マクドナルドの「プレミアムローストコーヒーがおいしい」と一時話題になりましたが、通常のマックでは注文できない限定のカフェメニューをオーダーできる「マックカフェバイバリスタ」はご存知ですか?
この記事では
・マックカフェとの違い
・マックカフェバイバリスタの実態
・価格は高い?
・メニューや味、コスパ
・デリバリーはある?
など、マックカフェバイバリスタに関する情報を解説します。
マックカフェとマックカフェバイバリスタとは
マックカフェとは
マックカフェは、1998年にスタートしたマクドナルドのカフェサービスです。
「やすらぎの場であるカフェに、マクドナルドの手軽さや便利さを掛け合わせることで、お子様連れや若い方にも、お手頃な価格でいつでも楽しんでいただけるサービス」として、メニューやコンセプトを見直しながら進化を重ねてきました。
マクドナルドでは、プレミアムローストコーヒー・カフェラテ・キャラメルラテの販売を行っており、2023年からはフラッペやスムージー・マカロンも購入できるようになっています。
※一部店舗ではフラッペ・スムージー・マカロンの購入ができない場合があるので、ご確認ください。
マックカフェバイバリスタとは
マックカフェバイバリスタは、マックカフェが進化を遂げ2012年にオープンした新業態です!
名前の通りバリスタが常駐し、「本格的・高品質」のドリンクとフードを気軽に楽しめるようになっています。
マクドナルドに併設される形で専用スペースが設けられており、レジや受け取り口がマクドナルドとは分かれているのが特徴です。
2024年5月時点で国内290店舗を展開し、コーヒーやケーキなどここでしか味わえないオリジナルドリンク・フードを販売しています。
ドリンクが陶器のカップやグラスで提供されるので、普段のマックとは違う雰囲気を味わうことができます。
画像右がマックカフェのあるマクドナルドレジ、画像左がマックカフェバイバリスタの専用レジです。
「マックカフェ」と「マックカフェバリスタ」の違い
「マックカフェ」と「マックカフェバリスタ」の違いをまとめるとこんな感じです。
〈マックカフェ〉
- マクドナルドで購入できるカフェサービス(※マックカフェを行っていない店舗では購入不可)
- バリスタは常駐していない
- マックカフェバイバリスタの限定商品以外の商品が購入できる
- マクドナルドメニューと一緒に注文、受け取りができる(レジ、モバイルオーダー、店内タッチパネルにて)
〈マックカフェバイバリスタ〉
- 全国に290店舗を展開するマックカフェの専門店
- バリスタが常駐している
- マックカフェバイバリスタ商品、一部のマックカフェ商品が購入できる(マクドナルドメニューは購入不可)
- レジでマクドナルドメニューと一緒に注文、受け取りはできない(モバイルオーダー・店内タッチパネル決済の利用であれば一緒に注文可、受け取り口は別々)
- ドリンクが陶器のカップやグラスで提供
※マックカフェバイバリスタの併設されている店舗に限り、マクドナルドレジでもマックカフェバイバリスタの商品が注文可能です!
ただし、受け取りはマックカフェバイバリスタ専用の受け取り口になるので、ご注意ください。
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こちらは東京都のマックカフェバリスタ南砂町店の様子です。
シンプルな木目調の壁に、白いテーブルとタイルの壁面、そこにマクドナルドカラーの黄色い椅子がアクセントとなっており、とてもおしゃれな空間ですよね。
奥にもイートインスペースがあり広々とした印象でした。
カウンタースペースの様子です。
椅子の脚がストライプ柄になっていたり、アクリル板だけでなく木のパーテーションがあったりと、細部まで内装にこだわっていることがわかります。
シンプル且つとても清潔感のある空間で、一瞬マックであることを忘れるほど。
マックカフェバイバリスタは、コーヒーの香りや味わいを楽しみながら自分の時間を過ごすのにぴったりです。
マックカフェバイバリスタのメニュー
マックカフェバイバリスタのメニューはドリンクが中心です。
コーヒーメニューは、エスプレッソで抽出したものオンリーなので、ドリップで抽出するプレミアムローストコーヒーは無いようですね。
コーヒーはアメリカーノとエスプレッソの2種類!
それをもとに、ミルクベースのドリンクやフレーバーラテなど、充実したラインナップを取り揃えています。
自分流のカスタマイズが可能
そして!魅力的なのが、エクストラショットやホイップミルクなど自分流にカスタマイズが可能なこと!カスタム好きにはたまらないですね。
他、フラッペやスムージーも多数あり、一部店舗限定商品もあるのだそう。
2023年からマックカフェで購入できるようになったフラッペやスムージーも、元はマックカフェバイバリスタの定番メニューだったものです。
チョコレートベースのドリンクや紅茶もあり、気分に合わせてチョイスできて嬉しいですね。
充実のドリンクメニュー
こちらは、店内のタッチパネル決済の画面です。
フードと合わせて30種類近くあり、何をチョイスするか悩みます。
さらにケーキとドリンクをセットで購入すると50円引きと記載されてあって、つい一緒に買いたくなります。
フードメニューにマカロンやケーキ
フードはショーケースに並んで販売されていました。
ラズベリー味は売り切れてしまっていますが、マカロン4種にケーキも3種類販売しているようです!
左上にあるチョコレートアートも可愛らしいですね。
売切れ!…なときの豆知識
モバイルオーダーや店内タッチパネルで「売切れ」の表示が出ている商品でも、ショーケース内に在庫が残っている場合があるのだそう。
同時に複数のオーダーがかかり在庫が足りなくなる場合を想定して、残り少なくなるとセルフオーダーでの販売はストップがかかるようになっているそうです。
「対面での購入にはなってしまうのですが、よろしければショーケースもご覧下さい。」
とバリスタが親切に教えてくれました。
セルフオーダーで売り切れ表示になっていた場合でも、諦めずに1度ショーケースも見てみるといいですね。
マックカフェとマックカフェバイバリスタの味比較・違い
マックカフェのカフェラテ(画像左)と、マックカフェバイバリスタのカフェラテ(画像右)の味や価格を比較しながらレビューしていきます!
