最近、副業という言葉、よく耳にしますよね。
副業が気になっているけど、「忙しいし、何から始めたらいいかわからないよ」と思っているあなたにピッタリの「フリマアプリを活用した簡単に始められる副業」についてお話ししたいと思います。
フリマアプリを活用した副業は、スマホ一つで誰でも手軽にすぐに始められます。
さらに、自分のペースでできるから、忙しい日常の中でも無理なく続けられて、
ちょっとした空き時間を利用して、収入を得ることができるんです。
フリマアプリ活用した不用品販売とは
フリマアプリを活用した不用品販売とは、自身の私物で使わなくなったものを売って収入を得る方法です。
特別なスキルを必要とせず手軽に始められるので、簡単な副業の一つとして注目されています。
「不用品を売る」なんて聞くと、ちょっと面倒くさいイメージがあるかもしれませんが、フリマアプリを使えば、その手間はぐっと減ります。
フリマアプリは、スマホ一つで誰でも簡単に商品を出品し、売買ができるツールのことです。
「メルカリ」や「ラクマ」などのサービスがあります(各サービスの詳細は後述)。
アプリをダウンロードして、売りたい物の写真を撮り、簡単な説明を加えて価格を設定するだけ。
これだけで、あなたの商品は全国のユーザーに向けて展示されるわけです。
フリマアプリでの取引は、基本的にはアプリ内で完結します。
商品が売れたら梱包し、指定の方法で発送します。
多くのフリマアプリでは、売上の管理もアプリがしてくれるので、収入を管理しやすくなっています。
家族が多かったりで電気をたくさん使う家ほど年間の電気代”数万円も損”している可能性があります。電気代をお得に節約するためのポイントとは?
→電気代を節約するおすすめの方法はこちら不用品販売のメリット
誰でも簡単に始められる
フリマアプリを利用した不用品販売は「誰でも簡単に始められる」のがメリットです。
特別な技術や知識がなくても、写真を撮って、説明を書いて、価格を設定するだけで、あなたの商品はオンライン上に並びます。
これほど手軽に始められる副業は、なかなかありませんよね。
不用品が収入になる
不用品を売る最大のメリットは、何と言っても「不要なものが収入に変わる」ことです。
使わなくなった服、読まなくなった本などが、お金に変わるんです。
部屋を整理するついでに、フリマアプリに出品するだけで、誰かの役に立ちながらお財布も潤う、一石二鳥の効果が得られます。
フリマアプリ種類
個人で手軽に不用品の売買を行えるフリマアプリから代表的なサービスを紹介します。
メルカリ
メルカリは、月間利用ユーザー数が2,200万人以上と利用者数が圧倒的に多いため、需要のある商品ならすぐ売れる可能性が高いのが特徴です。
住所や名前を直接相手に知られることなく、安心して取引ができる「匿名配送」という配送方法が選択できます。
メルカリの販売手数料は10%で、商品が売れた際には、手数料と送料が自動的に引かれるので、手間をかけずに清算が完了します。
売上金はアプリ内に貯まり、銀行口座に振込んだり、電子マネーのメルペイとして使用できます。そのままメルカリ内に出品されている商品の購入も可能です。
ラクマ
ラクマは、オンラインモールの楽天が提供するフリマアプリです。
販売手数料は基本的には10%ですが、当月の販売回数や合計販売金額に応じて翌月の販売手数料が変動する仕組みが採用されています。
つまり、よく使えば使うほど、次の月の手数料がお得になる可能性があるわけです。
ラクマでの商品購入時に楽天カードで決済すると、楽天ポイントがザクザク貯まるんです。
さらに、既に貯まっている楽天ポイントを使って、商品を購入することもできます。
買い物をしながら賢くポイントも貯められるので、お得感が満載です。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)
Yahoo!フリマの販売手数料は5%で、他のフリマアプリと比べても低い販売手数料が魅力的です。
「匿名配送」などの売り手も買い手もお互いの個人情報を知られずに済み、プライバシーが保たれる配送方法があります。
さらに、Yahoo!フリマでは、お得なクーポンやキャンペーンが頻繁に行われています。
これを利用すれば、普段よりもずっとお得に商品を買ったり売ったりできるわけです。
商品購入の際は、PayPay残高を使って手軽に支払えます。
売上金は、PayPayにチャージできるので、電子マネーとして利用することができます。
