今日はメイクもok、睡眠もとったしコンディションばっちり!なんて日に「疲れてる?」と、言われたことありませんか?
その原因、クマやシミによる”疲れ顔”が原因かもしれません。
クマやシミの他にもニキビや顔の赤みでも、顔の印象が暗く見えてしまうことがあります。
今回は、そんな肌悩みを隠すコンシーラーについてお話ししていきたいと思います。
肌悩み別のおすすめの色やタイプ、おすすめの商品までご紹介します!
コンシーラーとは
コンシーラーとは、お顔の中で気になるポイントをカバーする役割を持つコスメです。肌荒れを隠すことはもちろん、疲れ顔に見える一番の原因であるくすみやクマをとばすこともできます。
ファンデーションは顔全体に塗るのに対し、コンシーラーは気になる部分に対してピンポイントで集中的に使用する使い方が多いです。
コンシーラーで気になる部分を隠すことで、ファンデーションの厚塗りを避けることができるので顔の印象も明るくなるでしょう。
その他にも、
- 気になるポイントだけ隠してパウダーをのせるノーファンデメイク
- 涙袋や鼻筋ハイライトの下地
などにも使える万能さを持っています。
コンシーラーは色々な使い心地のタイプやカラー展開があり、自身の好みの使い心地や必要な色をえらぶことができるのも嬉しいポイントです。
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一概にコンシーラーと言っても形状も違えば、色も違ってどれが良いのかイマイチわかりませんよね。ベースメイクの中で一番種類があって奥が深いコスメと言っても過言ではありません。
筆者自身、中学生の頃にメイクを始めてからコンシーラーに限りませんがずっとメイクを模索し続けています。それでもコンシーラーはなかなか難しくて、最近になってやっと自分に合うコンシーラーを見つける事ができました。
ここからは、お悩み別のコンシーラーの色の選び方やどんなタイプのコンシーラーがあるのかを解説していきます。コンシーラーを使ったことがない方も、自分に合うコンシーラーを探したい方にも参考になれば嬉しいです。
悩み別で選ぶコンシーラーの色
コンシーラーは肌悩みが気になるから、と言って適当なものを購入しても失敗してしまうことが多いんです。その大半の理由は”気になる部分とコンシーラーの色が合っていないから”です。
肌悩みに合ったコンシーラーを選ばないと気になる部分を隠せないどころか、かえって疲れ顔に見えてしまうことだってあります。せっかく購入したコンシーラーでさらに疲れ顔に見えてしまうなんて嫌ですよね。
肌悩みを4つに分類したので、それぞれに合うコンシーラーの色を解説していきたいと思います。
クマ
クマの色は、大きく分けて3種類あります。
- 茶クマ(色素沈着やくすみ)
- 青クマ(血行不良が主な原因)
- 黒クマ(たるみや眼窩脂肪による影)
クマの色によって原因が異なるのはもちろん、使うコンシーラーの色も変わってきます。基本的にはベージュ系で十分隠れますが、濃いクマだった場合のおすすめのカラーをご紹介します。
まず、茶クマにはイエロー系か色が濃すぎないオレンジ系のコンシーラーがおすすめです。クマを隠しつつ、肌の色の補正をして透明感を与えてくれるので茶クマで疲れているように見えたお顔がパッと明るくなります。
次に青クマは、ピンク系かオレンジ系がおすすめです。クマの青みが強い場合は、オレンジ系コンシーラーの方がしっかり隠してくれますが、そこまで青みが強くない時はピンク系を使うと透明感が出ます。
最後に黒クマ。
黒クマにはパールが配合されているベージュ系、中でも自身のファンデーションに近い色のコンシーラーがおすすめです。
黒クマの原因は主に影なのでパールで影を明るくしつつ、ファンデーションと馴染みやすい色にすることでナチュラルな仕上がりになります。
シミ・そばかす
シミやそばかすって本来の年齢より上に見られてしまう最大の要因ですよね。そんな女性の天敵を隠すには、シミの濃さによってコンシーラーを使い分ける必要があるんです。
薄いシミは、ご自身が普段使っているファンデーションに近い色のコンシーラーを重ねれば隠せます。恐らく、皆さんが苦労しているのはファンデーションに近い色のコンシーラーで隠しきれない濃さのシミだと思います。
正直、濃いシミはその人によって色が違うので明確に色のおすすめができません。例えば、パーソナルカラーのイエベとブルべのお肌でシミの色も若干違ってきます。
その他にも紫外線が原因のシミ、肌荒れの色素沈着によるシミなど、自分の顔の中でもシミの種類によって色が違うなんてことも。
正直、既製品でドンピシャにシミを隠せる人はなかなかいないと思います。
濃いシミには、例えば自身の肌よりもワントーン暗いベージュにピンクのコンシーラーを混ぜたり、オレンジとピンクのコンシーラーを混ぜてあげると綺麗に隠せる場合があります。このように色々なカラーを混ぜて調節して、自分の肌にピッタリのシミやそばかす用のコンシーラーを作るのが最適解ではないかと思います。
肌の赤み
頬や小鼻、気づいたらおでこにも赤みが…なんてことありませんか?ファンデーションを塗ってもなんだか薄ら赤いのが透けて見えているようで嫌だ、なんて経験ありますよね。
肌の赤みには、コンシーラーのカラーの中で反対色となるグリーンがおすすめです。薄く塗るだけでもかなり赤みが改善されます。
ちなみにコンシーラーから話が逸れますが、赤みが広範囲な時はコンシーラーよりもコントロールカラーという素肌の赤みを抑えてくれる下地を使うのがおすすめです。
あくまでコンシーラーはポイントの悩みカバー向けですのでその時の状態によって使い分けてみてくださいね!
