子供の成長はあっという間。
子供服はすぐにサイズアウトしてしまいますが、いただきものや思い出の品など、手放しづらく処分に困っている方も多いのでは?
しかし、そのまま持ち続けても限られた収納スペースの圧迫につながってしまいます。
今回は、いらなくなった子供服を捨てずに処分する方法を紹介します。
処分の際の子供服の取り扱い方もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1. 子供服の処分方法:譲る、リサイクルする
サイズアウトして着られないけど、まだキレイで捨てるほどでもない状態の子供服なら、身近な友達や親戚に譲るか、リサイクルへ出す方法もあります。
売るための写真撮影や、服に手を加える必要もないので、手軽に子供服を手放すのにはおすすめです。
友達や親戚におさがりとして譲る
まず一番簡単なのは、子供のいる友人や親戚におさがりとして譲る方法です。
周りにサイズが合いそうな子供を持つ方がいれば、声をかけてみても良いかもしれません。
ただし、洋服の好みは人それぞれですし、「新品しか着せたくない」というこだわりを持たれている可能性もあります。
服のサイズやテイストなどを伝えた上で、「必要なものだけ選んでね」と気遣いの言葉をかけると、相手も受け取りやすくなります。
自治体のリサイクル制度で寄付する
児童館や保育園などでは、リサイクルや寄付によるリユース専用ボックスが設けられているところもあります。
相手の好みやサイズなどを気にせずに手放せるので、知り合いに直接お下がりとして譲るよりも低いハードルで処分が可能です。
子供服の寄付により、他の子供たちの支援にもなります。
お住まいの地域の自治体ホームページや広報を確認してみてくださいね。
ネットで調べる際は、「○○市 子供服 回収」「○○市 子供服 寄付」などで検索してみると良いでしょう。
子供服販売店へリサイクル
H&Mやユニクロ、無印良品など、子供服を販売する企業でも、不用になった洋服を店舗に持っていくと、リサイクルとして回収してもらえます。
お買い物のついでに子供服を手放すことができますし、店舗によっては不用品と引き換えに割引券やポイントを提供してくれる場合もありますので、服の買い替え時にも便利ですね。
※H&Mは他のブランドの洋服でも回収していますが、ユニクロ、無印良品は自社ブランド製品のみ回収可能ですので、店舗に持ち込む際は事前に確認してから行くようにしましょう。
バザーなどで引き取ってもらう
通っている幼稚園や小学校でバザーが開かれる場合は、そこでまとめて出すのも一つの手です。
特に制服や体操服など、特定の場所でしか使えない服は、お店や自治体のリサイクルにも出せません。おさがりとして渡す相手も見つからなければ、バザーに寄付してみるのはいかがでしょう。
ただし、バザーは年に1~数回のみの場合が多いです。
いざ開かれる時に「服を用意し忘れた!」ということが無いように、活用する際は開催時期を前もって調べておきましょう。
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→電気代を節約するおすすめの方法はこちら2. 子供服の処分方法:売る
汚れが少なく状態が良いもの、いただきもののブランド品などは、販売すればお金に変えることができます。
譲るよりも手間がかかりますが、大切に使っていた服が少しでも高く売れたらうれしいですよね。ここでは子供服の販売方法をご紹介します。
フリマアプリで売る
子供服を売る際にまず思いつくのが、フリマアプリやオークションサイトの利用です。
「メルカリ」や「楽天ラクマ」などが有名ですね。
商品の写真を撮って出品し、買い手がつけば梱包・発送します。
時間と手間がかかりますが、思いもよらない高額で買い取ってもらえることも。
出品の際は、1点だけでは売れない場合が多いので、枚数を増やして「まとめ売り」にしたり、夏物、冬物と季節を分けておき、サイズを合わせて出品することで購入される確率が上がる出品テクニックもあります。
リサイクルショップや子供服買い取りサービスで売る
フリマアプリよりも販売相場は安い傾向にありますが、最寄りのリサイクルショップや買い取りサービスを利用するのも一般的な方法です。
リサイクルショップでは、服と一緒におもちゃや雑貨などを扱っている店舗もあるので、まとめて買い取ってもらえばお家の中もすっきりしますね。
買い取りサービスは、不要な服を段ボールに入れるだけで自宅まで回収しに来てくれるので、車が無い方や「店舗に売りに行くのが面倒!」という時でも気軽に利用できます。
3. 手放す前に!子供服の活用アイデア
ここまで子供服の処分方法を紹介してきましたが、実は手元に残しておく方がメリットのある場合も。
リメイクや旅行時の使い捨て用など、子供服を手放してしまう前に活用できるアイデアを4つ紹介します。
リメイクする
思い出の詰まった子供服は、ポーチやボタン、ぬいぐるみの衣装などさまざまな小物にリメイクしてみてはいかがでしょう?
