幼稚園・保育所だけでなく、ご家庭でも身近な素材を使った手作りおもちゃで遊んでいるお子さんは多いのではないでしょうか。
本記事ではどの家庭にもある「トイレットペーパーの芯」を使って、子どもと一緒に楽しく簡単に作って遊べる手作り工作おもちゃを、現役保育士である筆者が厳選した10点の作り方を紹介します。
紹介する手作りおもちゃは工作の工程や遊び方をアレンジすれば年少~年長までの広い年齢層の子どもと一緒に作って遊べるおもちゃばかりです。
ぜひ幼稚園・保育園やご家庭での工作の参考にしてくださいね。
トイレットペーパーを使った手作りおもちゃ
どのご家庭にも必ずある「トイレットペーパーの芯」ですが、普段の生活ではただのゴミとして捨てられると思いますが、大きさや素材の柔らかさが子どもでも扱いやすいため、手作りおもちゃにうってつけの素材です。
トイレットペーパーの芯以外の材料は家にあるものがほとんどですが、ない場合はご近所の100均で揃えられます。
トイレットペーパーの芯が1・2個あれば作れるものがほとんどのため、気になる手作りおもちゃがあればぜひ作って遊んでくださいね。
1.「双眼鏡」
【対象年齢】年少頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 2個
- 折り紙
- 両面テープ(のり)
- キリ
- はさみ
【作り方】
①トイレットペーパーの芯2個に、それぞれ折り紙を側面に貼り付けて装飾する(上下はみ出していても問題ない)
*貼り付けるのはのりでも両面テープでも構いません。
②①ではみ出した上下の折り紙は内側に折り込む
③装飾できた2個のトイレットペーパーの芯を両面テープやのりで貼り付ける
*画像のように接着部分をセロテープで補強するとより丈夫になります
④貼り合わせたトイレットペーパーの芯の外側2か所にキリで穴を開け、外側からリボンを通して内側で固結びの結び目で固定して完成(上記画像参照)
*双眼鏡の先にカラーセロハンをレンズのようにつけると覗いた景色に色がついて見えて、違った発見もできて盛り上がりますよ。カラーセロハンは輪ゴムで固定すると、気分やお好みで色を変えて楽しめておすすめです。
【遊び方】
首からぶら下げて穴から外を覗くと冒険気分が高まり、散歩や屋外遊びが盛り上がります。探検隊ごっこなどのごっこ遊びにつなげやすいです。
双眼鏡を覗き込むと視野が狭まることを利用して、双眼鏡を使っての「宝探しゲーム」も楽しめますよ。
実際に拡大・縮小機能はありませんが、野生の草花や昆虫などをクローズアップしたりピンポイントで注目することもできます。
【ポイント】
双眼鏡を覗いている最中は視野が狭くなったり周囲の様子が見えにくくなったりするため、
屋外でも屋内でも転倒や衝突などのけがの危険性があります。声掛けをしたり、物が少ない広い空間で遊ぶなどの配慮を意識しましょう。
首から掛けるリボンが遊具に引っかかると危険です。使わないときには首から外しておくことをおすすめします。
特定の物への注目が高まるため、集中力・注意力が刺激できます。
2.「弓矢と的あて」
【対象年齢】年少頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 1個
- 折り紙
- ストロー 1本
- 輪ゴム 2本
- ティッシュ
- キリ
- 両面テープ
- ボールペン
- セロテープ
【作り方】
①トイレットペーパーの芯に折り紙を巻いたり、マジックで絵を描いたりして先に装飾する
②トイレットペーパーの芯の端から3㎝くらいの位置にキリで穴を開けて貫通させる
*上から見ても横から見てもまっすぐになるように穴を開けてください
③②で開けた穴にボールペンを通して、ストローが通る大きさになるまで穴を大きく広げる
④穴の下に輪ゴムをかけて、1ヵ所マスキングテープで固定する
⑤ストローのジャバラ部分をはさみで切る(長い部分のみ使う)
⑥ストローの片方にティッシュ1枚を巻き付けて輪ゴムで固定する
⑦⑥の反対の先端部分は輪ゴムが引っ掛かりやすいように「く」の形にはさみで切り込みを入れる
⑧④の紙コップの穴にストローを通して「く」の部分に輪ゴムをひっかけると弓矢の完成
【遊び方】
トイレットペーパーの芯や紙コップ・ダンボール・お菓子の空き箱など家にあるものを使って的を作れば、的あてゲームをして遊ぶことができます。
【ポイント】
的には数字を書いて倒した的の点数の合計を競うこともでき、数字の学習にもつなげられるのでおすすめです。
お祭りの的あてのように数字によって景品を変えるなど、さまざまにアレンジすることでお祭りごっこや子ども会などでの出し物にしても喜ばれるでしょう。
ストローの先端には当たっても怪我をしないようにティッシュを巻いています。