ニキビ
まず最初に、ニキビの色味を隠すことはできますが凹凸を隠すことはコンシーラーではできません。凹凸を目立たなくはできても、完全になかったことにはできないので頭の片隅に入れて読んでいただけると嬉しいです。
最初に少し現実的なことを言ってしまいましたが凹凸を消せなくても、色味をコンシーラーでぼかすだけでかなり見た目は改善されるんです!
広範囲に広がるニキビによく見られる強い赤みにはグリーン系、そこまで赤みが強くないポツっとニキビには自分の肌よりワントーン暗いベージュ系がおすすめです。
赤みを隠してからファンデーションをのせると、パッと見てもニキビがあるって気づきづらくなります。
タイプで選ぶコンシーラー
コンシーラーってカラーバリエーションがたくさんあるけど、どんな種類のものがあるのか気になりますよね。色味についてお話してきた後は、どのようなタイプのコンシーラーがあるのか簡単にご紹介していきます。
後ほど使い方もご紹介しますのでこんな種類があるんだな、と思いながら読んでいただけると嬉しいです。
リキッド(クリーム)
なんと言ってもテクスチャーが柔らかいので伸びが良く、肌への摩擦による負担の軽減もできます。ソバカスや赤みを帯びた肌荒れなど、ピンポイントよりも広範囲のカバーに向いています。保湿成分が配合されていることが多く、乾燥肌の方も使いやすいと思います。
パレット
2色以上が1つのアイテムにまとまっているコンシーラーです。肌悩みごとに色を変えるのはもちろん、混ぜ合わせて自分に合う色を作ることもできます。
既製品で自身に合う色がない時には何色か入ったパレットで色を作ってみるのがおすすめです。基本的には筆もセットになっているため、コンパクトに持ち歩けるのも魅力です。
スティック
他のコンシーラーよりも硬いテクスチャーでしっかりフィットしてくれるのが特徴です。しっかりフィットしてくれるので、リキッドなどで隠しきれない肌悩みも隠してくれます。
リップクリームのように繰り出して使うので、使いやすいタイプでもあります。スティックタイプはかさばらないことや、手を汚さずに使えることから持ち運び用にもおすすめです。
ペンシル
ペンシルタイプは、その名の通りペンのような形状です。他のコンシーラーに比べ、小回りが効くのでより細かいカバーができます。
その反面、ペンシルタイプしか手持ちがないと、広範囲のカバーがしたい時に少し不便かもしれません。しかし肌悩みのカバー以外にも涙袋にも使えるので、一本あるとマルチに使えるのが魅力的です。
スティックタイプ同様、持ち運びにも向いています。
コンシーラーの使用方法・順序
コンシーラーは、実はファンデーションのタイプによって使用の順序が違います。順序を間違えてしまうとヨレやすくなってしまったり、本来の効果を発揮できないこともあります。
この機会にお手持ちのファンデーションに該当するものを確認してみてください。
パウダータイプのファンデーション
化粧下地
↓
コンシーラー
↓
ファンデーション
↓
仕上げのフェイスパウダーやおしろいパウダー
パウダータイプのファンデーションは、リキッドのものに比べて密着度が低いので後からコンシーラーを使うとヨレや崩れの原因になります。
ほうれい線などにたまって余計疲れ顔に見えてしまうなんてこともあります。パウダータイプのものを使う際は、ファンデーションの前にコンシーラーを使いましょう。
リキッドタイプ、クッションタイプのファンデーション
化粧下地
↓
ファンデーション
↓
コンシーラー
↓
仕上げのフェイスパウダーやおしろいパウダー
リキッドタイプやクッションファンデは密着度が高いので、ファンデーションの後にコンシーラーを使います。
明確にファンデーション前はNG、というわけではありませんが筆者の体験上ファンデーション前に塗るとヨレやすくなってしまう傾向にあります。
また、パウダーファンデーションに比べて補正力が高い為ファンデをしてから調整としてコンシーラーをのせることで厚塗りを回避して透明感のあるお顔にもなるかと思います。厚塗りも実は疲れ顔と言われてしまう要因の一つです。
