毎日の子どものご飯作りに頭を悩ませていませんか?
特に子どもは好き嫌いや栄養バランスなど、普通の献立を考える以上に気にすることもたくさんあります。
仕事や家事育児に追われながら、日々のご飯の準備は大変。
そんな時は、無水料理もできて調理も簡単な人気のお鍋「STAUB(ストウブ)」の力を借りてみてはいかがでしょう。
今回はストウブの魅力からお手入れ方法、子どもが喜ぶ簡単レシピを5つ紹介します。
ストウブとはどんな鍋?
フランスが誇る人気の鋳物ホーロー鍋「STAUB(ストウブ)」。
おしゃれな見た目もさることながら、煮る・焼く・蒸すのはもちろん、ふっくら美味しいご飯を炊くことも!
これ一台あれば料理の幅がぐんと広がります。ストウブの魅力とお鍋の選び方を見ていきましょう。
プロも愛用する人気の鋳物ホーロー鍋
ストウブ鍋と言えば、世界中のレストランやシェフも愛用する人気のキッチンアイテムです。
重厚な蓋が特徴で密封性が高く、直火やIHに対応しているのはもちろん、オーブンにそのまま入れて調理をすることも可能です。
おしゃれな見た目で料理も楽しく
機能性が良いのはもちろん、おしゃれな見た目も特徴です。
洗練された美しいフォルムは、そのまま食卓に出しても絵になります。
カラーバリエーションも豊富で、好きな色のお鍋を使えば毎日の料理も楽しくなりますよね。
シーズニングというお手入れを行えば長く愛用できるので、買い替えの手間が省けるのも嬉しいですね。
ストウブとル・クルーゼの違い
鋳物ホーロー鍋では、同じフランス生まれの「ル・クルーゼ」も有名です。
「ル・クルーゼ」との違いは、蓋の形状。
「ストウブ」の蓋裏には「ピコ」と呼ばれる小さな突起がついており、水分をまんべんなく食材に降り注いでくれるので、無水調理が可能です。
食材のうまみを引き出し、料理が美味しく仕上がります。
また、鍋の内側の特徴として、「ストウブ」はザラザラとした黒マットエマイユ加工により焦げ付きにくくなっています。対して「ル・クルーゼ」はツルツルとしたエナメルコーティングにより、汚れが落としやすく臭いが付きにくい仕組みです。
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→電気代を節約するおすすめの方法はこちらストウブ鍋の選び方
ストウブ鍋には様々なサイズ・形状・カラーがあります。
お子さんの成長や人数に合わせて、ご自身に合ったお鍋を見つけてみてくださいね。
シェイプ(形状)や種類の決め方
ストウブ鍋は、ラウンドとオーバルをメインに浅型など数種類の形状が展開しています。適した料理や用途によって自分に合ったお鍋を探してみましょう。
ラウンド型
初めてストウブ鍋を購入するなら、やはりラウンド型がおすすめ。
丸くて火の当たり具合が均一になり、煮込み料理や炒め物・炊飯など幅広い料理に活躍する万能選手です。
コンロの上に置いても場所を取らず、収納しやすいのもポイントです。
オーバル型
魚を丸ごと調理したい、かたまり肉や長い野菜などをそのまま切らずに使いたいという方には、細長い形状のオーバル型がピッタリです。
ラウンド型に比べて高さが低いタイプの物もあり、テーブルにそのまま置いて取り分けしやすく、パーティ料理にも重宝します。
その他の形状のストウブも
その他、卓上の鍋料理に便利な浅型の「ブレイザー」や、羽釜の形をした「ラ・ココットde GOHAN(デゴハン)」、日本食を作るのにぴったりな「ワナベ(WA-NABE)」などを展開しています。
サイズの決め方
形状が決まったら、ストウブ鍋の大きさを選びましょう。
家族構成や作るメニューによって求めるサイズが変わります。
ラウンド型、オーバル型では以下のようなサイズが販売されています。用途ごとにおすすめのサイズを見ていきましょう。
【オーバル型】11/15/17/23/27cm
お弁当のおかずや離乳食づくりなら
ラウンドの14・16cm、オーバルの15・17cmは、1人分のおかずやスープにピッタリのミニサイズです。
子どものお弁当のおかずに1品作る時や、少量の離乳食を作るのにはこのサイズで充分です。
子どもが大きくなっても、1人分のランチづくりにも重宝しますよ。
毎日使えるちょうど良いサイズ
メインにも副菜にも使えて、ご飯も炊ける万能選手と言えば、ラウンド20・22cm、オーバル23・27cmでしょう。
2~4人分のメインディッシュが作れ、ご飯も3合前後炊けるので毎日の料理シーンで活躍してくれます
4~6人家族のメインディッシュを作るなら
