今晩のおかずは何ですか?毎日の食事の献立を考えるために、日々頭を悩ませていませんか。
最初にわざわざ調味料を計量して味付けするのって面倒くさいですし、洗い物が増えるのも嫌ですよね。
毎日の料理の支度ですから、たまには楽をしましょう!
本記事では味付けが簡単にできる「焼肉のタレ」を使った人気の簡単アレンジレシピを5つ紹介します。
焼肉のたれの味で食欲をそそるメインメニューや副菜を紹介するので、毎日の献立やお弁当のおかずのレパートリーの一つとして参考にしてください!
焼肉のタレは色々な旨味が凝縮した万能調味料
文字通り焼肉を自宅やBBQで食べるときに重宝する焼肉のタレですが、使用機会が少なく冷蔵庫に眠ったままになっていませんか?
焼肉のタレと言っても各社様々な種類の焼肉のタレが販売されていて、それぞれに特徴や違いはありますが、「醤油、ごま油、りんご、にんにく、胡麻」などがバランスよく配合されコクと旨味のある万能調味料となっています。
商品名称に「焼肉」と付いていますが、焼肉だけに限定するなんてもったいない!
意外と普段よく使用している調味料の組み合わせと似ていると思いませんか?だから時短で美味しいアレンジ料理が作れちゃうんです!
今回のレシピ紹介で使用した焼肉のタレ
今回紹介するレシピで使用した焼肉のタレはイオンのTOPVALUより税込192.24円の「焼肉のたれ 香りの辛口」を使用しました。
残念ながらこちらの商品は2023年3月に製造終了してしまいましたが、今回紹介するレシピは他社製の焼肉のタレでも問題ないので是非作ってみてください。
ちなみにこちらの焼肉のタレの原材料は「砂糖、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、果糖ぶどう糖液糖、みそ(大豆を含む)、りんごパルプ、食塩、コチュジャン(小麦・大豆を含む)、醸造酢、豆板醤(大豆を含む)、にんにく、唐辛子、でん粉、ごま油、オニオンソテー、ラージャン(大豆・小麦を含む)、たん白加水分解物(小麦・大豆を含む)、ももピューレ、白いりごま/増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、カラメル色素」となっていました。
改めて見るとやはり色々なものが調合されているのが分かりますね。
それでは焼肉のタレを使った簡単アレンジレシピをどうぞ!
焼肉のタレを使った簡単アレンジレシピ5選
チーズ肉巻き~焼き肉のタレ味~
・豚ロースしゃぶしゃぶ用 350g×2パック
・いんげん(生でも冷凍でも) 12本くらい
・人参 大2/3本
・ピザ用チーズ(お好みのもの) 適量
・ゴマ 適量
・焼き肉のタレ(お好みのもの) 適量
・すりおろしりんご(お好みで) 適量
【作り方】
①いんげんを洗って耐熱ビニール袋に入れて電子レンジ600Wで2分加熱(3㎝程度に切る)
②人参を洗って皮をむき、いんげんと同じくらいの3㎝程度に切り耐熱ビニール袋に入れて電子レンジ600Wで2分加熱
③しゃぶしゃぶ用肉1枚でいんげん2本、人参2本、チーズを入れて巻いていく
④出来上がった肉巻きをフライパンに並べていく(油なし)
⑤焦げ目がついたらひっくり返し両面焼く
⑥肉を焼いている間に、りんごを適量すりおろし、焼き肉のタレに加える
⑦肉巻きが焼けたらフライパンに焼き肉のタレをかけて少しにを入れる
⑧お皿に盛り、ゴマをかけて完成
【ポイント】
今回は焼き肉のタレが辛口だったため、すりおろしリンゴを加えて味をマイルドにしました。辛さが和らいで食べやすくなりましたよ。
肉巻きを焼く前に片栗粉を入れていませんが、焼き肉のたれだけでもお肉と絡んでしっかりした味付けになりました。肉巻きに片栗粉をまぶすと、よりたれと絡んで濃厚になるのでお好みで片栗粉をまぶしてください。