フリマアプリでの副業の注意点
フリマアプリで出品する前に気をつけるべきポイントをいくつかお伝えします。
商品の状態はもちろん、説明の仕方や写真の撮り方、禁止されているアイテムがないかなど、少し注意を払うだけで、トラブルを避けられます。
出品禁止物は出品してはいけない
フリマアプリで売れるものはたくさんありますが、出品禁止物もあります。
例えば、医薬品や医療機器、危険物など、安全性に問題があるものや法律で販売が制限されているものは、フリマアプリでは出品してはいけません。
出品する前には、フリマアプリのガイドラインをしっかりと読んで、どのような商品が禁止されているのかを確認するようにしましょう。
ほとんどのフリマアプリには、詳細な禁止項目リストがあるので、それを一通りチェックすることでトラブルを避けることが可能です。
メルカリでは、2023年10月3日よりポケモンカードゲーム「レプリカ」「メタルカード」等、ポケモンカードゲームに関する著作物や商標を無許諾で利用又は使用したと疑われる出品について禁止するなどの対応も取られています。
出品する前に一度何かを購入してみる
もしフリマアプリで何も買ったことがないなら、売る前に実際に何かを購入してみることをおすすめします。
商品の検索から購入、支払い、商品の受け取りまでの過程を一通り経験することで、出品する際にどんな情報を提供すればいいのか、どうすればスムーズに取引が進むかのヒントになります。
例えば、商品の説明文の書き方、写真がどのように撮られているかなど、購入者として気になる点をチェックします。
商品説明が丁寧であればあるほど、購入を決めやすくなるわけですから、これを自分が出品するときの参考にできますよね。
また、商品が届いたときの梱包の仕方も重要なポイントです。
商品がどのように梱包されていたか、配送中の安全はどう確保されていたかなど、自分が出品する際にも役立ちます。
商品が無事に届くように、どんな梱包材を使えばいいのか、どの配送方法が最適かなど、具体的なアイデアを得ることができるでしょう。
さらに、フリマアプリの各種機能にも慣れることができます。
質問機能や評価システムなど、これらを使いこなすことが、出品者としても成功の鍵を握ります。
質問があったときの返答の仕方や取引後にどのように評価を行うかなど、実際に体験してみることで、よりスムーズに活用できるようになります。
副業の年間所得が20万円を超えると確定申告が必要
副業から得た収入が年間20万円を超えると、税法上、確定申告が必要となります。
本業の収入に加えて、副業で得た収入も税金の対象となります。
給与所得がない人は48万円以上が確定申告の対象となります。
申告期間は毎年2月16日から3月15日までですので、期限内に準備をしておくことが重要です。
フリマアプリでの販売による収入については、無申告にしている人も多いことから、税務署での税務調査も強化されているため、脱税と扱われないように確定申告を行いましょう。
人気商品を買い占めて転売はしない
フリマアプリで副業をする際には、人気商品を買い占めての転売は避けるべきです。
この行為は「転売ヤー」と呼ばれ、市場の公平性を損ない、他の消費者の機会を奪うことになりかねません。
フリマアプリ自体の規約違反となることもあります。
健全な副業活動として、公正な取引を心がけ、消費者としての倫理を守ることが重要です。
不用品を売るコツ
プロフィール情報の充実
まず、大事なのが「プロフィールを充実させる」ことです。
フリマアプリは、お互いの顔が見えない取引なので、プロフィールが充実していると、この人なら安心して取引できそうと思ってもらえる確率がぐんと上がるんです。
プロフィールには、どんな人が売り手なのかが伝わるように、しっかりと自己紹介を書きましょう。
趣味や興味があること、またこれまでの取引で心がけていることなど、少しでも多くの情報を入れると良いですね。
また、アプリ内のシステムで身分証明の提出を行い、本人確認をすることで、さらに信頼性が増します。
身分証明は、自分が信用できる人物であり、フリマアプリが定める基準を満たしていることを証明するものです。
この基準を満たしている出品者は、本人確認済バッジを取得することができます。
撮影テクニック
商品を撮影するときは、ただ写真を撮るのではなく、「購入者がどんな情報を欲しているか」を考えて撮影することが重要です。
購入希望者は、商品の全体像を確認したいですし、細部にわたる情報も重要視するため、商品の前面、背面、横面といったさまざまな角度からの写真を撮ることが大切です。