カレーやシチュー、おでんなどをたっぷり作るならファミリー向けのサイズを選びましょう。
ラウンドなら24cm、オーバルなら27cmを使えば、一度にたくさんの量が作れるので週末の作り置きにもおすすめです。育ちざかりのお子さんがいても安心の大きさですね。
カラー
形状、サイズが決まったら、あとは楽しいカラー選びです。
ストウブ鍋には定番色のスタンダードカラーと美しいツヤ感が魅力のマジョリカカラーがあります。
キッチンの雰囲気や小物の色と合わせると統一感が出て、より一層料理が楽しくなるでしょう。季節によって限定色が出ていることもあるので、お店やサイトで気になる色をチェックしてみてくださいね。
スタンダードカラー
スタンダードカラーは、ブラック・グレー・チェリー・カンパーニュ・セージグリーン・シフォンローズ・ユーカリの7種類です。
定番のカラーが多く、初めてストウブを使う方にはこちらがおすすめ。
特にブラックやグレー、チェリーはストウブ鍋の中でも人気が高く、飽きがこない使いやすいカラーです。
マジョリカカラー
マジョリカカラーは、グレナディンレッド・グランブルー・バジルグリーンの3種類。
艶やかで深みのある色合いが魅力です。高級感あふれるオシャレなカラーは趣があり、食卓を鮮やかに彩ってくれます。
子どもがいる家庭におすすめのストウブ鍋
実際に子どものためのごはん作りにストウブ鍋を重宝した筆者が、子供のいるご家庭に特におすすめしたいストウブ鍋をご紹介します。
Staub ピコ・ココット・ラウンド 20cm
初めてストウブ鍋を買う方に特におすすめなのが、20cmのラウンド型。
2~3人分のメインディッシュや、2~3合の炊飯ができ、毎日の食事作りに大活躍します。お子さんが小さい時には家族全員分のメインディッシュづくりに、成長し兄妹が増えても、炊飯や副菜づくりにピッタリのサイズです。
Staub ピコ・ココット オーバル 27cm
食べ盛りのお子さんがいたり、メインディッシュに使いたい!という方にはオーバル型の27cmが最適です。
とんかつや大きいエビフライなど長い食材も綺麗に揚げられますし、鶏もも肉なら2枚並べて焼けます。
ラウンド型と比べて高さが低いので、テーブルでお鍋料理をするのにもちょうど良いですよ。
Staub ピコ・ココット・ラウンド 14cm
「少し小さいかも…」と思われがちですが、離乳食や子どものおやつなど、少量の料理を作りたい場合は小さめの14cmラウンド型が重宝します。
おかゆはもちろん、蒸し野菜や焼き芋、1人分のうどんやラーメン作りにも使えます。お子さんがまだ小さい方や、2台目のストウブをお探しの方はこちらを試してみてはいかがでしょう?
ストウブを使った子どもが喜ぶ簡単レシピ5選
ストウブは煮込み料理、炊飯、スープなど、幅広い料理を楽しめます。
小さなお子さんのご飯や離乳食づくり、おやつまで手間をかけずに簡単に美味しく作ることができますよ。ここでは子どもが喜ぶ簡単おすすめレシピを5つ紹介します。
ご飯(白米)の炊き方
まずは、基本となるストウブ鍋での炊飯の仕方から見ていきましょう。
炊飯器よりも短い時間で炊くことができ、ふっくらもちもちの仕上がりになります。
材料(3人分)
- 白米・・・2合
- 水・・・400cc
※ピコ・ココット・ラウンド20cmを使用した場合
作り方
- 米を研いで30分程度水を吸わせる
- 浸していた水を捨て、ストウブ鍋に分量の水と米を入れる
- ストウブの蓋を少しずらして鍋に乗せ、中火にかける
- 沸騰してきたら、しゃもじで全体をかきまぜ蓋を閉じ、最弱火で10分加熱
- 火を止めて、さらに10分蒸らす
離乳食おかゆ
赤ちゃんの離乳食のおかゆ作りには、小さめのストウブが大活躍します。
基本のお米の炊き方から分量を変えれば、とろとろの美味しいおかゆが作れますよ。おかゆに食べ慣れてきたら、カボチャやニンジンなどの野菜と一緒にお鍋に入れて炊けば、それだけで栄養満点の一品に。
材料(2食分)
- 白米・・・大さじ2
- 水・・・10倍粥:300cc、7倍粥:210cc、5倍粥:150cc
※ピコ・ココット・ラウンド14cmを使用した場合
作り方
- 米をストウブに入れてさっと研ぎ、分量の水を入れる
- ストウブの蓋を少しずらして鍋に乗せ、中火にかける
- 沸騰したら蓋を閉めて、最弱火で10分加熱
- 火を止めて、さらに10分蒸らす
ポトフ
野菜をたっぷり摂りたい時は、ストウブ鍋でほっこり美味しいポトフはいかがでしょう?
