後は、化粧水・乳液で保湿することが大切です。
夏は特に、さっぱりとした使用感の化粧水が使いやすいでしょう。
肌のテカリ、ベタつき、毛穴の開きが気になる方が収れん化粧水を使ってみるのがおすすめです。
収れん化粧水にエタノールが含まれることが多く、個人差がありますが肌への刺激が感じる方もいるので、敏感肌の方はまずはアルコールフリーのものから試してみるのがおすすめです。
おすすめアイテムは「CO 薬用スキンクリアローション」(5,203 円(税込))。
有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムや、強いバリア作用のある金が微粒子状に溶けた金コロイドが配合されており、大人ニキビの予防として使っています。
ピンク色は着色剤ではなく、金コロイドが贅沢に配合されている証!
3.「守る」ポイント
日焼け止めは、塗る部位に合わせて適量をムラなく塗るのが重要です。
顔は、液状の日焼け止めなら1円玉2枚分、クリームタイプはパール2粒分(1粒の大きさは、1円玉より小さい・黒目の大きさくらい)、片腕は真ん中に直線を描くくらいの量、片足は片腕の2倍の量をつけるようにしましょう。
おすすめアイテムは、日焼け止めクリーム 兼 化粧下地「ninalUVモイスチャークリームn」(3,850円(税込))。
SPF48+++の高い紫外線カット効果を持ちながら、保湿成分も配合されています。
これ1つで日焼け止め・化粧下地の役割を果たすので、朝の準備時間を大幅に短縮できます。
木村さん実践!夏の朝夜スキンケア方法&美容医療メニュー
1年くらい続けていますが、寝不足・食べ過ぎなど思い当たる原因が前日にない限り、ほぼ肌トラブルなく過ごせています。
以下のルーティンに加え、「たっぷりつけない(適量を守る)」「水っぽいもの→油分があるものの順につける」「スキンケア・化粧直しの際に、油分が多くテカテカしていたらティッシュで軽く抑える」ようにすることも実践しています。
(左から順に、ninalクレンジングバーム、CO薬用スキンクリアローション、IHADA薬用しっとり乳液、アンレーベルラボ Vエッセンスプレミアム、旭研業務用ハイドロキノン5%溶液、ninalUVモイスチャークリームn)
保湿重視!朝のルーティン
① ぬるま湯で優しく洗顔
② さっぱりタイプの化粧水で保湿
③ 美容液(ビタミンC、ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿効果重視)
④ 軽めの乳液や保湿クリーム
⑤ 日焼け止め(外出時間に応じてSPF/PAを選ぶ)
シミ・しわ対策重視!夜のルーティン
① クレンジング
② さっぱりタイプの化粧水で保湿
③ 美容液(レチノール、ヒト幹細胞、ハイドロキノンなど保湿orシミ対策重視)
④ 夜用クリーム(トラネキサム酸など美白効果のあるもの)
月1回の美容医療メニュー「フォトフェイシャルM 22ステラ」
気になっている赤ら顔・肌のくすみについて医師と相談し、フォトフェイシャルの施術を受けています。
ダウンタイムは、個人差がありますが、1週間ほどで軽い皮剥けがある程度なので、予定にあわせやすいのが個人的に嬉しいポイントです。
クリニックによって異なりますが、レチノールやハイドロキノンを使用している場合、施術まで時間を空ける必要があるので、クリニックや医師に確認するようにしましょう。
まとめ
肌にとっては過酷な夏のシキンケアで大切なのは、紫外線対策と保湿を怠らないこと。
この二つを意識しながら、コスメコンシェルジュの木村さんが提案する夏におすすめのスキンケアルーティンを参考に、ご自身の肌状態にあったケア方法を見つけていきましょう!
コメント
M22などの美容皮膚科も効果あることに驚きました。
夏はべたべたすることが多いので、いっつも保湿めんどくさくなっちゃうんですけど、やっぱり適度な保湿は大事ですね!