冷凍弁当のサブスクサービス「DELIPICKS サブスクリプション」が、新メニューを開発したということで、発売に先駆けて行われた試食会に参加してきました。
冷凍弁当や宅食というものが話題になっていますが、みなさんどんなイメージありますか?
・値段が高い
・美味しくない
私の冷凍弁当に対するイメージはこちらです。特に「どうせ、まずいんでしょ?」というイメージが強くありました。
ただ、これまでまともに冷凍弁当というものを食べたことがなかったので、人生経験を積むことも踏まえて試食会に参加してきました。
新作フレンチ5商品を食べてきたのですが、結論・・・・無茶苦茶美味しかった!!!
本当にお世辞抜きで美味しくてビックリしたので、そのあたり紹介したいと思います。
DELIPICKSの商品の価格やパッケージのサイズなど、気になるところも確認してきたので是非見てください。
DELIPICKS サブスクリプションとは
”フレンチシェフが贈る本格冷凍弁当のサブスク”というキャッチコピーですが、定額で冷凍弁当が定期に自宅に届くよっていうサービスで、「宅食」なんて言われ方もしているサービスです。
フレンチシェフが贈るというとフランス料理専門なの?と思ってしまいますが、用意された料理のジャンルは「フレンチ、エスニック、洋食、中華、和食」と一般的なカテゴリは全体的に抑えられています。
メニューの数は約150種類もあるそうです。
そして全てのメニューが「糖質30g以下、タンパク質20g以上」と栄養バランスにこだわった献立になっています。
ミシュランシェフが”監修”じゃなくて”監督”
コンビニの新商品などでよく見るのが”監修”という表現。
一般的には、専門家が商品を確認し商品開発などに助言を与える事を担当しています。
しかしDELIPICKSのこだわりでもある”監督”は何が違うのかというと
企画から現場指導、日々の味見、改善案までDELIPICKSで扱う商品に関する全工程を管理しているということで、商品に対する関わり方の本気度が違うのです。
監督をする中村シェフの経歴がまた凄い!
フランスのミシュラン星付きレストランでの経験や、表参道のミシュラン一つ星レストラン「BENOIT」を経験したホンマモンのシェフなんです。国内でミシュラン星付き経験のあるシェフは0.13%程だというから、いかに凄いシェフかわかるだろう。
そんな人が、”正社員”として在籍しているから責任の持ち方がやばいんです。
DELIPICKSの新作フレンチの味は美味しいのかい?
そんなわけで、DELIPICKSがこだわりが凄い冷凍弁当って事は理解できたけど、一般消費者からしたらどんなに素敵な肩書を並べられたって、結果重要のは…
実際美味しいのかい?
というところなんですよ。
論より証拠というんでしょうか、とにかく食べてみます。
綺麗だろ。うそみたいだろ。冷凍食品なんだぜ。
なんじゃこりゃ~!!
冷凍食品の試食って聞いていたのに、冷凍食品じゃなくて普通にレストランのオシャレ料理やないかい!
試食の時は冷凍を使わずに普通に調理した料理出したんじゃ嘘になるぞ!
っと疑ってしまったが、これは正真正銘冷凍食品を解凍・加熱し調理したものなんです。
通常の商品と異なるのは、今回の試食会用に小さめのサイズで用意されたものだということで、サイズ以外は通常の商品と同じものを使用しているんです。
新作メニューのお品書き
今回提供されたメニューを紹介しておきます。
※写真の物は試食会用なので通常よりサイズが小さいです
- ハンバーグ赤ワインソース
- アッシェ・パルマンティエ
- シャルキュトリー盛り合わせ
- パン
- マカロン
シャルキュトリー盛り合わせ
まずは「シャルキュトリー盛り合わせ」をいただきます。
そもそも「シャルキュトリーってなんやねん!」だと思うので簡単に説明すると、フランス語で加工した食肉のことをこのように呼ぶみたいです。つまりハムやソーセージですね。
冷凍の生ハムはこれまでも食べたことがあり、今までの十分美味しかったので、今回の冷凍品だということ自体には驚きはなかったものの、それぞれの質は一味違い本格的でした。
特に「子羊と花山椒のソーセージ」は、しっかりとした肉感でクセもなく噛んだときに鼻を抜ける山椒の香りがとても良かったです。これをツマミにワイン飲んだら最高だろうな~ってやつです。
ハンバーグ赤ワインソース
「ハンバーグ赤ワインソース」をいただきます。
付け合せの野菜も冷凍商品に含まれています。
これを見て冷凍食品だと誰が思うでしょうか。
メインであるハンバーグの前に付け合せをいただくと、これにはビックリ!
