お手頃な価格で気軽にアイスコーヒーが買えるコンビニ。
そんなコンビニの中でも、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの3社では、味はどこが一番美味しいのか?どこでどのサイズを買うのが最もお得なのか?気になりませんか?
今回の記事では、コンビニアイスコーヒーが好きな方のために
・各コンビニの味比較
・使用しているコーヒー豆
・3社の量と価格比較
・一番お得なコンビニとサイズ
などの情報をまとめました!
毎日コンビニでアイスコーヒーを買う方や、時々買う方も参考にしてくださいね〜!
では早速読んでいきましょう!
コンビニ各社アイスコーヒーの味比較
まず初めはアイスコーヒーの味の比較をしてみます。
某コーヒーチェーン店で働いた経験もある筆者。
コーヒーに関してはちょっとこだわりがあるタイプなので、忖度なしで辛口に評価していきますよ〜。
セブンイレブン
まずはセブンイレブン。
筆者はコンビニの中ではセブンイレブンが一番好き!
なぜならセブンオリジナルの冷凍食品や惣菜、ホットコーヒーが美味しいからです。
ということで今回のアイスコーヒーもかなり期待して飲んだのですが…
結果として、美味しい!けど、特徴があるわけではない。という感想です。
セブンイレブンでは、主にグアテマラ・タンザニア・コロンビア・ブラジルの4カ国のコーヒー豆を使用していますが、時期によって豆の配合を変えているそうです。
調査時(2024年7月)のアイスコーヒーはタンザニアの豆の比率を多くしているそうです。
豆は、中煎り・中深煎り・深煎り・極深煎りのクワトロ焙煎で、豊かな香りとスッキリとしながらも奥深い味わいを実現しています。
コーヒー豆の産地による味の特徴は以下の通り。
- グアテマラ:華やかな酸味とコク、甘い後味。
- タンザニア:独特の香りが特徴的で野生みを感じ、力強くもあり繊細。
- コロンビア:キャラメルやナッツの香り。
- ブラジル:ナッツやチョコレートの風味。
特に比率が多くなっているタンザニアのコーヒー豆はとれる地区によっても味が変わりますが、中深煎りから深煎りでも甘い香りがしっかりと際立つのも特徴の一つです。
さて、コーヒー豆の特徴を見て改めて味を確かめてみると、ホットコーヒーではナッツのような濃厚な香りが目立っていましたが、アイスコーヒーだとすっきりと爽やか、ごくごく飲めちゃう軽さを感じます。
配分は違うにせよ、同じコーヒー豆を使って温度を変えるとこんなに味に違いが出るのか!と驚きを感じます。
しかし前述した通り、特別特徴があるわけでもありません。
苦味はしっかりありますが、喉にまとわり付かずすっきりと流れていくキレの良さ。
「特徴」とは言い換えれば「クセ」なので、クセが強くなく万人受けするであろうポテンシャルの高さを感じます!
誰が飲んでも美味しいと感じるというのはなかなか難しいことだと思うのですが、セブンイレブンのアイスコーヒーは、そんな「万人受け」を叶えた美味しさを味わうことができます。
軽い飲み心地なので、クリーム系の重たいスイーツと相性抜群!
クリーム系の油分をサラッと流してくれる、夏にぴったりなアイスコーヒーです!
セブンのアイスコーヒーの量&値段、買い方の詳細はこちら
ファミリーマート
ファミリーマートは、以前ホットコーヒーを飲んで一番苦手だと感じた記憶があったので、アイスコーヒーもドキドキ。
ちなみにファミマのホットコーヒーで苦手だと感じたのは「酸味の強さ」でした。
しかしあれから数ヶ月、なんとFAMIMA CAFÉのコーヒーは2年ぶりにリニューアル。
今年2024年6月25日〜順次、沖縄県を除く全国のファミリーマート約15,900店にて発売を開始しているそうです。
リニューアルしているなら、苦手と感じた前回よりも違う感想になるかも?