膝が擦り切れてしまったズボンや、穴の開いたTシャツも、アイロンで簡単につけられるアップリケで補修すれば長く着続けることができます。
雑巾にする
着倒してボロボロになった服や、人には渡しづらい肌着などは、捨ててしまう前にウエスとして活用できます。
使いやすい大きさにハサミでカットしておけば、ティッシュや掃除用品の代わりになります。コンロ周りの油汚れや、子供の食べこぼしなど、拭いたらそのまま捨てるだけなので楽チンです。
旅行時の使い捨て用に
もう処分しようと決めている子供服は、旅行の際に、使い捨て用の服として最後の役目を与えてみるのもアリです。
そのまま旅先で処分すれば、帰りの荷物も減り、洗濯の手間も省けて一石二鳥!
その場合は、旅先での処分が可能かどうか必ず確認をしてからにしましょう。
汚れても良いとき用の服に
泥んこ遊びやサツマイモ堀りなど、子供の行事では「汚れても良い服を持ってきてください」というお知らせも案外少なくありません。
そんな時こそ、処分予定だった子供服を活用しましょう。どれだけ汚れても洗濯の必要もないので、子供も思う存分遊びに夢中になれます。
4. サイズアウトした子供服の取り扱い
サイズアウトした子供服は、そのままにしておくと収納にどんどん溜め込んでしまい、処分の機会を失ってしまいます。人にあげるのも億劫になってしまう前に、しっかりと分類しお手入れをしておけば、スムーズに手放せるでしょう。
ここでは、サイズアウトした子供服の処分前の取り扱いを紹介します。
使用用途ごとに分類する
まずは「処分する服」と「手元に残す・活用する服」に分類することから始めます。
ブランド物や比較的状態が良い服は、人に譲るか売るものに。
色あせ、ほつれなど状態が悪いものは、汚れても良いとき用に手元に残すか、ウエスなどに活用しましょう。
念入りに洗濯する
子供服は、食べこぼしやよだれ、泥汚れなどが付着しており、洗濯しても汚れが落ちきっていないことが多いです。
おさがりで譲る場合は「もらった服の柔軟剤のにおいが気になる」という方もいるかもしれせん。
漂白剤などでつけ置きし、一度念入りに洗っておくと、気持ちよく渡せますよ。
サイズ、季節ごとのアイテムに分ける
つけおき洗いをしてキレイになった子供服は、サイズや季節ごとのアイテムに分けておきましょう。
大きめの紙袋などにそれぞれ収納しておけば、人に渡す際や、フリマアプリで売る時にすぐに行動に移せます。
名前がついている個所を処分
子供服をリサイクルに出す場合は、服に名前が書かれている個所をカットするなど処分した方が安心です。
フリマサイトで出品するなら記名がない方が売れやすいことも。服を買った時に、あらかじめマスキングテープに名前を書いてタグに貼っておくと、処分の際に剥がすだけなので便利ですよ。
おわりに
子供は日々成長するため、子供服は定期的に見直しをしないとすぐに収納を圧迫してしまいます。衣替えや大掃除などのタイミングを利用して、無理のない範囲でお子さんの服を整理してみてはいかがでしょう。毎日身に着ける思い入れの深い服だからこそ、譲る・売る・リメイクするなど、ご自身に合った方法を見つけてみてくださいね。
コメント
そのまま捨てています。寄付やフリマで売る事も考えましたが、手間を考えるとそのまま捨てて処分してしまったほうが良いかなと感じています。