これからの季節、薄着で出かけたり、海やプールに行く機会が増えてきますよね。
あまり人に見られたくない傷跡やタトゥーがあることで、折角の外出を躊躇してしまっていませんか?
そんな時に役立ちそうな商品をダイソーで見つけました。その名も「ファンデシート」です!
このファンデシートで傷跡やタトゥーを気軽に隠すことができれば、肌の見た目に悩んでいた人にはとても助かるアイテムになりますよね。
今回は、こちらのダイソーの「ファンデシート」について
・ファンデシートの種類やサイズは
・貼り方は簡単か
・傷やタトゥーはどれくらい隠れるか
・水に濡れても剥がれないのか
など色々と検証していきたいと思います!
ファンデーションで隠すには欠点がある
傷跡やタトゥーを隠したいのなら、ファンデーションやコンシーラーを塗ればいい、と思われる方もいるかもしれません。
実際にわたしも気になる傷跡をファンデーションを塗って隠していたことがありました。しかし腕や足に化粧品を付けると、服やバッグについて汚れてしまわないか、そればかり気にしてしまった経験があります。また水にも弱いので、思いっきり海やプールで遊ぶと落ちてしまう欠点があります。
その点、「ファンデシート」は、貼った部分を上から触っても汚れたりする心配は全くなく、耐水性にも優れているということで、お風呂やプールでの効果も期待できそうです。なによりシートを一枚貼るだけという手軽さが魅力的ですね。
ダイソーのファンデシートはどんな商品?
それではダイソーの「ファンデシート」に関して、どのような商品なのかチェックしていきます。
まず「ファンデシート」の概要です。
品名:ファンデシート
用途:傷あと隠し、タトゥー隠し
材質:アクリル系粘着剤/アクリル樹脂
販売元:Tree Inc.合同会社
「大」「中」「小」の3つのサイズ
「大」「中」「小」の3種類のサイズのファンデシートがあります。
各サイズと入っている枚数の詳細です。
大型サイズ
枚数:1枚入
大きさ:49×66mm
中型サイズ
枚数:2枚入
大きさ:22×66mm
小型サイズ
枚数:4枚入
大きさ:22×31mm
確実に入手したいならば大型店舗がおすすめ
各サイズの商品の入手のしやすさについては、ショッピングモールなどに入っている大型のダイソーでは3種類とも揃っていることが多かったです。
また地域によりけりだとは思いますが路面店のダイソーでは、傾向として、「小」のみ、や「中」のみ在庫のある店舗や、そもそも取り扱いのない店舗が多かったです。
確実に手に入れたい方は、ショッピングモールに併設された大型店舗か、路面店の中でも売り場面積の広い店舗に行くのが入手しやすくおススメです!
商品の置き場所は、店舗によってバラツキはありましたが、概ね化粧品関連のコーナーにありました!
見つからない場合は店員さんに聞いてみましょう!
ファンデシートの貼り方
ここからは「ファンデシート」の貼り方を、写真を交えて説明したいとおもいます。
今回は4枚入りの「小」を使用します。「大」の場合は1枚入りですので②の工程は飛ばしてOKです。
貼り方の手順
①「ファンデシート」を貼りたい箇所の肌を洗って汚れを落とし、よく乾かす
②使いたい枚数だけハサミで切りだす
⓷透明フィルムの真ん中をつまみ、白い台紙から剥がす
フィルム部分をつまんで、後ろの白い台紙からそっと剥がします。ゆっくりとはがさないと、白い台紙側にシートが貼付されてしまう原因となるようです。
④肌の傷跡など、隠したい場所にフィルムの肌色面を貼り付ける
シワの原因となるので、真っすぐ貼りましょう。
⑤貼付た上から手で揉みこむように押し付け、透明のフィルムのみを端からゆっくり剥がす
剥がしづらいときは、端のほうを爪でぐりぐりすると肌に密着しやすいです。
⓺完成
貼り終わった後、すぐに上から触ったりしても問題ありません。