と飲んでみると、お!強い酸味は感じない!角が取れたやわらかい苦味と、奥にフルーティーさを感じる程度の酸味です。
アイスコーヒーは公式HPによると
「ブラジル豆の焙煎度合いをやや浅めに変更し、グァテマラの配合を増やすことで、コクがあるのに苦さや酸味が程よいバランスで、やわらかな苦みと芳醇な香りが引き立つとともに、氷に負けない厚みの感じる味わいに仕上げました。」
とのこと。
使われている豆の詳細ははっきりしていませんが、記載のある2つの豆の特徴は以下の通りです。
- グアテマラ:濃厚なコクの中にフルーティーな酸味がしっかりと感じられる。
- ブラジル:香り・コク・苦味全てのバランスが良い。チョコレートのようなフレーバー。
ファミリーマートはバリスタ世界チャンピオンである『粕谷 哲(かすや てつ)』氏と共同開発をしており、豆選定から焙煎、抽出まで世界No.1バリスタ基準という、3社の中ではかなり強めのこだわりを見せています。
以前飲んだホットコーヒーもこだわりが強く感じられ、それが苦手に思ってしまったのですが…
なんとリニューアルしたアイスコーヒーは酸味も抑えられており、そのほのかな酸味も喉越しの良さを引き立てていて、美味しい!
こちらもセブンイレブンと同じく「ごくごく飲めちゃう系」のアイスコーヒーでした!
もしかしたら苦手に感じたホットコーヒーも美味しく感じるかも!?
公式の商品説明にもあるとおり、「やわらかな苦味と芳醇な香りが引き立つ」アイスコーヒー。
冷えたアイスコーヒーが喉を通ると、苦味を感じ、最後にはフルーティーな酸味ですっきりとした喉越しです。
サッパリ系の味わいなので、酸味とも相性抜群なチーズケーキなどのずっしり系スイーツに合いそうです♩
ファミマのアイスコーヒーの量&値段、買い方の詳細はこちら
ローソン
ローソンのアイスコーヒーは、セブンイレブン・ファミリーマートと比べると明らかな違いを感じます。
アイスコーヒーを口に含んだ瞬間まず感じるのは、強い酸味です。
同じく酸味を感じたファミリーマートとの違いは、ファミリーマートは後味にほんのり酸味を感じるのに対し、ローソンはまず一口めに酸味を感じるところ。
3社の中でも一番酸味を感じたのがローソンです。
ローソンは元々牛乳屋さんという背景もあるので、ミルクとの相性が抜群な酸味の強いコーヒーを出しているのかもしれませんね。
ちなみに筆者、ファミリーマートの項目で「酸味が苦手」と書いていましたが、あれはあくまでホットコーヒーの話。
アイスコーヒーの酸味は、爽やかさを感じて暑い夏にぴったり!とても飲みやすかったです!
持ち帰ってからミルクを入れて飲んでみたのですが、やっぱりミルクとの相性も抜群でした。
豆の産地ははっきりとしませんでしたが、指定した農園・生産地域の豆を使用しているようです。
農園・生産地域を指定することで、タネから出荷までを一貫して管理することが可能なので、品質が安定した美味しいコーヒー豆を提供することが可能なのです。
ホットコーヒー用の豆は4つの国、カフェラテ・アイス用の豆は5つの国のものを使用しているそうですよ。
商品によってコーヒー豆の使い分けをしているなんて、コンビニだからと侮れないこだわりを感じますよね。
通りで美味しいわけです!
ローソンのアイスコーヒーの量&値段、買い方の詳細はこちら
味の比較結果
コンビニ3社を星3つで評価してみました。
甘み
セブンイレブン ★☆☆
ファミリーマート ★☆☆
ローソン ★☆☆
酸味
セブンイレブン ☆☆☆
ファミリーマート ★☆☆
ローソン ★★★
苦味
セブンイレブン ★★★
ファミリーマート ★★★
ローソン ★★☆
香り
セブンイレブン ★★☆
ファミリーマート ★★☆
ローソン ★★☆
総合的にみて、セブンイレブンとファミリーマートはかなり似ていました。
違いはファミリーマートの方が少し酸味を感じるという点。
ローソンはしっかりとした苦味もありますが、酸味の方が主張が強いので苦味の星は2つとなっています。
アイスコーヒーはホットコーヒーほど香りが立たないので、3社とも評価は同じとなっています。
・酸味が苦手でマイルドな飲み口がお好みの方はセブンイレブン
・しっかりとした苦味と爽やかな酸味が欲しいという方はファミリーマート
・爽快感と清涼感が欲しい!という方はローソンのアイスコーヒー
その日の気分に合わせてお好みのものを選んでもいいですよね。
家族が多かったりで電気をたくさん使う家ほど年間の電気代”数万円も損”している可能性があります。電気代をお得に節約するためのポイントとは?