冷凍野菜というと、どうしても水っぽくなったり食感に違和感を感じたりしますが、付け合せの人参、ポテト、茄子とどれも調理したてのような水々しさで冷凍されていた感を微塵にも感じません。
これは凄いな~
ハンバーグの方は、肉汁という感じのタイプではなく、あっさりとシンプルなハンバーグとなっています。
合挽肉を使用しているそうだが、細かく柔らかい肉だからか正直なところ肉々しさは感じず、粗挽き派の自分にはやや物足りなかった。
しか-し!赤ワインソースが「これがフレンチってやつか!!」と思わせてくれる
赤ワインのコクがありリッチで複雑な味がして、とても美味しい!
これは確実に冷凍で食べる味じゃなくて、しっかりとしたレストランで食べる味ですよ。
肉感についてはケチを付けたけれど、トータルでは全然美味しかった。むしろ強いて言うなら肉感が気になったぐらいで、これが冷凍で食べられるなら凄く嬉しい。
アッシェ・パルマンティエ
「アッシェ・パルマンティエ」ってなんやねん!な料理名だが、牛肉の挽肉をマッシュポテトで覆ったフランスのグラタンのことだそうです。
見た目はオシャレで美味しそう!
こちらの商品には牛肉は使用しておらず、代わりに大豆ミートを使用しているとのこと。
チーズも植物性のチーズを使用しているんだそうです。
菜食を好む人には嬉しいですね。
容器からすくうと、上下2層になっていて上段がマッシュポテトで下段が大豆ミートでしょうか。
見た目には、大豆ミートも普通の肉のようにしか見えません。
口に含むとシンプルで上品な味わいで、それでいて物足りない感は全くない満足感のある味わい。
丁度良い感じの味付けにプロの腕を感じます。
大豆ミートの部分はというと、物凄く肉感を感じる大豆ミートで「あれ、肉じゃないんだっけ?」という感覚でした。ハンバーグの肉以上に肉っぽく感じたかも。
パン
パンは「クロワッサン、パン・オ・ショコラ、パン・オ・レザン」の3種類。
写真は、パン・オ・レザンというレーズン入りのパン。
パンがビックリで、話題のパン専門店の出来立てのパンなのかな?と思ってしまうほど外はサクサクで中はしっとりとした美味しいパン。
解凍したものをオーブンで温めたということだが、こんなに美味しいとは本当にビックリ!
あまり甘いパンは得意ではないですが、甘さもしつこくなくさっぱりとした甘さで最後まで美味しくいただけました。
マカロン
最後にデザートの「マカロン」
商品としては5種類(ショコラ、フレーズ、キャラメル、バニラ、ピスターシュ)の味がセットで販売となるが、このうち「ピスターシュ」と「キャラメル」の2種を試食。
マカロンの冷凍品は、業務スーパーでも販売されていたりと商品自体は存在していますが、このマカロンやばいです!
かわいい見た目だけでなく、食感がもう最高!
歯を入れたときにジワッと沈んでいく独特な食感が、高級店のマカロンを食べた時のような食感で、甘さも上品でとても美味しい。
冷凍食品としてではなく、マカロンとして美味しい方のマカロンという感じでした。
冷凍食品と思えないクオリティの高さ
以上5品を食べてみたわけですが、どれも本当に美味しくて
食べた感想としては、普通にレストランに来て食事をしたような満足感を味わうことが出来ました。
冷凍食品のレベルがこんなに高いとは想像の遥か上をいく内容でした。
メニューを開発する中村シェフが監修ではなく監督としてガッツリと関わっていることのレベルの違いを叩きつけられました。
黙って家で出されても、冷凍食品だって言うことを気付ける人はほとんどいないでしょうね。
それぐらい味や食感はレベチでした。
DELIPICKSの価格はいくら?
