株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「女性用風俗（女風）」に関するアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査概要
調査方法：インターネット調査
調査機関：自社調査
調査人数：220人
対象者 ：40代 既婚女性
調査性別：女性220人
調査年代：40代:220人
調査時期：2024年9月～10月
＊本アンケート結果を引用する場合は当ページのURLへリンクしてください。
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日常の夫婦仲に関しては「まあまあ仲が良い（55.0%）」が最も多く、次いで「とても仲が良い（20.45%）」となりました。約75%以上もの女性が夫婦仲は良いと回答しています。
また一方で「あまり仲が良くない（5.91%）」「とても仲が悪い（3.18%）」と、夫婦仲が良くないという回答は約9%でした。
現在のセックスの頻度は？
現在のセックスの頻度に関する回答は「1年以上していない（33.64%）」という回答が最も多い結果となりました。
1ヶ月に1回以上セックスをするとの回答は約45%となり、定期的にセックスをする人とほとんどしない人とで両極端となる結果が見られました。
夫婦仲別でのセックスの頻度を見ると、「とても仲が良い」と回答した女性のセックスの頻度は高い傾向が見られました。しかしながら「1年以上していない」と回答した割合は、「まあまあ仲が良い（25.62%）」の方が低く、とても仲が良い夫婦関係であっても1年以上セックスをしないということも珍しくはないようです。
とはいえ、「1年以上していない」の割合は、「あまり仲が良くない（53.85%）」「とても仲が悪い（100.00%）」と夫婦仲によっての関連性が高い傾向が見られました。
現在のセックス内容や頻度に満足していますか？
現在のセックス内容や頻度に関する満足度については、「まあまあ満足（33.18%）」「15.91%（15.91%）」と50%弱もの方が現状に満足しているようでした。
しかしながら満足である理由としての内容には違いが見られ、「セックスをしている事に満足」という回答と「セックスをしない事に満足」だとする回答がありました。
不満の理由についても同様でした。
現在のセックスの満足状況に関する理由
とても満足
旦那さんは、まず女性を満足させることに集中します。私が気持ちよくなりあそこが濡れたら私のタイミングで挿入してくれます。私のことを理解してくれて一生懸命なのでとても満足です。（40代 女性）
夫との日々のコミニュケーションや、スキンシップ(手をつないで歩く、ハグをするなど)でとても満足しています。（40代 女性）
回数を重ねて相性や相手の方が分かるようになってきたから。（40代 女性）
時間をかけて愛撫してくれるので満足です。（40代 女性）
日々多忙でする気にならないのと、妊活期間が2年以上ありやり尽くした感があるため、やる気になりません。（40代 女性）
性欲がなく寝室も別なのでこのままセックスがないことを望むため満足。（40代 女性）
まあまあ満足
この歳で月に1回セックスをしているだけでも仲が良いと周りから言われているから満足している。（40代 女性）
お互い頻度は少なくとも内容は濃くなるから満足（40代 女性）
夫婦仲は悪くないし、お互い仕事や育児で疲れているので、無理にセックスする必要もないと感じているからです。（40代 女性）
頻度が多いと疲れてしまうし、少ないずぎると不安になってしまうが、そこまで頻度も多くなく、少なくなく、自分的にはちょうど良いから（40代 女性）
どちらでもない
もう少し頻度を増やしたいから不満。（40代 女性）
したい気持ちがあるけど、面倒くさい気持ちもあるからです。（40代 女性）
ずっとしていないけど、性欲がないので特に不満でも満足でもない。（40代 女性）
やや不満
このまましないのかと思うと悲しい（40代 女性）
前戯が短く潤わないため性交痛があるため（40代 女性）
あまりセックス自体が好きではないので、やりたくない。向こうから誘ってくるとき、こちらの都合を考えていない。（40代 女性）
もう少し回数を増やしたい（40代 女性）
セックスの時間が30分と短いからやや不満です（40代 女性）
旦那が受け身でいることが多いから不満（40代 女性）
とても不満
旦那がED気味（40代 女性）
わたしはもうしたくないんですが年下の旦那が毎日でもしたい派なので本当に嫌です（40代 女性）
したいなと思うが、タイミングが合わない。相手が疲れている（40代 女性）
夫がやる気がない。制欲より睡眠を取りたがり不満。（40代 女性）
日常的に疲れていて相手するのが面倒（40代 女性）
セックスをする時どちらから誘いますか？