野菜はあらかじめレンジで加熱しているため、フライパンではお肉に火が通りチーズが溶けてきたら火入れは十分です。野菜を加熱するときは洗い物を減らすために耐熱ビニール袋に入れましたが、耐熱容器でも問題ありません。
いんげんは生でも、冷凍でもどちらでもおいしくいただけます。
お肉はしゃぶしゃぶ用を使いましたが、途中で破れることなく巻けました。2枚重ねるとお肉感がしっかり楽しめてよりおいしくなります。
レンジで簡単!焼肉のたれで鶏チャーシュー
【材料】
・鶏もも肉 1枚(300g)
◎焼き肉のたれ 大さじ3
◎醤油、砂糖 各小さじ1
◎ニンニク醤油 大さじ3
・すりおろしりんご 適量
・ゆで卵(お好みで) 2~3個
(とろみをつける場合)
●水 小さじ2
●片栗粉 小さじ1
【作り方】
①鶏肉は常温に戻す。厚い部分に包丁を入れ、厚みを均一にしておく。皮部分はフォークを刺して穴を開ける
②耐熱容器に①と◎を入れてよく揉み、皮を下にしてお肉とラップをピッタリ貼り付けて15分程味をなじませる
③お肉からラップを外して再び耐熱容器にふんわりとラップをする。電子レンジ600Wで3分加熱する
④鶏肉を裏返して再び耐熱容器にラップをかけて電子レンジでさらに2分加熱する。火が通ってなかったら20秒ずつ加熱する
⑤5分放置して完成
とろみをつける場合
⑥鶏肉を取り出して●を入れてダマにならないように混ぜ、ラップなしで600Wで30秒加熱する
⑦固まらないようにすぐに取り出して混ぜ、とろみが足りないようなら10秒追加して再混ぜる
⑧1㎝幅に切った鶏肉にかけて完成
【ポイント】
鶏肉の厚みを均一にして皮に穴を開けることで味が染みやすくなるのが時短のポイントです。完成まで時間がかかるイメージのチャーシューですが、レンジでも簡単にしっとり柔らかく仕上がります。
ゆで卵は盛り付ける段階で加えてもいいですし、チャーシューを漬け込む段階で一緒にゆで卵を入れると味玉になっておいしさがアップするためおすすめです。
漬け込む時間はレシピ上では15分程度としていますが、つける時間が長いほど美味しさが増しますよ。
ご飯のおかずだけでなく、サンドイッチの具にしたりお弁当の一品にしたりできるため、重宝します。
焼き肉のたれで簡単おいしいえのきの肉巻き
・えのき 2袋
・豚バラスライス 300g
・塩コショウ 適量
・焼き肉のたれ 大さじ4
・すりおろしりんご 適量
【作り方】
①えのきの石づきを切り落とす(豚バラの幅に合わせてえのきを切っておくと肉に巻きやすい)
②豚バラ肉1枚ずつでえのきを巻く
③フライパンにえのきの肉巻きを並べ塩コショウをする(巻き終わり部分を下にする)
④焼き目がついた部分をひっくり返しながら、前面に焼き目をつける(えのきの水分が出てくるのでキッチンペーパーでふき取る)
⑤焼き肉のたれにすりおろしりんごを加えておく
⑥水分が取れたら再度塩コショウを振って味を整える
⑦肉の全面に焼き目がついたら焼き肉のたれを入れて絡めて完成
【ポイント】
えのきを巻く豚肉は豚バラでもしゃぶしゃぶ用でもお好みのもので構いません。
お肉を焼く時に巻き終わり部分を下にすることで巻きが崩れるのを防いでくれます。
肉巻きを焼く前に片栗粉を入れていませんが、焼き肉のたれだけでも十分お肉と絡んでしっかりした味付けになりました。肉巻きに片栗粉をまぶすと、よりたれと絡んで濃厚になるのでお好みで片栗粉をまぶしてください。
塩コショウをするタイミングがポイントです。焼き始めに塩コショウをすることで早い段階からえのきの水分を出せて、焼き肉のたれが水っぽくなるのを防ぎます。
