取扱い商品数の多い業務スーパーは、”なんでも売っている”イメージがありますが、体にいい商品として有名な「生えごま油」も売っているのを知っていましたか?
えごま油やあまに油などの健康オイルがとても流行って、健康意識の高い方などにも人気のある「えごま油」ですが、実際にはどう体にいいのか?えごま油ってなに?と、よくわかっていない方も多いのかもしれません。(私もそうです)
えごま油の効果は?オメガ3系α-リノレン酸が豊富
えごま油は、シソ科の「荏胡麻(えごま)」の種子から作られた油です。
えごまの葉は香草として食べられ、種子は油をとるのに使われています。
えごまの葉は、もしかしたら韓国料理屋さんで食べたことがある方も多いのではないでしょうか?
商品ラベルにも「α-リノレン酸含有(α-リノレン酸は、n-3脂肪酸の一部です)」と書かれているように、えごま油にはオメガ3(n-3)系脂肪酸であるα-リノレン酸が多く含まれています。
オメガ3は人間の体内で作られないため、食物で摂取する必要がある必須脂肪酸です。
とても体に良さそうなイメージがありますが、α-リノレン酸の具体的な効能としては、体内で代謝された後に血中の中性脂肪を低下させ、動脈硬化を予防する働きがあるそうです!
ただしα-リノレン酸は熱に弱く、酸化しやすいので加熱せずに効果的に摂取するには生のまま食べるのが好ましいです。
これは凄いですね!是非試してみたくなります。
毎日小さじ一杯程度で一日に必要な栄養素が摂取できる・・・との事なので、これなら無理なく続けられそうです。
業務スーパー「生えごま油」
引用:業務スーパーのHPより
低温圧搾一番搾りの生えごま油です。
シソ科の植物、えごまの種から抽出した油で、鮮度にもこだわり仕上げています。
スープや炒め物、サラダ、和え物などさまざまな料理にお使いいただけます。
一般的にどのようにして、生えごま油を食卓でどのように使うかを調べてみたところ
食べる前の味噌汁に加えたり、納豆、冷ややっこ、アイスクリーム、サラダなど
いつものお料理にサッとかけて食べるという使い方が多い印象でした。
食卓テーブルに置いて、食べる前にかけて食べる・・・とても簡単なので、これなら無理なく続けられそうですね!
価格は一般のえごま油に比べると安い!
価格は、2023年7月購入で、税込678円でした。
容量は180㎖入っています。(10㎖あたり約38円)
一般的には、同じ容量のものが1,000円以上はするので、やはり業務スーパーの商品はコスパが高いです!
食卓テーブルで使うようなお醤油やドレッシング類とほぼ同じくらいのサイズ感なので、とても使いやすいと思います。
まずはどんな風味か試してみたい場合などにもチャレンジしやすい量だと思います。
生えごま油はとても綺麗な金色で、ピカピカ輝いていて透明感がすごいです。
裏面を見ると、原産国は「韓国」と書かれていました。
韓国からの輸入品です。
表のラベルにも韓国語がかかれていたのはそのせいですね。
えごま油は日本ではあまり馴染みがないですが、韓国ではえごまの葉もお料理に使われる頻度が高く、一般家庭でもよく使われているそうです。
2023年7月購入で、2023年11月7日まででした。
一般的な油と比較すると賞味期限は短いと思いますが、生の油なので仕方がないかと思います。
生えごま油の香りは魚臭い?
蓋を開封していきたいと思います。
表面に透明フィルムがついているので、まずはそちらを剥がしてから
上蓋を開けると、注ぎ口が密封されているので引っ張って開けていきます。
蓋を開けて、鼻を近づけるとなんともいえない独特の香りがしました。
これが生えごま油の香りなんですね!
クセの強いオリーブオイルのような、ほんのりと草のような香りがしました。
口に入れると臭い以上に独特な香り
この商品の口コミをSNSでみると
’’香りが気になる” ”魚のようなにおいがする” と、香りに対してマイナスな口コミが多かったので、
ちょっと味見するのにも不安がありましたが・・・
まずは、素材の味を知るためにもそのままをスプーンでパクリ
なるほど~~
口に入れると嗅いだ時以上に独特な香りがします。
魚というよりも草のような薬草のような香りのイメージが強かったです。
ただ、わたしは普段からハーブ系の飲み物を飲んだり、オーガニックの香料などが入っていない化粧品を使っているせいか、薬草に近い香りのイメージのある生えごま油の香りはあまり気にならなかったです。
ただ、夫と子供たちに試してもらったところ
口を揃えて「臭い!」「生臭い!」「無理!」という反応でしたので、こればかりは個人差が大きく関係しそうです。
味は無味で、サラッとしたなめらかな優しい油の味でした。
オリーブオイルなどに近い感じがします。
生えごま油の臭いを気にせず食べる使い方は?
