全国に5万店舗以上あるコンビニ。
主婦、学生、フリーター…多くの方が働いています。
いろんな場所で募集されており、誰しも一度は検討しているのでは?
この記事に目を止めてくださったあなたも、コンビニでパートとして働こうか検討したことはないでしょうか?
コンビニのパートの仕事は誰でもできそうな仕事ですが、清掃や品出し・商品の発注等、覚えることは多岐に渡ります。
この記事ではコンビニパートとして働くメリットデメリットを元最大手コンビニ会社のスーパーバイザーだった私が紹介させて頂きます。
コンビニパートのメリット
1.シフトの融通がきく
コンビニで働くメリットは”時間の融通”でしょう。
24時間経営しているので、細かくシフトが分かれています。家庭の都合によって柔軟に働く時間を変更することができます。
よくあるケースですと、
- 仕事を掛け持ちしていて、隙間時間に働く
- 幼稚園から子供が帰ってくるまでの間だけ働く(9-16時まで)
- 稼ぎたいので、追加でたまに深夜に入る
コンビニで働く理由として、“働く時間の融通がききやすく、子供に何かあっても休みやすい”といったことをパートさんからよく聞いていました。
実際、私の担当していたお店で子持ちのパートさんは何人もいましたが、子供が急に熱を出して休んだり、早退する例はよくありました。コンビニは基本家族経営ですので、こうしたことには寛容的です。
このように、その時の状況によって働く時間を決めれられるのは、24時間営業のコンビニならではと言えるでしょう。
2.最新の情報が手に入りやすい
最新の情報とはアイドルグッズや玩具・雑誌等の入荷日/発売日です。
コンビニは色々な商品を扱っているので、市場では入手困難な商品も僅かですが仕入れることができます。
ですので、普通だったら朝から並ばないと手に入らないような商品が、簡単に手に入れることができるかもしれません。
ある入手困難な商品がコンビニで発売されるとなった時、パートさんがオーナーさんに”取っておいてください!”とよく頼んでました笑
そういった類の商品はメルカリ等で高額転売されるケースが多いので、入手困難な商品を並ばず定価で購入できるのはありがたいことです。
全員に該当するわけではないですが、これもコンビニならではのメリットです。
3.つぶしがきく
コンビニは全国各地に5万店舗以上ある為、一度覚えてしまえば全国各地で働く場所に困らないと言えるでしょう。
引越し等、環境変化が起きた際に再度働きたいと思った時、働き口にはまず困らないですし、一から仕事を覚えるストレスはなくなります。
”なんのバイトすればいいのかわからない”と迷っている場合は、短期間でもいいので、働いてみることをオススメします。
家族が多かったりで電気をたくさん使う家ほど年間の電気代”数万円も損”している可能性があります。電気代をお得に節約するためのポイントとは?
→電気代を節約するおすすめの方法はこちらコンビニパートのデメリット
1.覚えること/やることが多い
コンビニは単純作業の密集帯と言っていいでしょう。
一つ一つは単純作業ですが、やることが多いです。
主な業務として以下が挙げられます。
- レジ業務(商品の会計、宅急便・メルカリ受付、公共料金)
- 揚げ物、おでん、中華まん調理
- 清掃
- 品出し
- コピー機操作(セルフですが、聞かれることが多い)
- 発注
コンビニはサービスが増え続けており、その都度覚えていく必要があります。
忙しい時はこれらの業務を同時にこなさなければならない為、単純作業といえど、頭と体を常に動かし続けないといけません。
2.時給が安い
覚えることが多くても、コンビニの時給は総じて低いです。
コンビニのビジネスモデルが薄利多売であるため、たくさん商品を売っても経費を削減しないと利益が出ません。
現在コンビニ全体の売上は鈍化しており、一方で最低時給は上がっています。
コンビニ経営は利益が出にくくなっている環境です。
そうした環境下で、コンビニの時給が上がっていく見込みは低いです。
とにかくお金を稼ぎたい!と思う方にはコンビニパートは向いていません。
3.有給が取りづらい
コンビニは有給がとりづらい職場でもあります。先程の最低時給の話と関連するのですが、コンビニ経営は薄利多売です。経費は削減しなければいけない為、有給を使用されるとダメージがでかいのです。
また、人手不足のお店だとシフトに穴が空いてしまうため、余計です。
法律で決められている取得義務日数は取れると思いますが、有給を促進してくれるような環境ではないでしょう。
気づいたら、たくさん溜まってた…なんてことはよくあるケースです。
4.来店客とのトラブル
コンビニは様々な客層の方が来店するので、トラブルはつきものです。
態度が悪い客、八つ当たりしてくる客、いちゃもんつけてくる客、常時いるわけではありませんが、そういった客が一定数きます。
客層は立地に左右されますが、それでも他業態と比べると多いです。
働く際は、立地と客層を確認するのをオススメします。
まとめ
空いている時間を有効的に活用したい方や掛け持ちしたい方にオススメです。
コンビニは24時間経営しているので、稼ぎたい時に様々な時間帯で働けるのが大きな強みです。
子持ちの主婦さんにとっては休みやすさも大きな魅力でしょう。
覚えることが多く、最初は大変かも知れませんが、一度覚えてしまえば稼ぐことに融通がききやすくなります!”コンビニで働いてみようかな?”と思う方、頑張りましょう♪
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