コストコの精肉コーナーは種類も豊富でビッグサイズ、大容量の商品がたくさん。真空パックで販売されているお肉もラインナップが豊富です。
今回は、そんな精肉コーナーより「USA ビーフ ハラミ真空パック」についてご紹介します!
ネットでは「下処理が面倒・・・」と不評の声もみられる本商品ですが、料理があまり得意ではない私でも案外簡単に下処理ができたので下処理での切り方や、下処理後のお肉部分はどれくらい残るのか詳しく説明していきます。
コストコ「USA ビーフ ハラミ真空パック」とは
下処理の手間が必要な分価格は安め
コストコの「USA ビーフ ハラミ真空パック」は真空パックで販売されている牛ハラミ肉です。
カットされておらず、かたまり肉がどどーんと入っている商品です。
下処理やカットがされていない分、自身で下処理する必要があるので面倒ですが、一般のスーパーなどで販売されているスライス肉と比べると、100gあたりで税込348円とかなり安い価格で販売されています。
正味量:1.26kg
賞味期限:購入日含め4日
価格:税込4,385円(100g当たり 税込348円)
ハラミは貴重な部位
そもそも「牛ハラミ」とは、横隔膜にある筋肉の一部です。
見た目は赤身肉そのものですが、なんとホルモンと同様で”内臓系”に分類されるお肉になっていて、牛1頭から約2~3kgしかとれない貴重な部位です。
そんな貴重な部位がお安くゲットできるのは嬉しいですね!
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→電気代を節約するおすすめの方法はこちら「USA ビーフ ハラミ真空パック」はどの売り場で売っている?
「USA ビーフ ハラミ真空パック」は、精肉コーナーの真空パックの商品が多く並ぶ所で売られています。一緒に「牛タン」や「ビーフリブフィンガー」も販売されていますよ。
どの商品もだいたい1.2~1.5kg程度の大きさでした。
パックを開けるとハラミ肉はどんな感じ?
白い皮付きの大きなハラミ肉が2枚も
パックの中には、1枚の厚めのお肉が入っているのでは?と想像していたのですが、パックを開けると30センチほどの長さのハラミが2枚入っていました。
皮の除去などの下処理が必要なことはわかっていたのですが、画像だとわかりにくいのですが、肉表面全体に白い皮がはっきりと確認できました。
内臓系特有の血生臭い香りあり
ホルモンと同様の内臓系ということもあって、開けたときは血生臭い感じの臭いがしました。
ドリップ液ははそれほど出ていませんでしたが、下処理の前にキッチンペーパーでしっかりと拭き取ることで臭みが消えました。
下処理が必要というけど・・・下処理の方法は?
「USA ビーフ ハラミ真空パック」を購入する上で最も躊躇してしまう理由が「下処理」ではないかなと思います。
お肉の下処理というと慣れないこともあって、かなり面倒なイメージですが、下処理の作業工程をまとめてみると
- 皮を剥がす
- 脂や筋を取る
- カットする
以上の簡単な3ステップだけなんです。
これから詳しく、下処理方法を紹介していきます。
※作業中の写真では、主人を被写体に作業している様子を撮影しています。
①表面の白い皮を剥がす
まず、ハラミ肉表面の白い皮を端のほうから、ゆっくりと剥がしていきます。
このとき、肉の四隅の皮と肉の部分に少しの隙間があるので、そこに爪を立てるか包丁で少し削ぐとやりやすいです。
そうするとベリベリと剥がれていくので一気に取り除けます。
途中でちぎれることもなく、一度でだいたいの皮が剥がれるのでとっても爽快!
たまに肉が貼りついてきて剥がしにくいところもありますが、包丁でそぎ落とすようにすればすぐに取ることができます。
こちらの作業、簡単ではありますが、半解凍の状態などで作業するとまだ少し凍っている部分で手が冷たくなるので完全に解凍した状態での下処理開始をおすすめします。
②脂や筋を取り除く
次に、脂部分や筋の部分を包丁で取り除いていきます。
皮を剥がしても、残ってしまった白い部分(特に端の部分)があるので、そこと脂や筋を手で持ち上げながら丁寧に包丁で取り除いていきます。
皮と同様に、かなり白っぽい見た目の箇所を取り除くイメージでOKです。
地道な作業ですが、美味しいハラミ肉を食べるために頑張って脂や筋取りをしましょう。
難しそうにも見えますが、そぎ落とすだけの作業なのでとっても簡単です。
③カットする
最後にお好みの厚みと大きさにカットしていきます。
多少皮や脂の部分が残ってしまってはいますが、ご愛敬!(多少であれば食べてもほとんど気になりませんでした)
今回は1枚は焼き肉用にカットし、もう一枚はステーキ用に焼くために1枚肉のままで下処理を終えました。
下処理のここまでの所要時間は15分程度。
もう少し綺麗に取り除けばその分時間はかかるかもしれませんが、案外早く下処理ができました。
下処理で取り除いた皮や筋はどれくらい?