ティッシュの代わりに100均で購入できるデコレーションボールにはさみで切り込みを入れてボンドで固定すると見た目がさらにかわいく仕上がりますよ。
弓矢を引く時に手先の器用さや微細運動を刺激したり、的をめがけて弓を飛ばすことで集中力を促したりできます。
人に向けておふざけをすると怪我の危険があるため、事前に人に向けない約束をしておきましょう。
3.「キラキラ万華鏡」
【対象年齢】年長頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 1個
- 折り紙(銀色) 1枚
- 画用紙(黒) 1枚
- 輪ゴム 2本
- カラーセロハン 1枚
- 色鉛筆
- マスキングテープ
- セロテープ
- キリ
- はさみ
- ビーズ
【作り方】
①銀色の折り紙の1辺を1.8㎝はさみで切り、4等分に折り目をつける
②①の折り紙を銀色の麺が内側になるように三角に折り、セロテープで固定する
③黒画用紙に白の色鉛筆でトイレットペーパーの芯の形をなぞり、一回り大きくはさみで切る
④③の画用紙の真ん中にキリで穴を開け、円の周囲に切り込みを入れる
⑤トイレットペーパーの芯の端を1.5㎝切り落とす(切った部分も後から使う)
⑥トイレットペーパーの芯をマスキングテープなどで装飾し、②の三角折り紙を芯よりも数㎜低くなるように切って芯の中に入れる
⑦トイレットペーパーの芯よりも二回りくらい大きく切ったカラーセロハンを片方の端にかぶせて輪ゴムで固定する
⑧⑤で切り落とした芯にも装飾し、1ヵ所切り込みを入れて⑦のカラーセロハンの上にかぶせてマスキングテープで固定する(この時2㎝くらい高めに固定する)
⑨カラーセロハンの上にビーズを入れてもう1枚カラーセロハンをかぶせて輪ゴムで固定する
⑩トイレットペーパーの芯の反対側に④の黒い画用紙をマスキングテープで固定して完成
【遊び方】
黒画用紙の穴から中を覗きながらトイレットペーパーの芯を回すと中のビーズが光に反射して綺麗な模様を楽しめます。
【ポイント】
ビーズなどの小さなパーツを使うため、子どもが誤って口に入れないように注意してください。
今回はカラーセロハンを使いましたが、透明セロハンがあればビーズの色味がはっきり出て綺麗かもしれません。
ビーズは平らなものを使いましたが、星など厚みのあるビーズを使うのもおすすめです。
ビーズの量が少なすぎるとトイレットペーパーの芯を回した時に下部にビーズが溜まってきれいに模様が見えないため、ビーズは沢山入れましょう。
芯の中に入れた三角の銀の折り紙は100均で購入できるミラーシートを使うとより綺麗にビーズが反射してキラキラして見えます。
工作の工程が多く細かな作業が多いため、一緒に作るのは年長頃の子どもがいいでしょう。
遊ぶ際は年少頃の子どもも十分楽しめますよ。
工作過程では細かな作業が多いため微細運動を刺激できます。万華鏡を見ることでリラックス効果も期待できそうですね。
4.「ビュンビュンジェット」
【対象年齢】年中頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 2個
- タピオカストロー 2本
- 画用紙
- セロハンテープ
- 輪ゴム 1本
- はさみ
- 両面テープ(のりでもOK)
【作り方】
①片方のストローの3分の1のところをはさみで切り、長い方のストローの端に縦に切り込みを入れる
②①で切り込みを入れた部分をもう1本のストローに差し込み、長い1本のストローにする。差し込み部分はセロテープで固定する。
③①で切った3分の1のストローに輪ゴムを1回巻き付けてガムテープで固定する
*完全に固定するのではなく、余りが出るように固定しましょう
④②で1本にした長いストローの先端から5㎜ほど下のあたりに、③で余った輪ゴムを1~2回巻気つけてガムテープで固定する
⑤トイレットペーパーの芯に4か所切り込みを入れて、内側に絞り込んでセロテープで固定する(同じものを2個作る)
⑥⑤のトイレットペーパーの芯で絞り込んだ側と反対に2か所対角線上に切り込みを入れて、もう一つのトイレットペーパーの芯に差し込んでセロテープで固定する
⑦⑥の芯に両面テープで画用紙で作った羽や窓を貼り付けて完成
【遊び方】
④で作ったストローを飛行機の後ろから入れて引っ張り、手を離すと飛行機が飛んでいきます。
上にも前にも飛ばすことができ、家族や友達と飛ぶ高さや距離を競って楽しめます。
【ポイント】
人に向けて飛ばすと怪我の危険があるため、事前に人に向けないことをしっかりと約束しておきましょう。
力加減にもよりますが、勢いよく飛ぶため屋外遊びに向いている手作りおもちゃです。
室内で遊ぶ場合は体育館のように十分な広さ、高さがある場所がおすすめです。
的や目印を作っておくと、どこに向かって飛行機を飛ばせばいいのか分かりやすくなります。
飛行機を飛ばす為にどうすればいいのか創意工夫することで思考力・想像力を促せます。