セックスをする時どちらから誘うかという質問に関しては「男性から（50.914%）」が最も多く、次いで「お互いがそれぞれ（24.55%）」という結果でした。
女性から誘うという回答は少数派となり、セックスのきっかけに関しては男性からの誘いがあるかどうかが強く影響しているのではないでしょうか。
セックス時に相手に不満を感じる内容は（複数回答）
セックス時に相手に不満を感じる内容に関しては「マンネリ化」「不満に感じることはない」という回答が最も多くなっていました。
次いで「ムードがない（24.09%）」「前戯が足りない（23.18％）」といった結果となりました。
同じ質問を「1年以上していない」と回答した人に絞ると、「男性としての魅力を感じない（9.55%）」「不満に感じることはない（9.55％）」が最も多い結果となりました。
そして「前戯が足りない（9.09％）」「マンネリ化（8.64％）」と続きました。
「男性としての魅力を感じない」という点が、セックス頻度の低下に大きく影響を与えているのかもしれません。
セックスは好きですか？
女性自身がセックスは好きであるかという質問に対し「好き（41.36%）」が最も多く、「とても好き（11.36%）」と合わせると、50%以上の女性がセックスは好きであるという事がわかりました。
「嫌い」「とても嫌い」という回答は約18％となり、先の質問であった頻度に対する回答「1年以上していない（33.64%）」よりも少なくなっており、セックス自体が嫌いだからという理由とは別でセックスをしていない状況も多くあるようです。
30代のときと比べた性欲の変化は？
30代から40代になったことで、30代のときと性欲に違いがあるのかという問いに対して、「性欲が衰えた（35.45%）」「すごく性欲が衰えた（20.00%）」と、約55％の女性が40代になり性欲が衰えたと回答しています。
逆に性欲が増したという回答は、約15%程度となりました。
年齢の変化によるものだけでなく、家庭環境の変化なども、性欲の変化に影響しているのかもしれません。
現在旦那さん以外の相手とセックスをしていますか？
旦那さん以外の相手とセックスの有無については、91.82％の大多数の女性が「旦那さん以外とはしていない」と回答する一方で、約8%の女性は旦那さん以外とセックスをしているという回答が得られました。
「旦那さん以外としている」と回答した人の相手や理由は？
旦那さんとそれ以外の両方としている
刺激が欲しいから。（40代 女性）
年下の若い不倫相手と週に1回会ってセックスしている。夫に対してときめきも無いが家族としては大事にしている。しかし、私の性欲が強いことや恋愛体質なこともあり、数年前から不倫相手が数人おり、夫以外の人とセックスを楽しんでいる。（40代 女性）
旦那さん以外としている
同級生、昔の恋人（40代 女性）
月に一度程度既婚上司と、結婚前からのおつきあい（40代 女性）
欲求不満だから（40代 女性）
趣味が同じで知り合った彼氏と、時間が合えばしています。セカンドパートナーです。（40代 女性）
アプリで知り合った外国人と月に一度程度会っています。とても優しく丁寧なので身体が離れられません。（40代 女性）
セカンドパートナーと、週1ペースでお互いの癒やしを求めてしてます。（40代 女性）
恋愛感情が全くない友人です。モノもちょうどよい大きさだし、挿入時間や回数もお互いが満足するまでできるので。頻度は1か月に2回の時もあれば、3ヶ月に1回の時もある。（40代 女性）
セックスに関する自身の悩みはありますか？（複数回答）
女性自身のセックスに関する悩みについては、「特に悩みはない（33.64%）」が最も多くなっていました。
具体的な悩みとしては「容姿・体型の変化（30.91％）」「性欲が無い（18.64％）」「性交痛（15.91％）」となりました。
セックスに関する自身の悩みの理由は？
容姿・体型の変化
昔よりも太ったし、体型が気になる（40代 女性）
結婚当時に比べて13キロも体重が増えて、体を見られるのが嫌になった。（40代 女性）
結構太ってしまったり、自分自身に何ら自身も持てなくなりなんだか欲も少し沈み気味です。（40代 女性）
体重がかなり増えたので、体型が気になり集中できないことがある。（40代 女性）
結婚した当初よりかなり太ってしまい、見た目に自信がなくなってしまったので、申し訳ない気持ちが先行してセックスしたくなくなってしまう（40代 女性）
容姿・体型の変化です。40代になって体重の変化はそうありませんが、脂肪・筋肉の付き方や肌のハリなどが若い頃とはやはり異なり、自分としては仕方ないと思うところもありつつ、相手から見たらどうなのかなと心配もあります。（40代 女性）
自身の体型の変化による自身の低下によって、セックスの意欲が落ちてしまっている女性もいるようです。体型の変化のせいでパートナーにがっかりされたくないと心配している女性は多いようです。
性欲が無い
若い頃に比べて、欲が無くなりました。（40代 女性）
性行為自体に嫌悪感を持っているから。（40代 女性）
