喫茶店や飲食店で朝の時間帯だけの特別なサービスを受けられる「モーニングサービス」
元は名古屋がモーニング文化の起源といわれていますが、今では地域を問わずにいろいろな飲食店でモーニングサービスを実施しています。
今回は株式会社ドトールコーヒーが運営する喫茶店チェーン「ドトールコーヒーショップ(以降 ドトール)」のモーニングサービスが、大手企業なのに効率を無視した超コスパが良い満足のモーニングサービスだったので紹介します。
こちらの記事では、ドトールのモーニングサービスの提供時間やメニューや値段の計算方法などを紹介していきます。
ドトールのモーニングサービスの時間は何時まで?
モーニングは朝10:30まで
ドトールのモーニングサービスの提供時間は「開店から朝10:30まで」となっています。
10:30までに注文を済ませれば、後は店内でゆっくりとモーニングを楽しむことができます。
ドトールのオープン時間は朝7時よりオープンする店舗が多いですが、店舗や平日と土日で営業時間が異なるので、詳細はご利用の店舗の営業時間を確認してください。
土日でもモーニングはある?
ドトールのモーニングは、平日限定ではなく土日でも注文可能です。
注文できる時間は平日土日かかわらず朝10:30までとなっています。
家族が多かったりで電気をたくさん使う家ほど年間の電気代”数万円も損”している可能性があります。電気代をお得に節約するためのポイントとは?
→電気代を節約するおすすめの方法はこちらドトールのモーニングメニューは何がある?
ドトールでモーニングの時間帯のみ提供されている「モーニングセット」のメニューを紹介します
記事執筆時点では以下の3種類のメニューがモーニングで提供されていました。
- ベーコンエッグ 470円~
- ハムタマゴサラダ 450円~
- ツナサラダチーズ 450円~
好きなドリンクとセットでサンドイッチをお得な価格で注文することができます。
ちなみにモーニングセットで注文できるサンドイッチは単品での注文はなく、モーニングセット以外ではオーダーすることができない限定メニューとなっています。
またモーニングのメニュー内容については、時期に応じて変更されることがあります。最新のモーニングメニューの内容については、ドトールの公式サイトや公式Twitterより確認してください。
ドトールのモーニングの値段がわかりにくい
朝の時間限定でお得なモーニングセットが注文できるドトールのモーニングですが、メニューの値段が分かりにくいといった声があります。
ドトールが公式に案内するモーニングに関する説明は
セットドリンクは、ドリンクメニューからお選びください
セットはすべてのドリンクが対象となり 税込合計額から50円引きします。
このように案内があり、通常よりも50円お得に注文できるということなのですが、そもそもドリンクを含まないモーニングメニューのサンドイッチ単品としての価格が設定されていないので、どれくらいお得なのかが分かりにくいのです。
50円引きと考えずにブレンド(S)との差額で考える
メニュー価格に「~」とあるので、実はもっと高くなるんじゃないの?と気になるところですが、ドリンクで「ブレンドコーヒー(S)」や「アイスコーヒー(S)」を頼んだ場合にはそのままの価格「450円 or 470円」でモーニングセットを利用することができます。
ブレンドコーヒー(S)の価格は「250円」なので、セット価格が450円で販売されている「ハムタマゴサラダ」の実質単品価格は「200円」という事になります。
ブレンドコーヒー(S)ではなく、340円のカフェ・ラテ(S)をセットドリンクとして注文した場合の「ハムタマゴサラダ」の価格の計算は以下となります。
340円 – 250円 = 90円
「カフェ・ラテ(S)」を選んだ場合の「ハムタマゴサラダ」の価格
450円+90円=510円
つまり、各ドリンク50円引きということは気にせずに、頼みたいドリンクの価格がブレンドコーヒー(S)の価格「250円」との差額がいくらかを確認すれば大丈夫です。
「ハムタマゴサラダ」レタスはフレッシュでシャキシャキ
今回モーニングセットメニューより2品頼んでみたが、まずは「ハムタマゴサラダ」の方から紹介。
利用した店舗の店員さんのお話では、モーニングの中で一番人気があるのがこちらのメニューとのことでした。
ドリンクにはアメリカンコーヒー(s)を選んで、料金は税込450円。
程よい焦げ目がついてトーストされたパンに、ハムや卵の具材がサンドされていて見た目は上質な朝ご飯といった印象。食べやすく半分にカットされての提供です。
しかしこれだけしっかりとした内容で500円でお釣りが来るのは、価格高騰の今無茶苦茶安い!
でも肝心な味の方はどうなのかな
朝食の王道食材である「ハム、タマゴ、トマト、レタス」がサンドされています。
メニュー写真だと、レタスは1枚だけなのかなと思っていたが、この通り何枚ものレタスがサンドされています。
メニュー写真よりも実物のほうが量が多いというのは素晴らしい!
