「抱っこ紐」おすすめの種類は?「ヒップシート、スリング、ベビーラップetc」特徴と選び方を比較紹介

       
育児用品
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LUCKY 1934 ON BACKS CARRIER ADVANCE おんぶ紐 育児用品

ベビーグッズの中でも特に必要なアイテムのひとつが「抱っこ紐」
退院時や産後の検診など産まれてからすぐに必要になることも多く、妊娠中に準備しておきたいですね。

「抱っこ紐」とひと口に言っても、定番のエルゴベビーのようなベビーキャリアや、スリング、コニーなどのベビーラップなど…各ブランドから種類豊富な商品が出ていて、「何を基準に選べば良いの?!」と悩む方も多いはず。

今回は、抱っこ紐の種類や選び方のポイントをまとめてみました。

抱っこ紐とは?

抱っこ紐というと、赤ちゃんとのお出かけに使うイメージが強いですが、その他にも寝かしつけや、おんぶしながら家事をするなど、赤ちゃんとの生活に欠かせないアイテムです。

手で抱っこするよりも腕や肩など身体の負担も少なく、赤ちゃんにとってもママと身体が密着し、安心した状態で過ごすことができます。

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抱っこ紐どんな時に必要?

抱っこ紐どんな時に必要?

赤ちゃんとの移動の時にはベビーカーもあるけど、抱っこ紐はどんな時に必要になるの?
ここでは、日常の赤ちゃんとの生活シーンの中で抱っこ紐の必要性を感じるときについてご紹介します。

外出時に

赤ちゃんが生まれて最初に使うタイミングとして、産院や病院など施設での出産後の帰宅時や、産後の検診で活躍します。

自家用車で移動する場合は必須ではありませんが、荷物を抱えながらの移動は産後の身体に負担になりますので、新生児でも使える抱っこ紐を用意しておくと安心です。

その後も赤ちゃんとお買い物や散歩をしたり、歩けるようになっても外出先で寝てしまった時のために持ち歩いておくと便利です。

ベビーカーをメインに考えている方は、電車やバスに乗る際は動きづらく、エレベーター探しに苦労することもあるので、抱っこ紐との使い分けが必要です。

寝かしつけに

子育ての悩みの中でも特に多いのが「寝かしつけ」です。

立ちっぱなしで長時間抱っこして寝かせていると、腕や肩に負担がかかるだけでなく、家事や休憩の時間も減ってしまいます。

そんな時に抱っこ紐を使えば身体も楽になり、ちょっとした用事も済ませることができますよ。
赤ちゃん側もママと密着し、身体を包まれている安心感から寝つきも良くなることがあり、スムーズに寝かしつけができると嬉しいですよね。

抱っこ紐の中でスヤスヤと寝息を立てる赤ちゃんを見るのは何とも幸せな気持ちになりますよ。

家事や上の子のお世話の時に

赤ちゃんが泣いているけど家事を済ませたいという時にも、両手が空く抱っこ紐があると便利です。

特におんぶができるタイプを選べば、身体の前部分が空くので家事がしやすくなります。赤ちゃんにとっても背中越しに料理や洗濯物など見ることができ、良い刺激になるでしょう。

特に上のお子さんがいる場合は、食事や園への送迎など上の子に合わせた生活を送ることになるので、両手が空くことが必須になるので抱っこ紐は重宝します。

抱っこ紐はいつまで使う?

抱っこ紐はいつまで使う?

抱っこ紐を使用する期間は、新生児~3歳頃までの製品が多いですが、しっかりと歩くようになり子供の体重も増えてくる1歳半~2歳ごろまでがメインで使用する期間でしょう。

生活スタイルや商品によっても異なりますので、お子様の成長に合わせた抱っこ紐を選んでみてくださいね。

抱っこ紐はいくつ必要?

