8月はプールや海で遊んだり、キャンプなどアウトドアを楽しんだり、外で活動することが多い季節。
でも、油断は禁物。
実は子どもは大人より熱中症になりやすく、真夏の外遊びは特に注意が必要です。
「こども気温」って、知っていますか?
サントリーの「GREEN DA・KA・RA」ブランドが提唱する「こども気温」によると、子どもは身長が低いため、地面の照り返しで大人より約7℃も高い気温の中にいるそうです。
大人にとっては「真夏日」でも、子どもには「猛暑日」クラス。炎天下で長時間遊ぶのは非常に危険です。
さらに、意外な事実として、「子どもは汗っかきに見えても、大人の6割しか汗をかけない」ため、体に熱がこもりやすくなります。
8月の熱中症対策は「水分補給+暑さから逃げる」が基本
救急専門医の藤田正彦先生によると、真夏の子どもの熱中症を防ぐには、次の3つのポイントを意識することが大切です。
(1)「観察」:熱がこもっていることを見分けるポイントは「顔の赤さ」
子どもは自分の体調についてうまく表現ができない場合も多いため、普段から近くにいる親御さんが、子どもの様子を注意深く観察することが大切です。
体に熱がこもっている(深部体温が高い)ことを見分ける指標の一つは、「顔が赤くなっているか」。
これは子どもが未熟な発汗能力を補うために、頭部や胴体の皮膚に血液をより多く集める生理的特性から起こる反応です。
「顔が赤い」「耳が熱い」「急に静かになる」などの様子が見られた場合は、無理をさせず、風通しのよい日陰や屋内でしっかりと休憩を取ることが、熱中症の重症化を防ぐ鍵となります。
(2)「水分補給」:スポーツドリンクなどで、水分と塩分をこまめに摂ること
汗で失われる水分や塩分の摂取が、熱中症対策の基本です。
特に、発汗を伴う暑い環境では、水分だけでなく塩分(ナトリウム)などの電解質も失われるため、スポーツドリンクのような“電解質を含む飲料”の活用が効果的です。
ナトリウムを含まない水やお茶を飲みすぎるのはよくないと思われる方もいますが、炎天下においては飲みすぎて問題になるといったことはありません。
ただし、その場合は食事などでミネラルを補うことも意識しましょう。カフェインなどを含有する飲み物は利尿作用があるため、飲みすぎには注意が必要です。
水分補給は、喉が渇いてからでは遅く、“30分おきに100~150mlずつ”を目安にこまめに摂ることが推奨されます。
特に子どもは遊びに夢中になってしまいがちなので、30分毎に休憩し、水分補給を行う習慣づけをしましょう。
(3)「暑さから逃げる」:湿度が低く、ひんやりと感じる日陰を選ぶこと
体から熱を逃がすためには、涼しい場所で「暑さから逃げる」ことも大切です。
日陰での安静を推奨しますが、日陰でも地面に近いことで高温状態になることもあります。日陰だから安心というわけではなく、少しひんやりと感じるような、気温が低いところで休むようにしましょう。
また、高い湿度環境では、汗をかいても体温が下がりにくいため、なるべく湿度が低いところでの安静を心がけましょう。炎天下や高湿度の環境では、“15~20分に一度は日陰や屋内で休憩を取ると決めておく”、というのも予防策として有効です。
この目安は、子どものスポーツ医療や運動現場でも広く推奨されているものであり、熱中症の予防に効果的とされています。
東海大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学救急医学講座入局。救急専門医取得後、2022年「ふじたあんしんクリニック」を開業。2024年に「医療法人 縁」設立。24時間365日対応の在宅医療・訪問診療を行う。
8月はとくに「水分補給しているから安心」と思ってしまうことが熱中症の盲点。
水分補給と暑さから逃げる行動はセットで行うことが、熱中症予防のカギのようです。
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8月は子どもにとって最も熱中症リスクが高い季節。夏休みのお出かけが増える時期だからこそ、水分補給+暑さから逃げる行動で、早めの対策を心がけましょう!
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