具材がくたくたに柔らかくなるので、離乳食中期の赤ちゃんにもおすすめです。
育ちざかりのお子さんにはウインナーや骨付き肉をプラスすると食べごたえがアップします。大人用にはコンソメやコショウを振って味を調整してみてくださいね。
材料(2人分)
- じゃがいも・・・2個
- 玉ねぎ・・・1玉
- にんじん・・・1/2本
- キャベツ・・・1/2玉
- バター・・・5g
- 水・・・600cc
※ピコ・ココット・ラウンド20cmを使用した場合
作り方
- 材料を食べやすい大きさに刻む
- ストウブに野菜を詰めていく
- バターを上に乗せ、水を足す
- 蓋をして中火にかける
- 蒸気が出たら弱火で10分加熱
※ソーセージや手羽元などを入れる場合は、20~30分加熱
無水カレー
ストウブ鍋1つで手軽に作れるカレーは、子どもにも大人気のメニューです。
無水調理ができるストウブならではの無水カレーなら、食材のうまみがギュッと詰まった濃厚な美味しさに。野菜の甘みでマイルドになるので、お子さんでも食べやすい味わいです。
材料(4人分)
- にんじん・・・1本
- 玉ねぎ・・・2玉
- じゃがいも・・・2個
- お好みの肉・・・300g
- カレールー・・・4皿分
- トマト缶もしくはフレッシュトマト・・・1缶もしくは大2個
- オリーブオイル・・・大さじ1
※ピコ・ココット・ラウンド22cmを使用した場合
作り方
- 肉、野菜を食べやすいサイズに切る。玉ねぎは半分はみじん切りにする
- ストウブにオリーブオイルを入れて中火で加熱し、玉ねぎとニンジンを加えて蓋をする
- 弱火で30分加熱 時々全体をかきまぜる
- トマト缶、じゃがいも、肉を入れて蓋をし、さらに弱火で30分加熱
- 肉に火が通ったら火を止め、カレールーを加えて溶かす
- 弱火で10分加熱
焼き芋
ストウブなら、お家で美味しい焼き芋もつくれます。
サツマイモを入れて火にかけるだけなので、仕事や家事で忙しい時にも嬉しい一品。これからの寒い季節に、子供のおやつにぴったりですね。弱火でじっくり火を通すのが甘くなるポイントです。
材料(3人分)
- さつまいも・・・3本
- 水・・・大さじ1~2
※ピコ・ココット・ラウンド20cmを使用した場合
作り方
- ストウブの鍋底にクッキングペーパーを敷く
- 洗ったさつまいもを水気がある状態で鍋に並べ、水を加えて蓋をする
- 強めの中火で5~6分加熱
- 弱火にして30分加熱
- さつまいもを裏返し、蓋をして20分
- 火を止めて、さらに15分蒸らす
ストウブ鍋のお手入れ方法
ストウブは「重くてお手入れも大変そう…」と思われがちですが、実は普段のお手入れは普通のお鍋と大差ありません。少し手をかけるだけで、ぐんと長持ちして一生モノのキッチンアイテムになりますよ。
普段のお手入れ
使い終わったストウブは、食器用洗剤とスポンジを使用して洗います。
金属たわし、研磨剤、刃物、漂白剤などは表面を傷つける原因になるので、避けておきましょう。
食洗機の使用も推奨されていません。
洗った後は、布で水気をよく拭き取り乾燥させてから収納します。
シーズニング
ストウブの使い始めや、使い続けてツヤが無くなってきた時には、「シーズニング」を行います。
鍋の表面を油に慣らすことで、ストウブを良い状態に保ち長持ちさせます。
シーズニングのやり方は、洗って乾かしたストウブにキッチンペーパーなどで植物油を塗り、弱火で数分加熱して油をなじませます。鍋が冷めたら、余分な油をふき取って完了です。
焦げ付いてしまったら
うっかりストウブを焦げ付かせてしまったら、重層を使いましょう。
ストウブに水を張り、重層を適量加えて数分間沸騰させます。
火を止めてからしばらく置いて、お水を捨てたら食器用洗剤で優しく洗います。
おわりに
ストウブは材料を入れて煮込むだけで、素材の旨みがギュッと詰まった美味しい料理が簡単に作れます。
「家族に美味しい料理を食べてもらいたい」「手軽に栄養のあるご飯を作りたい」という願いがきっと叶うはず。お子さんの成長には欠かせない毎日のご飯作りに、ぜひ役立ててみてくださいね。
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