パンをめくってみると、こんな感じ。
ハムを見てください!見えないところなのにキレイに並べられてあって一切の妥協を感じさせません。
パセリも振られていて彩りが鮮やかで嬉しい!
全ての具材が期待以上にしっかりとした量で、そしてキレイに配置されています。
口にいれると、レタスのシャキシャキとした歯ごたえにフレッシュさを感じさせられます。
全ての具材がバランスよく配置されているので、一口でしっかりとすべての具材の味をしっかりと味わうことができる。
またパンはしっかりとトーストされているので、ほんのりと暖かくパンのサクサク感がたまりません。
前述したように、モーニングのサンドウィッチメニューの単品販売はないものの、実質単品価格は「200円」になると考えるといかにコスパが良いか実感させられます。
使用具材は異なりますが、セブンイレブンの「ハムとたまごのサンド」は税込324円。
他のコンビニサンドウィッチ商品もほとんどが300円代のなかで、ドトールのこのクオリティは素晴らしい!
「ベーコンエッグ」はさり気なく高級食材の風味が!
モーニングで注文したもう一品は「ホットモーニング ベーコンエッグ」。
ドリンクにはブレンドコーヒー(s)を選んで、料金は税込470円。
こちらもパンはトーストされていて表面はサクサク。
カットはされておらず、紙製の袋に入って提供されます。
しっかりとした厚さのパンが2枚使用されています。
ボリュームが期待できそうです。
パンをめくって具材を確認すると、非常に手の込んだ内容になっています。
見た目に判断できるのは「ベーコン、スクランブルエッグ、チーズ、ケチャップ」
ベーコンはあらかじめ焼かれていて、スクランブルエッグは程よい火の通り加減で調理されていて、ただ挟んだだけといった内容ではありません。
ブラックペッパーらしき黒い点々もところどころに確認できます。
口にすると、商品の通り”ホット”になっていてサンドしている食パン部分だけでなく中の具材も全てが温かくなっています。やはり温かい食べ物は嬉しい。
そして写真では分かりづらいですが、チーズのトロトロ食感に豪華さを感じます。
タマゴやベーコンという食材もあり、しっかりとした”料理”という満足感を感じます。
見た目以上に口に入れた時の具材のたっぷり感を感じる。
食べていて気になったのが、入っている食材とはちょっと違う複雑な味わいを感じるのです。
どこかで食べたことのあるこの味が何かを思い出しながら味わっていると、その味の正体が判明!
あの高級食材の「トリュフ」です。
人によってはクセに感じ苦手という人もいるかも知れませんが、「ホットモーニング ベーコンエッグ」で使用されているトリュフは、ほんのかすかにといった程度なのでそれほど気にせず食べられるのではないかと思います。
私は、このほのかに感じるトリュフの味わいがアクセントを感じさせ、ホテルの高級な朝食を食べているような幸福感を感じさせてくれました。
こちらも仮の単品相当価格でいうと「220円」
これは信じられない超絶コスパです。倍の値段で売られていても全く不思議ではないクオリティです。ドトール恐るべし。。。
ドトールのモーニングは利用するべき?
今回ドトールのモーニングセットより2品食べてみましたが、どちらも手間をかけた丁寧な仕事を感じる非常にレベルの高いクオリティになっていました。
コンビニで冷蔵状態で売られているサンドウィッチでも、300円台なんてのは当たり前のこの時代なのにしっかりとトーストがされてたっぷりと具材が使われていて、出来立てで温かい状態で提供されているのに実質200円程度のこのメニューには、お得感しか感じません!
コーヒ-を含めたセット価格で450円というワンコインでお釣りが来るような価格って破格過ぎませんか?
モーニングに対する評価の高さ故か、私が利用した店舗では朝の忙しい時間帯にも関わらず店内は満席で、座席待ちする人もいるほどでした。
ということでドトールのモーニングは機会があれば絶対に利用してみてください!
ドトールのモーニングはテイクアウト可能?
ドトールのモーニングですが、利用してみたいけど朝からゆっくりお店で食べるのは難しい・・・という方も安心してください!
ドトールのモーニングセットメニューは、テイクアウト利用が可能です!
料金は店内飲食もテイクアウトも同額となっています。
まとめ
今回は、ドトールのモーニングについて紹介してみましたがいかがでしたか?
筆者は今回初めてモーニングを利用しましたが、そのクオリティと価格に驚きっぱなしでした。
ドトールというとコーヒーチェーンとしては歴史のある大手です。
大手となると信頼できるというイメージがある一方で、効率化を求めて見えにくいところは手抜きになるということもありがちですが、ドトールのモーニングに関してはパンに挟まれた見えないところまでしっかりと仕事がされていて驚かされました。
みなさんも、家の近所や通勤途中にドトールがあれば、好きなドリンクと一緒にモーニングセットを注文して、朝からちょっぴり優雅な時間を過ごしてみてください。
コメント
朝飯抜きの営業中の合間に食べたことがあります。ワンコインで食べれる朝食としてはお得だと思います。