フラッシュを使うと、光の反射や影が商品の見た目を変えてしまうことがあるので、注意しましょう。
背景は、散らかった場所やごちゃごちゃした背景ではなく、白い壁や単色の布など、商品が際立つシンプルな背景で撮影すると、商品自体に焦点が当たり、見た目もすっきりします。
もし商品に汚れや傷がある場合、写真に撮って商品の説明文に加えましょう。
買い手は写真を通じて実際の商品状態を把握できるため、安心して購入を決断できるでしょう。
商品説明
フリマアプリで商品を売るとき、商品説明はとっても重要な役割を果たします。
商品説明は、買い手がその商品を購入するかどうかを決める大きなポイントなので、詳細に書くことをおすすめします。
買い手は商品を直接見ることができないので、説明文から商品をイメージしなければならないので、サイズ、色、素材、使用感など、商品の状態をできるだけ具体的に記述しましょう。
さらに「ペットを飼っている」「喫煙する」といった点は、非常に重要です。
これらの環境下で保管された商品からは、ペットの毛や特有の臭いがついている場合があります。
これが原因で、商品を受け取った買い手からクレームが来ることも少なくないんです。
例えば、「ペットを飼っています」と記載しておくことで、ペットアレルギーのある人は事前にそれを知ることができ、トラブルを避けることができます。
「喫煙しています」と明記することで、臭いに敏感な人も購入を控えるかもしれません。
価格設定
フリマアプリで商品を売るとき、ちょっと頭を悩ますのが「価格設定」ですよね。
フリマアプリでは、価格交渉が可能な場合が多いですから、初めから少し余裕を持たせた価格設定がおすすめ
商品を出品する前に、似たアイテムを検索してどのくらいの値段で売られているか、しっかりリサーチしてみましょう。
また、送料込みで価格設定する場合は、その分を価格に上乗せする必要があります。
この辺の計算をしっかりしておくことで、実際に手元に残る金額がどれくらいになるのかを事前に把握できます。
ブランド品や貴金属等の高価な品物の場合は、適正価格の判断が難しい場合があります。
そのような場合には、市場動向を踏まえた適正価格での査定を行ってもらえる専門業者への買取査定は手間もかからず安心です。
高価買取を行っているゴールドプラザでは、幅広い品物の査定が可能で、店頭買取の他に出張買取や宅配買取にも対応しています。
スピーディーな配送を心掛ける
商品が売れたら、スピーディーな配送を心掛けましょう。
商品が早く届くと、購入者は嬉しいですし、満足度が向上します。
リピーターになってもらえる可能性も高まるりますし、良いレビューがもらえることも多いんですよ。
万が一、発送が遅れる場合は、その理由とともに購入者に事前に伝えましょう。
この一言があるだけで、購入者はかなり安心しますし、信頼も保てます。
取引を行う数量が増えてしまうと、1人で全ての配送処理を行うことは大きな負担になります。取引のボリュームが大きく増加した場合には、EC通販向けの物流代行サービスを利用してみるということも検討してもよいでしょう。
参考:ネットショップのための物流アウトソーシング「オープンロジ」
相手とのコミュニケーションをしっかり行う
「相手とのコミュニケーションをしっかり行う」ことがとても重要です。
顔が見えない取引だからこそ、文字でのやり取りが信頼や信用の大きなカギを握っているんです。
購入者には、感謝を伝え、スムーズな取引の流れを案内しましょう。
例文:
「ご購入ありがとうございます。〇〇日に発送予定です。発送しましたらご連絡いたします。何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。」
透明性を持って情報を共有することで、相手も安心して待ってくれますし、何かトラブルがあったときも解決しやすくなります。
また、「顔が見えない取引」だからこそ、自分の言葉一つ一つに責任を持つことも大切です。
言葉遣い一つで相手の受け取り方が変わることもあるので、常に親切かつ礼儀正しく対応するよう心掛けましょう。
フリマアプリで売れやすいもの
ハンドメイド品
ハンドメイド商品は非常に人気があり、自分だけのオリジナリティを求める人が多く、一点物のアクセサリーなどは、注目を集めやすいです。
ベビー・キッズ用品
子どもの成長は早いので、子ども服はすぐにサイズアウトしてしまいます。
