みなさん、電気代の請求書をみて震え上がった方も多いのではないでしょうか。
相次ぐ電気代の値上げ。2021年2月と比べるとおよそ25%も値上げしていると言われています(2023年2月現在)。またいくつかの電力会社は、4月にさらなる値上げを表明しています。これ以上高くなるなんて、、、家計は大打撃を受けてしまいます。
また、寒波の影響もあり、電気の使用量が増えて余計に高額だったご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は!今すぐできる、少しでも電気代を節約できる方法をご紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
少しでも電気代を節約できる節約方法
「冷蔵庫」で電気代節約
- 庫内を整理してスペースを空ける
- 冬は設定温度をひとつ弱める
- 製氷機能を止める
- 開閉は素早く
「冷蔵庫」はパンパンにものが入っていると、冷気の循環が悪くなるのでそれだけで電気代がかかるようになってしまいます。逆に「冷凍庫」はパンパンに入っている方が冷えやすいので電気代が抑えられると言われています。
冬は寒いし氷は使わない。というご家庭は、製氷機能を停止してしまいましょう。
冬は設定温度が低くても冷えにくいということはあまりないので、設定温度を弱にする方が節電につながります。
そして、家族みんなで意識して、開閉は素早く!あったものはあった場所へ戻すようにして、物を探す無駄な時間をなくしましょう。冷蔵庫を空ける時間はなるべく短く、冷気を少しでも逃がさないよう工夫していくと良さそうですね。
「エアコン」で電気代節約
- 設定温度を20℃にする
- フィルター掃除をする
- 室外機の掃除をする
- 運転は自動設定にする
- 風向きは下に向ける
- オンオフを上手に使う
- 家族みんなで同じ部屋に集まって過ごす
設定温度を1度弱めるだけでも約10%の節電になるとされています。そのため、環境省が目安としている20℃にすることでかなりの節約が見込まれます。
風量は『弱』にすると節電できそうな感じがしますが、実は『自動』にするのが1番の節電につながるそうです!
さらに、暖かい空気は上へいってしまうので、風向きは下に向けるようにして、さらにサーキュレーターなどを活用して空気を循環させるようにすると、より部屋が暖まりやすくなって快適な温度を保つことができます。
フィルター掃除をサボってしまうと暖房効率が下がり、5〜10%も電力が無駄になると言われているので、こまめに掃除するようにして、少しでも電力を使わないようにしたいところですね。また、室外機の吸込口や吹込口が塞がれている場合も、暖房効率が下がってしまいます。ごみや枯葉などが詰まってしまっていないか定期的にチェックすると良いでしょう。
エアコンなどの家電は電源を入れる瞬間が多くの電力を消費するので、1時間程度のお出かけの場合はつけっぱなしにしておく方が電力の消費が少ないとされています。上手にオンオフして少しでも電力消費を抑えたいところですね。
リビングやそれぞれの部屋にエアコンがついていて、別々に過ごしがちではないですか?こんな寒い時こそ同じ部屋に集まって過ごしてみましょう!家族団らんのきっかけにもなるし、心も体も温まり、さらに節電にもなる!最高の節電術ではないでしょうか。
「トイレ」で電気代節約
- トイレの蓋は閉める
- 便座の温度を弱める
- 便座カバーをつける
トイレの蓋が開いていると、それだけで便座の熱を空気中に逃してしまいます。
トイレを使用しない時は蓋を毎回閉めるようにして、便座の熱を逃さないようにしましょう。
便座の温度を弱にして、さらに便座カバーをつけると座った時のヒヤッと感を感じることがないので、冬場の便座カバーはかなりおすすめです。
「お風呂」で電気代節約
- できるだけ追い焚きは使わない
- 追い焚きより高温足し湯
- 設定温度を下げる
- 次の人と間隔を開けずに次々入る
- 浴室乾燥機をなるべく使わない
追い焚き機能を使うより、高温足し湯をする方が一気にお風呂が温まり、消費電力が少なくて済むので追い焚きはなるべく使わないようにしましょう。そしてお風呂を上がる時は蓋をして、少しでもお風呂の温度が下がらないようにして、なにより、お風呂が冷めてしまわないうちに、なるべく間隔をあけずに入浴するように家族みんなで協力していきたいところです。
そして、電気台が高いと言われている浴室乾燥機をなるべく使わないことも節電のポイントです。天気の良い日に、できるだけまとめて外干しできるようにしましょう。今の季節だと、暖房をつけている部屋で部屋干しすることでより早く乾き、部屋の湿度も少し上がるので乾燥も防ぐことができて一石三鳥かもしれません。
その他の電気代節約方法
- 待機電力を減らす
- 深夜電力を活用する
- 保温機能を使わない
- 古い家電を省エネ家電に買い換える
- カーテンを閉める
- 洗い物はゴム手袋を使用する
- 体感温度を上げる!