どんなに美味しくても実際に頼む上で重要なのが「価格」
DELIPICKSでの価格を見てみましょう。
DELIPICKS サブスクリプションでは、おかず10食のプランで1食あたり税込787円となっています。
「ハンバーグ赤ワインソース」や「アッシェ・パルマンティエ」が通常サイズでこの価格で食べられるのは、品質を含めて考えると全然ありだと思う。
サブスクはなんか嫌・・・単品注文可能
とはいえサブスクってズルズルと契約が続いて、なんか損するんじゃないのって感じがして怖いなんて人もいるかと思いますが、DELIPICKSの他に単品での注文が可能なマーケットプレイス型のサービスも2024年5月にリリースされています。
サブスクのサービスに比べて注文可能なメニュー数に違いがあり、価格も若干高い設定になっているけれど「お前が美味しいって言ったて信用できないよ!!」なんて不安な人は、興味があればこちらで利用してみるのもいいと思います。
ちなみに今回試食した商品の単品購入の場合の価格はこちら
- シャルキュトリー盛り合わせ:2678円(税込)
- パン3種セット:1458円(税込)
- ハンバーグ自家製赤ワインソース-ヴァンルージュ-961円(税込)
- 大豆ミートを使ったフランス風グラタン-アッシェ・パルマンティエ-961円(税込)
- マカロン:1598円(税込)
パンは美味しかったけれど、1個500円弱と考えるとちょっと考えちゃいますかね。
パッケージのサイズや状態は?
冷凍弁当というと気になるのが「冷凍庫の容量圧迫」
サブスクの場合にはまとめて何食か届くので、冷凍庫に入るかは気になるところですよね。
パッケージのサイズ
DELIPICKSでは、そのあたりも考慮してコンパクトなオリジナルパッケージを開発。
かなりコンパクトに設計されたパッケージなので、まとめて送られてきても冷凍庫の場所はそれほど専有せずに保存が可能なのは嬉しいところ。
縦にしまうのもOK
冷凍弁当が届く状態
今回試食した「ハンバーグ赤ワインソース」が冷凍弁当ではこんな感じにパッケージされて届きます。
商品の種類にもよりますが、冷凍弁当の場合には約5分程度の温めだけで調理完了。
シャルキュトリー盛り合わせ
パン3種セット
マカロン
こんな人にDELIPICKSの冷凍弁当は良さそう
今回、実際に食べてみてDELIPICKSの冷凍食品の味のレベルの高さに驚かされました。
味付けの感じからすると”美味しい家庭料理”というよりも”美味しい外食”といった雰囲気の料理になっていました。
そして一般的な外食よりもリーズナブルな値段で楽しめると言う点なども踏まえると冷凍弁当はこんな人によさそうです。
- 在宅ワークでランチを摂るのに調理や外食が面倒な人
- 仕事から帰宅して晩御飯の準備が面倒な人
- 子供が小さくで外食に行けないけど気分転換したい人
- パーティーでおしゃれな料理が欲しい人
まとめ
DELIPICKSの冷凍弁当の試食会に行ってみましたが、はじめはそれほど期待せずに行ったものの実際に食べてみてのクオリティの高さにむちゃくちゃ驚かされました。
冷凍食品として美味しいのではなく、普通の料理として美味しいというレベルだけでなく、その価格が現実的に利用しやすい価格になっているのは、非常に嬉しいですね。
定期的にお得に購入したいという人は「DELIPICKS サブスクリプション」、単品購入をしてみたいという人は「DELIPICKS(マーケットプレイス)」を利用してみてはいかがでしょうか。
冷凍食品なのに、こんなにレベルが高いんだ!を是非体験してみてください
コメント
味に風味が出る工夫がなされていると分かりました。