使用シーンに合わせていくつかの抱っこ紐を使い分けているご家庭も増えているようです。「新生児から使えるもの」「お出かけ用のしっかり固定されるタイプ」「夏は洗いやすく涼しい素材の物を…」など、用途に合わせて選んでみるのも良いでしょう。

抱っこ紐のタイプ別特徴

ここまで抱っこ紐の必要性をご覧いただきましたが、実際にどういった商品があるのか見ていきましょう。
抱っこ紐にはたくさんの種類があります。ここでは、普段よく目にする5つの種類の特徴と、メリット・デメリットを紹介していきます。

ベビーキャリア型

OMNI BREEZE オムニ ブリーズ エルゴベビー パールグレー
OMNI BREEZE オムニ ブリーズ エルゴベビー パールグレー

抱っこ紐の王道タイプと言えば、エルゴベビーやベビービョルンで有名な「ベビーキャリア型」。
肩ベルトと腰のバックルでしっかりと赤ちゃんを支えているので安定感があります。

対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶなど、成長に合わせてさまざまなシチュエーションに合わせた使い方が可能です。細かいサイズ調整ができるので、身体の大きいパパはもちろん、おばあちゃんやシッターさんなど、1本あれば他の人と兼用して使えるのも魅力のひとつ。

その反面、調整箇所が多く装着には時間がかかり、しっかりとした作りなので持ち運びに不便を感じることもあります。

ベビーキャリア型のメリット

  • 抱き方の種類が豊富
  • 新生児~3歳頃まで長く使えるものが多い
  • サイズ調整ができるのでパパママ兼用OK

ベビーキャリア型デメリット

  • かさばるため持ち運びに不便
  • 着脱に時間がかかることも

スリング型

(ケラッタ) u-sling ベビースリング
ケラッタ u-sling ベビースリング

大きな1枚の布を、ハンモックのように片方の肩にかけて赤ちゃんを包み込む「スリング」。

密着感があり、赤ちゃんがお腹の中にいた時のような姿勢になり安心感があります。
布一枚の簡単な作りなのでかさばらず、授乳ケープの代わりにも使えるため、お出かけの時に重宝します。

北極しろくま堂や、ケラッタなど、日本人に合わせた商品が多いのも嬉しいですね。
両肩と腰で支えるベビーキャリアと比べると片方の肩に負担がかかりやすいので、長時間の使用には注意しましょう。

商品によっては慣れるまでに練習が必要なものもあるので、購入の前に一度試してみるのがおすすめです。

スリング型のメリット

  • コンパクトに畳めるので持ち運びに便利
  • 授乳ケープの代わりになる
  • デザインがオシャレでファッションを選ばない

スリング型のデメリット

  • 片側の肩に負担が大きい
  • 慣れるまで時間がかかることも

ベビーラップ型

Boba Wrap ボバラップ 抱っこ紐
Boba Wrap ボバラップ 抱っこ紐

最近注目を浴びているのが、大きな布を体に巻きつけて赤ちゃんを密着抱っこができる「ベビーラップ」。
スリングのようにコンパクトに収納できる上、肩や腰に食い込まず身体への負担が少ないのが特徴です。

コニーのようなTシャツ感覚で簡単に装着できるものもあり、デザインや種類も豊富です。赤ちゃんと密着できる分、夏場は蒸れや暑さで汗だくになる事もあるので、通気性が良い素材を選ぶと良いでしょう。

ディディモスやボバラップなど、一枚布の場合は装着に慣れるまで時間がかかることもあります。

ベビーラップ型のメリット

  • 新生児から使用OK
  • 重さが分散されるため身体の負担が少ない
  • 小さくたためて持ち運びに便利

ベビーラップ型のデメリット

  • 巻き方を覚えるまで練習が必要なことも
  • 夏場の密着抱っこは蒸れや暑さが気になる

おんぶ紐型

LUCKY 1934 ON BACKS CARRIER ADVANCE おんぶ紐
LUCKY 1934 ON BACKS CARRIER ADVANCE おんぶ紐

赤ちゃんを背中に背負って家事をするのに便利な「おんぶ紐」。

赤ちゃんの首がしっかり座ってくる4か月頃から使用できるものが多いです。
ベビーキャリアやベビーラップでもおんぶは可能ですが、ラッキー工業や北極しろくま堂など、昔ながらのシンプルな構造のおんぶ紐ならフィット感や使いやすさもピカイチ。