比較的状態のいい子供服やおもちゃ、ベビーカーなどは、需要が絶えません。
小型家電
日常生活でよく使うリモコンやキッチン用品などは、新品を買うよりもお手頃な価格で手に入れたいと考える人が多いので、フリマアプリでの取引が活発になります。
コスメ、スキンケア商品
新品未使用のもの、または使いかけでも衛生的に問題ないものや試供品が人気です。
ただし、使いかけの商品を出品する際には、その状態を正確に説明し、衛生面でも安心できるように配慮することが大切です。
時期的なもの
例えば、夏なら浴衣、冬ならコタツやヒーターなど、季節に合わせた商品はその時期になるとよく売れます。
季節の変わり目には特に、需要が高まる商品を出品するといいでしょう。
ジャンク品
ジャンク品とは、故障しているかもしれない、部品が欠けている可能性のある商品です。
修理が得意な人や一部の部品を必要としている人にとっては、宝の山です。
こういった商品も、詳細に状態を説明することで、意外と需要があるものです。
よくあるトラブル
フリマアプリでの取引の際に、ちょっとしたトラブルが起こることがあります。
ここではよく起こりがちなフリマアプリでのトラブルの例を紹介します。
写真と実物が違う
例えば、「写真には映っていなかった汚れや傷が実物にはあった」「写真と実物が違う」ということはよくあります。
このトラブルを避けるためには、できるだけ詳細に商品説明を行うことが重要です。
商品の説明を書く時には、「使用感あり、小さな傷が複数ありますが、まだまだ使えます」といった感じです。
特に汚れのある箇所は写真に必ず載せることが大事です。
汚れや傷は、写真でしっかりと見せることで、購入者がそれを理解した上で購入を決めることができます。
商品が届かない
商品が届かないというトラブルも発生することがあります。
取引が成立し発送を行った場合は、発送通知を行い購入者に発送したことを知らせることができます。
繁忙期や悪天候の時は、いつもより配送に時間がかかる場合もあるので、購入者の方に商品が届かず不安な思いをする場合があります。
メッセージで配送について連絡が来た場合には、いつ発送対応を行ったなど丁寧に説明することで安心するでしょう。追跡番号があれば、購入者に対して配送業者に連絡を取ってみてもらうことで、その番号を使って現在の配送状況を確認できます。
返品、取引をキャンセルしたい
「返品」や「取引のキャンセル」のトラブルにも直面することもあるかもしれません。
商品に何か不備があったりした場合、返品やキャンセルを求められる場合もあります。
事情や理由を確認し冷静に対処しましょう。
また、返品時の送料の負担はどうするのかも大事なポイントです。
通常、商品に不備があった場合は出品者が送料を負担するのが一般的ですが、これはフリマアプリのガイドラインや出品者のポリシーにもよります。
事前にフリマアプリの返品ポリシーを確認し、それに沿った形で進めることが重要です。
返品やキャンセルは「両者の同意のもと」で行われるべきです。
一方的な要求や決定ではなく、双方が納得のいく形で解決を図ることが後々のトラブルを避けることにも繋がります。
スムーズに取引するためのポイント
スムーズに取引するためのポイントは、「相手とのコミュニケーションをしっかり行う」ことです。
購入者や販売者として互いに誠実さを持って対応することを意味します。
例えば、商品についての質問があった場合は、迅速かつ丁寧に答えるように心がけましょう。
こうすることで、「この人なら信頼できる」と感じてもらえるはずです。
また、商品の説明をする際は、できるだけ詳しく正確に情報を提供することが重要です。
サイズ、色、使用感など、購入者が知りたいであろう情報を伝えることで、後から「思っていたのと違った」というクレームを防ぐことができます。
特に、傷や欠点がある場合は、その部分の写真をしっかりと掲載し、説明文にも明記しましょう。
発送前にもう一度きちんと検品することも重要です。
出品した時期と売れた時期はどうしても日にちのずれが出てくるものなので、発送前にもう一度検品し、気づいた点があれば相手に伝えることでトラブルを避けることもできます。
まとめ
フリマアプリを使った副業は、不用品を収入に変える効果的な方法です。
出品する前には、ガイドラインをよく読み、スムーズに取引できるように適切なコミュニケーションと誠実な対応を心掛けましょう。
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