※少しシワになってしまいました…
ファンデシートの貼り方のポイント
「⑤」の肌に貼った状態で透明フィルムのみを剥がす工程が、少しコツが要るかなといった印象です。
上手くフィルムとシートが分離しないときは、定規などの平たいもので上から押し付けるように擦るのも良いかと思われます。
貼付に失敗してクシャっとなってしまうと、再利用することは難しいので、初めて使う場合は失敗した時のために少し多めに用意しておくと良いと思います。
ファンデシートを貼ってみた感想・評価
貼り心地は個人差がありそう
筆者は、特に皮膚に違和感などは感じず、すぐに貼っていることを忘れてしまうくらいでした。
ただ、検証に協力してくれた主人は、「かゆいから早く剥がして~」と言っており、貼り心地に関してはかなり個人差があるようです。
また皮膚との親和性については、貼った箇所周辺を指でさすってみたところ、シート中央部分は少しザラついた感じがしましたが、シートの縁と皮膚との境目はほぼ一体化しているように感じました。
チラ見程度なら見た目は分からない
「ファンデシート」を貼った際に他人からどう見えるかについてですが、もちろんご自身のお肌の色味と「ファンデシート」との相性にもよりますので、あくまで私の見解ですが…
貼った箇所をジッと数秒間見られてしまうと、本来の肌とは異なる違和感は感じるので「あ、何か貼っているな」という印象を持たれてしまうかと思います。
ですが、「チラっと目に入った」程度なら目立つわけではないので、それほど違和感を感じられることは無いんじゃないかと思います。
普通の日常生活上で、一か所の肌を凝視されるような場面はそうそう無いはずなので、あまり気にする必要もないのかな?と思います。
強度などについて
貼った上から強めに触ってしまってもヨレたり削れたりすることはなかったので、かなり丈夫な作りでした。
肌なじみもよく、上から服を着たりして布が擦れても特に問題ありませんでした。
後ほど耐水性と耐久性の検証を行います。
ファンデシートの剥がし方
シート端からめくるようにゆっくりと剥がしましょう。
剥がれにくい場合は、シートの端にセロハンテープを貼り、引っ張るように剥がすと剥がしやすいです。
大は小を兼ねる?大サイズをカットして使える?
「大」サイズのファンデシートをカットして使う事で、経済的に利用できるのではないかと思い、半分にカットして貼ってみました。
半分にカットした後は上の説明と同じように貼っていきます。
貼ってみた感想ですが、ハサミで切った側が少し肌から浮いて見えてしまいます。
シートの縁がグラデーション加工になっていることによって、より肌に馴染んで見える仕組みになっているようで、ハサミでカットすることで、そのグラデーション部分が無くなってしまい、肌との境界が目立ちやすくなってしまうようです。
半分にカットしても貼り付けること自体はできましたが、「ファンデテープ」自体が目立ってしまいました。また耐久性などの性能に関しては、今回検証していませんが衰えてしまう可能性はあります。
多少の性能などは気にせずに、経済的に使うという点では良いかもしれません。
どれくらいの傷跡を隠せるのか検証
ファンデシートで、どのくらいの大きさ、濃さの傷跡やタトゥーを隠せるのか検証してみました。
検証方法は、傷跡やタトゥーに見立ててマーカーで描いた線の上に「ファンデシート」を貼り付け、どの程度隠れるのかを検証します。
足に「大」「中」「小」の大きさの線をそれぞれ赤色と黒色で引きました。
※「大」部分は失敗したため別途検証行いました。
「ファンデシート」貼り付け前、貼り付け後の線の見え方を撮影してみました!
「小」サイズでの貼り付け前後比較
「小」貼り付け前
ボールペンで線を引きました
「小」貼り付け後
黒い線と赤い線のどちらも、ほとんど見えなくなりました!