生えごま油で健康になれるのなら、この独特な臭いも気にしない?!
それはなかなか難しいと思うので、家族みんなで食べる場合には、この気になる香りを軽減させる方法を考えないといけないかもしれません。
生えごま油を、美味しく食べることができるような食べ方の工夫が必要になりそうです。
お豆腐と一緒に
生えごま油は火を通さずにそのまま食べるのがベストです。
α-リノレン酸が光や熱に弱い性質があるようなので、加熱はせずに「生」のままとり入れるのがおススメとのこと。
お豆腐と一緒に食べてみました。
わたしはえごま油だけで食べましたが、生えごま油は味がほぼ無いので、お醤油やお塩などと一緒に食べるといいと思います。
えごま油をかけると、口当たりがとっても滑らかでつるんと食べることが出来ました。
こうして、毎日の食卓に並ぶお料理にかけて食べるだけ!
面倒な手間もありません。
これで健康になれるのなら、とても手軽で簡単なことなので、是非やっていきたいと思います。
ちなみに私以外の家族は、豆腐に生えごま油をかけて食べるのは、臭いが駄目で食べることが出来ませんでした。
納豆と味噌汁にかけたら・・・?
この独特な香りが気にならないようにするにはどうしたらいいか?
説明書きにもあるように、納豆や味噌汁などの味があるものにかけてみると食べやすくなるのかも知れませんね。
早速試してみたいと思います。
納豆にネギとタレを入れて(我が家はポン酢を使います)
軽く混ぜて、そこへ生えごま油を少し垂らしました。
納豆は、やはりほのかに生えごま油の風味を感じるので、もし気になる方はタレや醤油などで調整したりするといいと思います。
味のしっかりあるキムチなどを納豆に加えると食べやすくなりそうです。
味噌汁はお椀によそって、食べる直前に生えごま油を少し垂らしていきます。
味噌汁は、油が表面に膜を張るので、その部分を口に含むとやはり独特な風味が広がりますが、お味噌の香りと重なりだいぶ軽減されていると思います。
家族には黙って出してみましたが、味噌汁はバレてしまい顔をしかめる場面もありましたが、
納豆はポン酢を多めに使ったこともあり、気にならずに最後まで食べていました。
味噌汁にする場合は、どうしても油の膜が張ってしまうので、その塊を飲んでしまうと苦手な方は気になると思います。
わたしはどちらも美味しく食べることが出来ました。
えごまドレッシング
せっかく健康にいいものなら家族にも美味しく食べてほしいので、懲りずにアレンジしてみたいと思います。
生えごま油を使ってドレッシングを作ってみたいと思います。
生えごま油の臭いが気になって無理・・・という場合には、少し濃いめの味付けのドレッシングにするといいかもしれません。
【材料】
- 生えごま油 大さじ1
- ポン酢 大さじ1(気になる場合はもう少し足しても)
- すりごま 適量
- 梅肉 適量
- 塩コショウ 適量
他にもお好みで、梅肉の代わりにニンニクやレモン汁を加えてもいいですね。
今回作ったドレッシングをカットしたきゅうりに和えてみました。
梅肉の酸味とポン酢を使うことで、生えごま油の香りが気にならなくなりました。
梅肉でオイリーなドレッシングもサッパリと美味しくいただけます。
何も言わずに食卓に出しましたが、家族もしっかり全部食べていたので、独特な香りなどは気にならなかったと思います。
これは大成功でした◎
もっと簡単に市販のサラダドレッシングに生えごま油を少し加えて、しっかり混ぜてから使用するのもいいと思います。
いつものドレッシングに少し足す食べ方が簡単で使いやすいかもしれません。
まとめ
韓国直輸入の業務スーパーの生えごま油は、臭いのクセが強いため好みが別れる商品となっていますが、コスパはとてもいいので普段からえごま油を使っている方や健康油に興味があるかたは一度試してみるのもいいかもしれません。
香りが気になる方は、味付けが濃いめのお料理に追加してみたり、ドレッシングなどに加えるなど食べ方を工夫することで美味しく食べることが出来ると思います。
生えごま油を試しているときに、妹がちょうど遊びに来たので試してもらったところ「臭いはあるけど全然平気!」と私と同じ感想でした。
妹もオーガニックや無添加の食品や化粧品をよく使う方なので、そういったタイプの人にはこの’草のような香り’は受け入れられやすいのかもしれません。
毎日の食卓の中で取り入れやすい健康油
せっかくなので、私自身は毎日スプーン一杯ずつ摂取していき、そして家族の健康も考えてコッソリと使い続けて行きたいと思います。
コメント
健康的だし安いので試しやすいです