ちなみに、下処理で出た皮や脂身、筋は約300グラムありました。
購入したハラミは1.26kgなので約1/4が下処理で出た皮や筋ということになります。
個人的には正味量がもっと少ないイメージだったので、結果的に1kg近いお肉を食べれることに満足です!
下処理後の100gあたりの金額を計算してみると
960gで「税込4,385円」になるので、100gあたりの金額は「約457円」
下処理前の状態が「348円」だったので、下処理によって実質「約109円」ほどのアップになりました。
コストコのハラミ肉のお味は?柔らかい?
2枚入りのうち、1枚は半分に切って炭火でどどーんとステーキで焼いてみました。
少しレア気味で。とても美味しそうに焼き上がりました。
肉の旨味が詰まって柔らかいお肉!
気になるお味ですが・・・肉のうまみがぎゅっと詰まっていてとてもおいしい。
ジューシーで柔らかいです。
カルビと違って脂っぽくないのでさっぱりとしています。
とても柔らかいお肉なのでそのまま焼いたり、厚めにカットしても問題なし!
5歳の子どもでも大きなカットのままでパクパクと食べられるほどの柔らかさでした。
シンプルな塩で味付けがおすすめ
もう一枚は、焼き肉風にカットしたハラミを食べました。
タレで食べるのも美味しいですが、お肉自体の旨味があるのでシンプルに塩コショウやアウトドアスパイスで食べる方が美味しくおすすめです。
下処理で出た皮や筋はリメイクできる・・・?
下処理で出た皮や筋など、そのまま捨てるのはなんだかもったいないと思い、リメイクしてみました。
まずは適当な大きさにカットしてから「酒、ネギの青い部分、しょうが」を入れて下茹で。
私は電気圧力鍋で1時間ほど下ゆでしました。
かなり脂が出たので、下茹で後1度洗ってから鍋に移動してさらに30分下茹で。
下茹でが完了したら、お湯を捨てて味噌や醤油、砂糖等で味付けをして再度電気圧力鍋へ。
下茹でを含め、調理時間3時間ほどで完成した牛すじ煮込み風です。
内臓系というだけあって見た目はホルモンです!
気になるお味ですが・・・まだ脂が落ちきっていないのか脂っぽい仕上がりに・・・ですが、固いと思っていた皮はそれほど気になることなく、イメージ的には牛ホルモンがさらにペラペラになってちょっと固くなった感じ。
しっかりと脂が落ちきれば美味しいのかなとも思いつつ、調理時間を考えると個人的にはわざわざ作ろうとはならないかな、とも思います。ですが、そのまま捨てるのはもったいない!という方はぜひ試してみてくださいね!
残ったハラミ肉は冷凍保存できる?
今回、大人2人と食べ盛りの6歳と5歳の子どもの我が家は1回のバーベキューで全て食べきってしまいましたが、もちろん冷凍保存も可能です!
下処理後にラップに包んで冷凍庫に入れておけば、いつでも美味しいハラミ肉が食べられます!
コストコは大容量商品ばかりですが、冷凍保存も可能なので1度で食べきれないという方は冷凍保存して複数回、ハラミ肉を堪能してくださいね!
焼き肉以外にも調理方法はあるの?
今回は調理方法として焼き肉のみの紹介となりましたが、もちろん他にもハラミ肉を使った調理方法はたくさんあります。
今回のような塊肉のいいところは、自分で好みの大きさにカットできるので調理方法は無限大です!Instagramやネット検索をしてみると、大きめにカットしてカレーにしたり、肉野菜炒めを作っている方もいました。
大容量でも飽きずに食べられるので嬉しいですね!
まとめ
今回はコストコの「USA ビーフ ハラミ真空パック」を紹介しましたがいかがでしたか?
いままで下処理が面倒くさそうで避けていた真空パックの塊肉も、やってみると案外下処理が簡単なことに驚きました。
あまり料理が得意な方ではないのですが、簡単に下処理ができた事と、この価格で焼き肉屋レベルのおいしいハラミ肉がたっぷりと食べられる事がわかったので今後もリピートしたいと思いました。バーベキューにもおすすめの商品です!
みなさんもコストコに行った際にはぜひチェックしてみてくださいね。最後までご覧いただきありがとうございました。
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