日々疲れやすくなって、生欲が無くなり始めたこと（40代 女性）
家事と仕事で毎日疲れているので、性欲がない（40代 女性）
産後、自分でもびっくりするくらい性欲がなくなりました。映像で性的な描写を見ても興奮しなくなりました。（40代 女性）
出産してから性欲がなくなり一度もしていない。完全に家族になってしまって男女のムードがなくなった。（40代 女性）
年齢によるものや、出産による家庭環境の変化による影響で性欲がなくなったとする意見が多く見られました。家事や仕事で疲れてしまったり、意識が子育てに向いてしまうことで性欲がなくなるようです。
性交痛
成功痛が昔からひどく、子宮筋腫の影響もあって生理痛もひどい（40代 女性）
行為をした後、立てなくなる暗い激痛が走るからです。（40代 女性）
婦人科系の病気があるので（子宮内膜症）、挿入時に痛みを感じる。（40代 女性）
性交痛、若い頃は相手のために我慢していた（40代 女性）
入るときに、痛みを生じる。子宮内膜症の持病があるため（40代 女性）
性交痛による、挿入時の痛みが大きいためセックスに対して苦痛と感じてしまうという悩みが見られました。痛いと感じながらも我慢をしているという女性もいるようです。子宮内膜症による痛みで悩まれている方も複数確認することができました。
相手が満足しているか不安
年齢と共にテクニックが衰えてきているから相手がしっかり満足出来ているか不安になる。（40代 女性）
自分勝手になってないか不安だから（40代 女性）
私自身あまり得意な方では無いので相手が満足しているか不安になります（40代 女性）
いつも同じようなことしかできないので、相手が満足しているのか疑問。（40代 女性）
性器の形・色・臭い
性器の匂いがとても気になるので集中出来ない事があります。（40代 女性）
自分のにおいが気になる。そのことが気になって、楽しめない時がある。（40代 女性）
性器の悩みです。出産の時に切れてしまって形が変わってしまった事が悩みです（40代 女性）
性器の臭い。清潔にしているつもりですがにおっていそうなので、相手にどう思われているかとても気になります。（40代 女性）
夫婦でのセックスの相性や質を高めるために心掛けていることや大切だと思うことがあれば教えて下さい。
日々のスキンシップ（40代 女性）
道具を使ってみたり、ラブホテルに行ってみたり、非現実的なシチュエーションも必要（40代 女性）
親しき仲にも礼儀あり。で本当に傷つくような事や言葉を発しないようにしています。（40代 女性）
自分の満足や快楽を求めるのではなく、スキンシップや愛情表現のひとつと考えて無理しないように無理させないようにしている。（40代 女性）
まずは求めすぎず、きちんと相手の状況なども確かめ合ってお互いのムードなど本当に心地よい時などタイミングなどを見て、確認していきます。（40代 女性）
夫のリードとはいえ、相手にも喜んでもらえる様に努力はします。とにかく恥ずかしがらない！（40代 女性）
日頃からコミュニケーションをとったり、思いやりを持つ。（40代 女性）
夫婦になってもお互いを思い遣っていれば自然と同じ人とのセックスも何年経っても気持ちいいものだと思います（40代 女性）
セックス以外の日常の会話などのコミュニケーションから丁寧に行うことが大切だと思います。（40代 女性）
一番は思いやりや、相手に対するもっと気持ちを高めてあげることです。お互いに積極的でなくても少しでも愛情をしっかり与えることでもっとより相手への心境が高まるはずです。（40代 女性）
行為だけがセックスではないので、日ごろの会話やスキンシップを大切にするようにしている。（40代 女性）
長い付き合いであっても、互いを思いやる気持ちを忘れない。適度な恥じらいも忘れない。（40代 女性）
多くの方が大切なこととして「お互いの思いやり」と「日頃からのスキンシップ」が大切だとする意見が非常に多く見られました。セックスという行為そのものではなく、日頃の接し方こそがセックスの質を高める上で重要であると考える女性が多いようです。
調査結果まとめ
40代の既婚女性220人に「セックス」に関するアンケート調査を行った所、約75%もの女性が夫婦仲は良いと回答していました。
夫婦仲とセックスの頻度に関しては関係性が見られるものの、必ずしも仲が良いからセックスをしているというわけではないようです。
セックスをしなくなった理由として、旦那さんに魅力を感じなくなった人や、自身の性欲がなくなった人、性交痛によって悩んでいる人など、パートナーの変化や年齢などによる自身の変化もセックスの頻度に影響があるようです。
また夫婦でのコミュニケーションと考えると、セックスだけでなく日頃からのお互いの思いやりやスキンシップをとることは、より良い夫婦関係を築くうえで重要なことであることが、分かりました。
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