肉巻きの照り焼きのたれを作ろうと思うと醤油やみりんを計量しなければならず、面倒ですが焼き肉のたれを使えば簡単に味が決まるのでおすすめです。
レンジで簡単!焼き肉のたれで小松菜の胡麻和え
・小松菜 1束
・人参 1/2本
・油揚げ 1枚
◎白すりごま 大さじ2
◎焼き肉のたれ 大さじ2
◎白だし 大さじ2
【作り方】
①小松菜は根元を切り、4㎝程度に切って洗う。ペーパータオルを敷いたを敷いた耐熱容器に入れてふんわりラップをかける
②電子レンジ600Wで3分加熱し粗熱をとる
③油揚げと人参を4㎝程度の細切りにし、ペーパータオルを敷いたを敷いた耐熱容器に入れてふんわりラップをかける
④電子レンジ600Wで2分加熱して粗熱をとる
⑤小松菜の水分をしっかり絞り、◎と人参、油揚げを混ぜ合わせて完成
【ポイント】
献立の副菜にもお弁当のおかずにももってこいの小松菜の胡麻和えですが、いつもの和風な味付けに焼き肉のたれを加えてアレンジしました。焼き肉のたれはご家庭にある種類によって塩分の含有量が違うため、少な目から入れて味を調えてください。
野菜の加熱は電子レンジで済むため、時短で簡単にできます。
野菜は小松菜以外にもほうれん草など他の野菜で作るアレンジも幅広いです。
水っぽくならないように食材はしっかり水気を切ってから調味料と和えましょう。
調味料を和えた後少し置くと味が馴染んでよりおいしくなります。
なすと焼き豆腐の照り焼き
・なす 中3本(240g)
・焼き豆腐 200g
・片栗粉 大さじ1/2
・サラダ油 小さじ1
・刻みネギ(お好みで) 適量
・煎り白ごま 適量
◎焼き肉のたれ 大さじ4
◎みりん 大さじ2
【作り方】
①なすはヘタを切り落として乱切りにする
②焼き豆腐は食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶす
③フライパンにサラダ油を熱し、①がしんなりするまで炒める
④刻みねぎと②を加え、全体に焼き色がついたら◎を入れて全体に絡める
⑤皿に盛り付けてお好みで煎り白ごま、を散らして完成
【ポイント】
照り焼きを作ろうと思うとみりんやしょうゆ、酒などの調味料を計量して混ぜる必要がありますが、焼き肉のたれを使えば簡単に味が決まるため、おすすめです。
焼き肉のたれだけでは少し物足りないと感じたため、みりんを加えて少し甘めにしました。
なすと一緒に炒める焼き豆腐は、厚揚げにしてもおいしいです。
豆腐に片栗粉をまぶすことで味が絡みやすくなります。
今回は冷凍した刻みねぎを使ったため炒める段階で入れましたが、完成後にごまと一緒に散らしてもおいしいです。
切って炒めるだけの簡単メニューで時間がない時でもパパっと作れるため、献立のメニューとしてもお弁当のおかずとしても活躍するおすすめの一品です。
まとめ
今回は、焼肉のタレを使って時短で味付けができながらも、しっかりと美味しい焼肉のタレを使った簡単アレンジレシピを紹介しました。
この他にも普段作りなれたレシピでも味付けに焼肉のタレを使う事で、いつもと違う味わいで料理を楽しめてマンネリ回避にもおすすめです。
簡単に調理ができてしまうと手抜きの罪悪感を感じてしまう事もあるかもしれませんが、手間がかかる事が良いのではありません。しっかりと美味しく楽しんでもらえる料理になっていればそれだけでOKなんです。
主婦の皆さんの家事は料理だけではなく、掃除や洗濯、子どもの世話などやらなければいけない事は山のようにあるかと思います。
疲れて倒れでもしてしまったらそれこそ一番迷惑が掛かってしまいます。
無理をせず適度に力を抜いて頑張りすぎないでください。
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