「小」サイズ1枚で隠せる大きさは、おおよそ1㎝×1.5㎝の範囲でした。
「中」サイズでの貼り付け前後比較
「中」貼り付け前
こちらはボールペンを何度か重ねて引いて、少し大きめの傷跡と見立ててみました。
「中」貼り付け後
貼り付け前に比べて、かなり薄くなりましたが、小の時の小さな傷跡に比べると多少線が見えてしまいます。
黒い線と赤い線の両方とも同じ程度ではありますが、多少赤い線の方が目立たないかなという感じがしました。
「中」サイズで隠せる範囲は、おおよそ4cm×1㎝の範囲でした。
「大」サイズでの貼り付け前後比較
「大」貼り付け前
「大」はサイズを生かして、1枚で線2本が隠れるかを検証しようと思います。
油性マーカーで線をかなり太めに引きました。
「大」貼り付け後
かなり濃く線を書いた事もあり、完全には隠れませんでしたが、かなり薄くなっていることが分かります。
これだけでも人目につきにくく、目立ちにくくはなるかと思います!
検証してみた結果
まず、「大」「中」「小」にかかわらずファンデシートの肌色部分の濃さに違いは無く、大きさだけが異なるだけでした。ファンデシート自体のサイズが大きいとその分、肌の見た目の違和感が感じやすいので、隠したい部分のサイズに合わせて、なるべく小さいサイズの商品を選ぶのが良いと思います!。
「小」の細い線は「ファンデシート」を貼ることで、ほとんど見えなくなりました。
「中」「大」の線は、完全に隠すことは難しかったですが、ファンデシートを張る前に比べるとかなり目立たなくなりました!
海やプールで使えるのか?どれくらい保つのか?
ここまで「ファンデシート」の機能や使い方について説明してきましたが、せっかく傷跡やタトゥーが隠れても、海やプールなどですぐに剥がれたり、削れてしまったりしたら意味がないですよね。そこで、耐水性や耐久性についても検証してみました。
お風呂に入って耐水性チェック
まず「耐水性」についての検証です。
先ほどの検証で出来上がった「ファンデシート」づくしの足のままお風呂に入り、シャワーの水圧で剥がれたり、湯船に浸かったときにふやけることが無いかどうか検証してみました。
検証方法は、以下の2つです
- 水圧高めのシャワーを「ファンデシート」を貼った部分に15分間当て続ける
- 40度のお湯に30分浸かる
結果
「耐水性」の検証後の写真です。
ファンデシートは、端が剥がれたりすることもなく、どれも綺麗なままでした。
これだけの耐水性があれば、海やプールでも気を使わずに思いっきり楽しむ事ができそうです。
何日ぐらい剥がれない?耐久性チェック
次に、どのくらいの期間保つのか、耐久性について検証しました。
以下の方法で検証
- 耐水性の検証で無事だった「ファンデシート」をそのまま足に貼ったまま、普通に生活
- 服装の摩擦はどのくらい影響するのか
- お風呂の際、貼った箇所を直接、スポンジ等で洗うことはしない
結果
2週間そのまま生活していましたが、全く剥がれる様子はありませんでした。
わたしはよくタイツを履くのですが、蒸れたりすることもなかったです。貼った箇所をうっかり体用スポンジで数回こすってしまったりもしましたが、「ファンデテープ」は無傷でした。(長く保たせたいなら擦らないのが無難です)
結局あまりにも剥がれない事が逆に心配になり、2週間経ったところで剥がしてしまいました。
今回の検証で「ファンデテープ」は薄い作りであるにもかかわらず、かなり丈夫にできているということが分かりました。ただ、衛生面などを考えて、貼っておくのは数日に留めておくのが良いかなと思います。
まとめ
今回は、ダイソーの「ファンデシート」について紹介してきました。
簡単に傷跡やタトゥーを目立たなくでき、また長く使えてコスパも良い、これからの季節にとても役に立つ商品だと思います。わたしの肌の色との相性も良かったので、普段使いしていきたいと思います♪
ただし、人によっては貼った箇所がかぶれたり、違和感を感じる事があるかもしれません。また、実際の傷跡やタトゥーの色味や濃さによって、隠れ方には個人差があり、肌に馴染むかどうかも人それぞれだと思います。
しかし、せっかく海やプールに出かけるのなら、何も対策せずに傷跡やタトゥーに気づかれたらどうしよう…と思いながら過ごすよりも、「ファンデシート」を貼り、少しでも目立ちにくくして安心材料とすることで、より楽しい時間を過ごすことができるようになるのではないかと思います。
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