待機電力を減らす
待機電力を減らすにはこまめにプラグをぬいたり、テレビの電源を消したりすることが大切です。
エアコンを使わない時期は電源プラグから抜いてしまいましょう。電気ポットをあまり使わないご家庭は、こまめに電源プラグを抜くようにしましょう。待機電力は少しの工夫で減らすことが可能です。ぜひ実行していきたい節電方法ですね。
保温機能を使わない
この寒い季節は保温機能を使うことが多いですよね。お風呂や炊飯器、電気ポットなど様々な場面で保温機能を使っていると思いますが、なるべくやめてみませんか?
お湯は必要な時に必要な分だけ沸かすようにするのが良いでしょう。ご飯は10時間保温しておくよりも、2回炊いた方が消費電力が少ないとされているので、食べ切れる量を毎回炊飯し、ご飯が余った時は冷凍するようにして、なるべく保温機能を使わずに済むよう工夫していけるといいですね。
10年以上前の古い家電を買い換える
最新の省エネ家電とは違い、古い家電は省エネ機能などが付いていないため、消費電力が大きいので電気代が多くかかります。10年以上前の古い家電を使っているご家庭は、思い切って新しい家電に替えるのもいいかもしれません。
カーテンを閉める
外からの冷たい冷気は、窓や扉などのわずかな隙間から入ってきます。隙間風が入ってくると部屋が寒くなり、暖房の温度を上げがちですが、なるべく電力を使わず部屋の温度を保つためにはカーテンをしっかり閉めることが大切です!少し手間はかかりますが、冬は夏よりも分厚いカーテンに付け替えるのも良いでしょう。
洗い物はゴム手袋を使用
みなさんは洗い物をするときお湯で洗っていませんか?こんなに寒いのに冷水で食器洗いをするなんて、、、という方は、ゴム手袋をつけて洗い物をしてみてください。ゴム手袋は冷たさをほとんど感じることなく、さらに手荒れも防ぐことができる優れものです。今ではゴム手袋にブラシがついている便利なものも売っているので、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
体感温度を上げる
そして、何より簡単で今すぐできることといえば、体感温度をあげることです!1枚多く着込む、暖かい寝具を使用する、もこもこスリッパで足元から温める、温かい飲み物を飲む。など、子どもでも簡単にできることばかりです。
寒い冬は運動不足になりがちなので、室内でストレッチや筋トレなどの運動をすると、運動不足の解消にもつながり体も温まるので一石二鳥でいいですよね。ぜひ、家族みんなで協力して少しずつやってみてください。
家族が多かったりで電気をたくさん使う家ほど年間の電気代”数万円も損”している可能性があります。電気代をお得に節約するためのポイントとは?
→電気代を節約するおすすめの方法はこちらまとめ
いかがでしたか??少し気をつけるだけでも毎日の積み重ねで必ず変わります。
特に後半は努力次第で節電できることばかりなので、ぜひ気をつけながら毎日を過ごしてみてください。きっと少しでも電力消費を減らすきっかけになると思います。
来月の請求書を見るのが楽しみになるよう、みなさんで一緒に節電を頑張って、この寒い冬を精神的にも金銭的にも、楽に乗り越えていきましょう。
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