〈マックカフェのカフェラテ〉
- 専用マシンで淹れる
- 価格:Sサイズ 税込210円(163g)⇒100gあたり約129円
- 味:コーヒーの味わいをしっかり感じられる。ミルクはふわっと香り、口当たりなめらか。
〈マックカフェバイバリスタのカフェラテ〉
- バリスタが淹れる
- 価格:Sサイズ 税込250円(168g)⇒100gあたり約149円
- 味:ふわふわなフォームミルクがたっぷりで、まろやかな味わい。コーヒーの味わいは、マックカフェと同様。
ラテアートとグラスで優雅な気分
まずどちらもおいしい!
使用しているコーヒー豆が同じなので、コーヒー自体の風味や味わいは大差ないように感じます。
価格で見ると、マックカフェのカフェラテの方がお得ですね。
しかし、バリスタが淹れてくれるカフェラテのフォームミルクのフワフワ感、ラテアートの素晴らしさはマシンでは出せない魅力があります。また提供されるのが紙コップではなくグラスなので優雅な気分にさせてくれます。
スタバと価格と味比較
ちなみにスターバックスと比較してみると、スターバックスのショートサイズのカフェラテが、213g入りで税込455円だったので、100グラムあたりの価格は、約214円となります!
(※内容量には多少の個体差があるかもしれません。参考までにご覧ください)
味わいはコーヒーとミルクのバランスが絶妙で、さすがスターバックスといった感じです。
しかし、きめ細かなフォームミルクの口当たりやラテアートなどのバリスタの技術は、マックカフェバイバリスタもスタ―バックスに負けていない印象でした!
それでいて価格は、スタバよりもマックカフェバイバリスタの方がお得!
フラッペとケーキも食べてみた
満足感のあるフラッペ
マックカフェとマックカフェバイバリスタの両方で購入できる、オレオクッキーチョコフラッペを実食!
税込470円で販売されています。
フローズンチョコレートドリンクの上に、たっぷりのホイップクリームとオレオが乗ったこちらのメニュー。高さを測ったら13cmを超えていました!
飲んでみると、チョコレートドリンクとホイップクリームが甘すぎず程よく大人味!
オレオの苦みとザクザク食感もいいアクセントになっており、おいしかったです。
ただ量が多いので、ショートサイズもあると嬉しいなといった感じ。
食事と一緒に頼むのであれば、食事量は普段よりも少な目でよさそうです!
本格的すぎるケーキ
こちらは、マックカフェバイバリスタのみで販売している紅茶のシフォンケーキです!
税込450円で販売されています。
厚みのあるフワフワのシフォンケーキの横には、チョコレートソースとキャラメルソースで可愛くデコレーションしてあり、テンションがあがります。
食べてみると、生地がふわふわ且つしっとり!優しい甘さと紅茶の香りが口いっぱいに広がり、とてもおいしいです。
ケーキをコーティングしているホイップクリームは、1cmほど厚みがあるのにくどくなく、紅茶風味の生地とのバランスがぴったりです!
途中飽きてきたら、2種のソースをつけて味を変化させることで、最後までおいしく食べられます。
まるでケーキ屋さんのようなクオリティの高さに驚きました!
一口サイズのマカロン
マカロンは、バニラ・チョコ・ラズベリーの3種の味を常時販売。
一律して税込190円で販売されており、5個入りのボックスセットもあります。
2024年5月には、期間限定でピーチアンドピーチ味も販売するなど、限定の味も注目を集めています。
ちなみにマカロンは、マックカフェとマックカフェバイバリスタの両方で購入可能です!
画像はラズベリーのマカロンで、外側はサクサク中はしっとりの生地に、ラズベリーソースがたっぷり入っています!
食べてみると、ラズベリーの酸味と甘味のバランスがほどよく上品な味わい!
一口サイズなので、ちょっと甘いものが食べたい時にぴったりです。
テイクアウトやデリバリーが可能
通常のマックカフェ・マックカフェバイバリスタ共に、テイクアウトやデリバリーが可能です。
しかし、注意点があります!
マックカフェバイバリスタは24時間営業ではないため、店舗の営業時間を過ぎると購入できない
一部ドライブスルーでは利用できない店舗もある
ちなみに、私が訪れたマックカフェバイリスタの営業時間は7:00〜22:00でした。
テイクアウト・デリバリーでの購入をお考えの方は、事前にリサーチしてから向かうことをおすすめします。
マックカフェバイリスタの店舗はどこ?
マックカフェバイリスタはどの場所にあるか気になりますよね。
2024年5月時点で国内290店舗展開となっていましたが、その後も続々増えているようです。
当初は都心よりも地方を中心に展開されていった感じもあるマックカフェバイリスタですが、公式で対応店舗の検索が可能です。
近くのマックカフェバイリスタを探してみてください
まとめ
マックカフェ・マックカフェバイバリスタについてご紹介しました。
「マクドナルドのカフェってどうなの?」と初めは半信半疑でしたが、想像以上のクオリティの高さに驚きました。
価格もそこまで高くないので、コスパも悪くないなといった印象でした。
ちょっとした自分時間に、またお子さんとマックを訪れる際に大人はおいしいドリンクでほっと一息なんていう過ごし方もいいですよね。
興味のある方はぜひ試してみていただきたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
マックカフェの方に行きたいなと思います。