そろそろ年末の大掃除…と考え始める時期ですね。
重い腰を上げて、いつもめんどくさくて掃除をしない大物から始めるかぁなんて思っていませんか?
ちょっと待ってください。
大物ではないけど毎日使う、キッチンや洗面台の蛇口の水が出るところ(シャワーヘッド)をちゃんと見たことありますか?
蛇口の水が出るところとは、すなわち「蛇口キャップ」のこと。
洗顔、手洗いうがい、歯磨き…など、毎日何度も使う蛇口。
毎日使うが故に、びっくりするほど汚れているんです!!
この記事ではそんな「蛇口キャップ」の掃除方法を、筆者が実践して詳しくお伝えしますよ!
蛇口の水が出るところ
”蛇口の水が出るところ”とは、前述したとおり正式な名称は「蛇口キャップ」といいます。
蛇口先端に取り付ける蛇口キャップは、泡沫キャップ(泡沫金具)や断熱キャップなどが一般的です。
泡沫キャップは水に空気を混ぜることで水流が柔らかくなり、水撥ねを防ぐ役割を担っているんだそう。
古くなった水道管にはスケールと呼ばれるサビなどが発生します。
蛇口キャップがフィルターとなって、スケールが吐水口から流れることを防いでくれるのです。
水が出にくくなった、勢いが弱くなったと感じた場合は、蛇口キャップにゴミが溜まって詰まり流れを悪くしている場合があるので、こまめにチェックしましょう!
それにしても、水道管に発生したサビが蛇口キャップに詰まるなんて…
そしてその汚れた水で顔を洗ったり、歯を磨いて口をゆすいだりしているなんて…!
想像しただけでぞっとしますよね。
さて、そろそろみなさんも自分の家の蛇口キャップを確認したくなった頃ではないでしょうか。
次の項目では、恥も承知で我が家の蛇口キャップの写真をネットの海に流すとともに、掃除の仕方もご紹介します。
家族が多かったりで電気をたくさん使う家ほど年間の電気代”数万円も損”している可能性があります。電気代をお得に節約するためのポイントとは?
→電気代を節約するおすすめの方法はこちら蛇口キャップの汚れが汚すぎる!
それでは意を決して、我が家の洗面所の蛇口キャップをご覧下さい。
わあああああああ!!!
きたなぁぁぁああ!!!
気分を悪くされた方、本当にごめんなさい!
我が家は築10年ほど。
10年間、蛇口キャップを掃除したことは何回かありますが、食器用のスポンジやメラミンスポンジで擦る程度。
想像していた500倍は汚くて体調が悪くなりそうです。
黒カビや水垢で真っ黒に汚れてしまっています。
が、更に怖いもの見たさでティッシュで拭いてみました。
ひいいいいいい!!!
真っ黒おおお!!!
この蛇口は当たり前のように子供も大人も毎日のように使っていますし、飼い猫もここから水を飲んでいます…
これでは見た目だけでなく、健康への影響も心配になります。
ご、ごめぇぇぇん!!
反省して、今からしっかりきれいに掃除していきます!
蛇口のカビ・水垢掃除に必要な道具
それでは、カビや水垢で汚れた蛇口の水が出るところの掃除に必要な道具を見てみましょう!
いるもの
- クエン酸 大さじ1
- 重曹 大さじ2
- 蛇口を浸けられる容器
- いらない歯ブラシ
こ、これだけ?
これだけであの悪魔のような真っ黒な汚れが落ちるなんて…信じがたいですよね。
業者を呼ぶレベルの汚れですよ?
もしかして手順が超めんどくさいんじゃ?
材料があまりにも少なくて疑わずにはいられません。
それでは手順も見てみましょう。
蛇口掃除のやり方
今回の蛇口掃除の手順は以下になります
- 40度のお湯を出す
- 40度のお湯と大さじ1のクエン酸を入れた容器に蛇口を15分浸ける
- 重曹大さじ2入れてしばらく浸けおく
- いらなくなった歯ブラシでこする
- おわり
えっ…!おわり!?
たったこれだけの工程で本当にあの頑固そうな蛇口の真っ黒汚れが落ちるんですか…!?