お悩み別コンシーラーの使い方とおすすめ商品
ここまではコンシーラーの色やタイプ、使用順序についてお話してきました。
選ぶ基準がたくさんあってどれを選べば良いのか分からないし、そもそも商品数も多すぎてわけわからないですよね。
ここからは、肌悩みごとにコンシーラーを使うポイントやおすすめの商品についてお話していきたいと思います。
クマへのコンシーラーの使い方とおすすめ商品
エクセル サイレントカバーコンシーラー/¥1,760
厳選した3色のベージュがチョイスされている3色のコンシーラーパレットです。
筆者も実際に使ってみて、クマはもちろん、他の肌悩みへも使えてかなりオールマイティなパレットだと思いました。
テクスチャーは硬めなので、色の強い肌悩みもかなり補正してくれることが期待できます。エクセルの取り扱いがあるドラッグストアやドン・キホーテなどで手軽に手に取れることも魅力の一つです。
この商品の使い方のポイントは”色を混ぜること”と”筆でしっかり伸ばすこと”です。
#底見えコスメ
— オバ美 (@obake_mi_c) January 2, 2022
エクセルのコンシーラーがいつのまにか底見えしてた!
この真ん中のオレンジカラーが青クマをカバーするのにピッタリ pic.twitter.com/2zdPj9GlLW
シミ・そばかすへのコンシーラーの使い方とおすすめ商品
NYX コンシール コレクト コントゥアー パレット A 04 コンシーラー/価格は為替状況による
こちらは日本から撤退したブランドなので、Amazonなど通販でしか購入はできないので少し入手が難しいです。しかし、手間をかけてもそれに見合う働きをしてくれるパレットです。
グリーンからオレンジ系の色まであって、マルチに使えるコスメなのでコンシーラー以外の役割も果たします。カラー同士混ぜて使うこともできるので、ベージュでは隠せないような肌悩みにも効果が期待できます。
この商品の使い方のポイントは、その時の肌悩みに合わせた”色のチョイスすること”です。
肌の赤みとニキビへのコンシーラーの使い方とおすすめ商品
FASIOエアリーステイ コンシーラー/¥1,100
こちらの商品は、ドラッグストアやドン・キホーテなどで購入できるので、手軽に入手することができます。カラー展開は「01ベージュ・グリーンベージュ」「02ベージュ・オレンジベージュ」「03ベージュ・ダークベージュ」と豊富なのが魅力です。
例えばグリーンとベージュなら赤みが強ければグリーン一色、赤みが強くなければベージュと混ぜて使うといった調節ができます。
赤みがあっても、強いグリーンを使ってしまうと逆に違和感が出てしまうのでその時の状態に合わせられます。ニキビにもピッタリな商品なので、一緒にご紹介させていただきました。
この商品の使い方のポイントとしては、”混ぜて使う”ことです。
リニュ後Fasioのコンシーラーかわいい 赤み消しによさげ pic.twitter.com/EDFMKjGdWA
— ゆずに (@yuzuni_land) June 17, 2021
まとめ
今回は、コンシーラーの役目や使い方、色のチョイス、おすすめの商品などをご紹介してきました。結論としてはこれが正解、という答えは明確には出せません。
その人の肌の色によって同じ肌悩みでも色など変わってきますし、肌質によってもコンシーラーの合う合わないがあります。
まずはここでご紹介した色味を参考に、自分の使ってみたいタイプのものを選んで合うものを探してみてください。
自分に合うものに出会えたら、きっと「なんか疲れてる?」と言われる疲れ顔からは卒業できますよ!
コメント
FASIOのコントロールカラー愛用してます。
安いのに使いやすくて、リピありです。
2色だけかと思いきや、混ぜると3色、混ぜ方によってはグラデーションまでつけられるので、旅行にも便利でした!
コンシーラーもタイプによって使い分けると、まったく違った印象の自分になれそうですね!