→電気代を節約するおすすめの方法はこちらコンビニ各社アイスコーヒーの量&価格比較
味の次は、量と価格の比較をしていきます。
毎日飲んでいるという方には、量と価格は重要なポイントですよね。
早速みていきましょう!
セブンイレブン
- R 230ml 税込120円 227g 1gあたりの価格は約0.53円
- L 340ml 税込210円 337g 1gあたりの価格は約0.62円
ファミリーマート
- Sサイズ 240ml 税込120円 240g 1gあたりの価格は約0.50円
- Mサイズ 340ml 税込210円 337g 1gあたりの価格は約0.62円
- Lサイズ 470ml 税込300円 475g 1gあたりの価格は約0.63円
ローソン
- Sサイズ 300m 税込120円 297g 1gあたりの価格は約0.40円
- Mサイズ 350ml 税込220円 349g 1gあたりの価格は約0.63円
- メガサイズ 590ml 税込320円 584g 1gあたりの価格は約0.55円
一番コスパがいいのはローソンのSサイズでした!
ローソンのSサイズは圧倒的に安いし1杯あたりの量も多いですね!
他のサイズは量も価格も大体同じくらいで大差はないように感じます。
コンビニ アイスコーヒーおすすめランキング
ここまで各コンビニアイスコーヒーの量や価格、味を比較してみました。
この項目では上記の結果を踏まえ、筆者の個人的おすすめランキングを発表します!
1位 ローソン
コンビニアイスコーヒーのおすすめランキング第1位はローソン!
なんといってもSサイズは圧倒的な量の多さと価格の安さ!
今回のお得No.1は間違いなくローソンのSサイズです。
実は、メガサイズを1つ買うよりSサイズを2つ買った方が量も値段もお得なんですよ!凄い秘密を暴いてしまいましたが、大丈夫でしたか?(汗)
それでもローソンにしかないメガサイズは笑っちゃうほど大きくて、氷の量も多く溶けにくいので長時間冷え冷えのアイスコーヒーを楽しめるというメリットもあります!
味も他の2社と比べて酸味が特徴的で、個性が際立っていたと思います。
個性的だからといってクセが強いわけではなく、多くの方が美味しいと感じる味わいになっています。
個人的にミルクとの相性が良さそうだったのが高ポイントです!
2位 ファミリーマート
ファミリーマートのSサイズは、価格だけみるとローソンのSサイズに次いで2番目に安くなっているので、2位としました!
その他のサイズについては特に他の2社と大きな違いはないのですが、Lサイズはこの3社の中ではファミリーマートにしか取り扱いがなく、セブンのL(ラージ)だと小さいし、ローソンのメガは大きすぎる!という方にちょうどいいサイズとなっていますね♩
味は、柔らかな苦味の後わずかに酸味を感じ、すっきりとした後味を楽しむことができます。
ローソンほどの酸味はいらないけど、少し酸味が欲しい!という方におすすめです。
3位 セブンイレブン
セブンイレブンではサイズの表記がR(レギュラー)とL(ラージ)ですが、他2社と価格・量を比較するとS、Mサイズとほぼ同等の量となっています。
特にファミリーマートのMサイズとセブンイレブンのL(ラージ)はほぼ同じであることがわかりました。
サイズの種類が2種類しかないため、逆に選ばず買いやすいです。
ですが、価格が若干高めだったので3位としました。
味は万人受けするようなクセのないアイスコーヒーなので、暑い日にお店が近くにあったらぜひ立ち寄って飲んでみてほしいです!
まとめ
味、量、価格、どれを重視するかにもよりますが、なんとなく自分に合っているコンビニコーヒーに目星はつきましたか?
暑い夏にはアイスコーヒーをゴクゴク飲みたくなっちゃいますよね!
3社とも一気飲みできちゃうほど喉越し爽やかな味わいだったので、お時間がある方はぜひ3社とも飲み比べてみてください!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
コメント
コーヒーはコンビニで買うならセブンイレブンが1番良いです
量も味も1番美味しい
なぜかコンビニでコーヒーなら、セブンに行ってしまいます。
でも、こんな風に 味の比較してもらうと他のも飲んで比べてみるのもいいかも。