これが本当なら、ここまで汚れを蓄積させるずぼらな筆者でも簡単にできちゃいそうです!
いやいや、でも多少汚れは残るよね?
15分ちょっとでどうにかなるわけないっしょ?
まだ汚れが勝ちそうな雰囲気が漂っています。
結果が気になりすぎるので、早速掃除してみましょう!
こんなに汚い蛇口を毎日使っていたなんて…
いよいよ戦いの火蓋が切られました!
ではまず
①40度のお湯を出す
給湯器の温度を40度に設定しておきます。
②お湯に大さじ1のクエン酸を入れた容器に蛇口を15分浸け置き
お湯の量は大体にはなりますが、この容器のサイズはおよそ15×10×8.5㎝で約800ml入っています。
蛇口がすっぽりと入る容器で大きすぎないものがおすすめです。
クエン酸は、水垢やカルキなどのアルカリ性の汚れを落とすのに効果的です。
アルカリ性汚れは、クエン酸の酸性で中和され汚れが落としやすくなるということです。
蛇口をお湯に浸けた時点で早くも汚れが浮いてきていて卒倒しそうです。
③重曹大さじ2入れてしばらく浸け置き
クエン酸の入ったお湯の中に、重曹大さじ2を投入します。
お〜っ!すごいブクブクの泡!
重曹から出るブクブクの泡で、クエン酸で剥がれた汚れを浮かすのだそう。
これはかなり期待できるくらいブクブクしています!
ちなみに重曹を加えたお湯には、5分ほど浸けておきました。
④いらなくなった歯ブラシでこする
汚れ、ほんとに浮いた??
汚すぎてこの時点ではほぼ何も変わらずちょっと不安になりましたが、重曹には研磨効果があるので、いらなくなった歯ブラシでこすると、クエン酸で落としきれなかった汚れもスッキリ落とせるというわけです!
容器の中で擦ってみました。
本当に汚くて草
私達は、この汚れがついた蛇口から出た水で毎日生活していたかと思うと、サブイボが止まりません。
クエン酸と重曹で汚れが浮いたおかげで、軽く擦っただけで簡単に汚れが落ちます。
これだけ汚れていると目に見えて綺麗になっていく様が気持ちいいです!
蛇口の汚れが簡単にキレイに!
ジャーン!
見てください。
築10年の汚れが付着したあの悪魔のような蛇口キャップが、見違えるようにピカピカになりました!
カルキ汚れが頑固すぎて残っている部分もありますが、一回の掃除でこんなにキレイになんたのは感動です!
明らかに先ほどよりも清潔感があって、洗顔や歯磨きも安心して行うことができます!
蛇口掃除ビフォー&アフターの写真を見比べてください。
蛇口のシャワーヘッド部分の水の出てくる穴は特に綺麗になったように感じます。
これはうれしい〜!!
蛇口の水が出るところ、掃除してみた結果
蛇口の水が出るところを掃除してみた結果としては、頑固なカルキ汚れは残ったものの、たった1回、クエン酸と重曹を入れたお湯にトータル20分ほど浸け置きしただけであそこまで落ちるのは予想外でした!
だってあの汚れ方ですよ??
100均でも入手可能な少ない材料と簡単な手順だけであの真っ黒な汚れがピカピカになるなんて、なんでもっと早くやらなかったんだろう!
というかもっと早くこの掃除方法知りたかった!
こまめにこの掃除をやっていたらあんな酷いことにはならなかった事でしょう。
そしてこんなに簡単なら家中の蛇口を1日できれいに掃除できますよね。
今この記事を読んでいる方はとってもラッキーです。
少ない材料と簡単な手順でこんなにキレイになるならやるっきゃない!!
今すぐトライしてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
ウチの蛇口キャップはこんなに汚れてないでしょ(笑)なんて思って見てみたら、案外筆者宅と同じくらいの汚れかもしれませんよ?
本当にとっても簡単に掃除できるので、年末の大掃除と言わず、毎日みんなが使う場所なので日常的にこまめに掃除することをおすすめします!
筆者もこれを機に反省して、月に2回は蛇口キャップの掃除をしようと思います。
本当に簡単だから週1でもいいかも♪
清潔な水回りで清潔で安心な暮らしを手に入れましょう♪
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