他の種類の抱っこ紐と比べて価格がお手頃なので、2人目以降のお子さんが生まれて買い足す方や、お家での家事・寝かしつけ用として使い分ける方も多いです。

おんぶ紐型のメリット

  • おんぶに特化しているので装着がしやすい
  • 低価格なものが多く買いやすい
  • セカンド用抱っこ紐として◎

おんぶ紐型のデメリット

  • 抱き方のバリエーションが少ない
  • 首が座っていないと使用できない

ヒップシート型

ケラッタ ダイヤルヒップシート
ケラッタ ダイヤルヒップシート

「ヒップシート」はキャリータイプの抱っこ紐に椅子のような台座が付いた、新しい抱っこ紐です。

腰に巻いた台座が赤ちゃんの体重をしっかりと支えてくれるので、肩や腕の負担がさらに軽減されています。ケラッタやポグネーなど台座のみで使用できるタイプもあり、歩けるようになって頻繁に抱っこの上げ下ろしをする時に重宝します。

分厚い台座があるため、持ち運びにはかさばりますが、新生児から使える商品もあり、1枚持っていれば長く使えるメリットも。

ヒップシート型のメリット

  • 台座のみで使用できるので赤ちゃんの乗せ降ろしが楽
  • 使用期間が長い
  • 腰や肩の負担が軽減される

ヒップシート型のデメリット

  • かさばるので持ち運びに不便
  • 台座のみで使用する場合は落下に注意が必要

抱っこ紐の選び方

抱っこ紐選びは、月齢や生活スタイルによって考えるポイントが異なります。
ここからは「月齢」「使用するシーン」「素材」の3つのポイントに沿って選び方をお伝えしていきます。ご自身に合った抱っこ紐選びの参考にしてみてくださいね。

子どもの月齢

子どもの月齢によって抱っこの仕方も変わってきます。
横抱っこ・対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶの4パターンがあり、抱っこ紐の機能によって使用できるパターンも変わってきます。
月齢別におすすめの抱っこ紐を紹介していきます。

新生児~首すわり前(4ヶ月頃まで)

新生児~首すわり前(4ヶ月頃まで)

おすすめ◎スリング、ベビーラップ

新生児の赤ちゃんは首が座っていないため、身体に密着し、首元をしっかりと支えられるタイプの抱っこ紐を選びましょう。

横抱きできるスリングや、密着抱っこができるベビーラップがおすすめです。
初めての育児で使用する場合は、事前に使い方を練習しておくと安心です。

首すわり後(4ヶ月頃~)

首すわり後(4ヶ月頃~)

おすすめ◎ベビーキャリア、おんぶ紐

しっかりと首が座ったら、対面抱っこやおんぶができるようになります。
抱っこ紐の使い方にも慣れてくる頃で、お出かけもしやすくなりますね。バックルでしっかりと固定するベビーキャリアや、家事をしながらおんぶができるおんぶ紐を検討してみましょう。

腰すわり後(6ヶ月頃~)

腰すわり後(6ヶ月頃~)

おすすめ◎:ヒップシート

腰がすわる頃になると、赤ちゃんの体重も重くなり身体への負担が大きくなるので、台座でしっかりと体重を支えてくれるヒップシートが大活躍します。

外の世界に興味を示す時期なので、ママやパパと同じ視線で景色を楽しめる前向き抱っこをしてあげると喜びますよ。

使用するシーン

使用するシーン

ライフスタイルや使用するシーンによって、最適な抱っこ紐は変わってきます。
長時間のお出かけや、バス・電車などの公共機関を使用する場合は安全性の高いベビーキャリアが使いやすく、荷物が多い時や車移動の際にはコンパクトなスリング・ベビーラップも良いでしょう。

寝かしつけやお家での家事にはおんぶ紐、赤ちゃんとのお散歩にはヒップシートなど、用途に合わせて選んでみてくださいね。

素材

赤ちゃんと密着する抱っこ紐は、素材選びも重要です。

夏場は汗をかきやすく、よだれやおむつ漏れなど、汚れが気になることも多々あります。
ポリエステルの「メッシュ生地」なら通気性も良く洗っても乾きやすいですし、「コットン」なら肌の弱い赤ちゃんにも安心して使うことができますよ。

おわりに

抱っこ紐の種類や選び方を紹介してきましたが、自分に合った抱っこ紐は見つかりましたか?
抱っこ紐は赤ちゃんとの生活には欠かせない、毎日使うアイテムですので、お気に入りの抱っこ紐をじっくりと選んでみてくださいね。

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