年中頃の子どもだと友達と一緒に競いながら遊ぶ楽しさにも気づくことができますよ。
5.「キャッチボールマシーン」
【対象年齢】年中頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 2個
- 紙皿(ない場合は画用紙でもOK) 2枚
- 輪ゴム 2個
- ティッシュ
- マスキングテープ
- セロテープ
- はさみ
- マジック
【作り方】
①紙皿の中心に印をつける。印が中心になるようにトイレットペーパーの芯を置いて円の形をなぞる
②紙皿の中心の点から外に向かって90℃になるように縦横に線を引きはさみで切る
③②の紙皿の中心の円も同様に切り抜く
④切った端を合わせてセロテープで固定する(重なる部分は少しでOK)
⑤④の穴の部分に1㎝くらいの切り込みを10~13ヵ所程度入れる
⑥トイレットペーパーの芯に対角線上に4か所、1㎝程度の切り込みを入れる
⑦切り込み部分に輪ゴムを十字になるように交差してひっかける
⑧もう1つの輪ゴムを⑦の輪ゴムがクロスしている部分に通して結ぶ
⑨トイレットペーパーの芯の輪ゴム部分が下になるように紙皿の穴に芯を通して、紙皿とトイレットペーパーの芯をテープで固定する(この時にトイレットペーパーの芯を装飾する)
⑩縦長に折りたたんだティッシュを1枚輪ゴムに通して丸めてガムテープで丸めてボール状にする
⑪もう1枚ティッシュを丸めて飛ばす用のボールを作って完成
【遊び方】
トイレットペーパーの芯の中にボールを入れて、輪ゴムがついているボールを引っ張って離すと芯の中のボールが飛びだします。
同じキャッチボールマシーンをもう1つ作って、飛び出したボールをキャッチし合って遊んでくださいね。
【ポイント】
紙皿がない場合は画用紙で代用できます。家にあるお皿で型を取って切り抜けば問題ありません。
紙皿は100均で購入できます。今回は無地の紙皿を使っていますが、柄が入っている紙皿を使ったり、マジックやマスキングテープなどで紙皿をかわいく装飾するのもおすすめです。
輪ゴムを掛ける所は難しいため、大人が代わりにやってあげるといいでしょう。
相手の飛ばしたボールをキャッチすることでコミュニケーションをとる力や、飛んでくるボールを自分の手元でキャッチするために空間認知能力を促すことも期待できます。
飛ばしたボールをキャッチするために足元が不注意になって転倒や衝突の危険性があるため、室内でも屋外でも広い空間で遊ぶといいですよ。
6.「坂道コロコロアニマルズ」
【対象年齢】年少頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 3個
- ダンボール(小さめ) 1枚
- はさみ
- ビー玉
- マジック
【作り方】
①トイレットペーパーの芯の3分の1くらいの部分をはさみで切る
②切ったトイレットペーパーの芯の長い方の両端をつぶして内側に折り込む
③②の表と裏にそれぞれ違う動物の顔のイラストをマジックで描く
④トイレットペーパーの芯の芯の中にビー玉を1つ入れる
⑤トイレットペーパーの芯を2本並べて置き、その上にダンボールをおいて坂道を作る
【遊び方】
坂道の上からビー玉の入ったトイレットペーパーの芯を転がして遊びます。
坂道を転がる様子を見るだけでも楽しめますし、複数のコロコロアニマルを作って競走させることも盛り上がりますよ。
【ポイント】
坂道を作る用のトイレットペーパーの芯は他にラップの芯など、ダンボールを上に置いて坂道にできるものであれば何でも代用可能です。
今回は動物のイラストを描いていますが、お好みで子どもが好きなものを描いたり、模様を描くことで回転して変化する様を楽しむこともできますよ。
中に入れるビー玉と一緒に鈴を入れると転がるたびに音がして小さな子どもも喜びます。
工作過程でははさみの使い方の練習になり、遊ぶ際にはただ転がすだけではなく子どもと一緒にルールを作ることで話し合いの力を育てることも期待できますよ。
7.「マジックペーパー返し」
【対象年齢】年長頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 1個
- 折り紙 2色4枚(今回は赤2枚、緑2枚)
- はさみ
- のり
- マジック
【作り方】
①トイレットペーパーの芯を縦半分にはさみで切る
②折り紙は全て縦に2回折り、折り目に沿って4等分に切る
③切った折り紙を2つの芯にそれぞれ色が交互になるようにのり貼る(裏側は折り込む)
④残りの折り紙を裏表で違う色を合わせ、のりで貼り合わせる。この折り紙を3組作る。
*裏表を貼り合わせる折り紙は、芯に貼った折り紙よりも少し細目に切っておく
⑤画像のように裏側から赤の部分に④の折り紙をのりで貼る。貼り付ける部分は2㎝程度でOK。
⑥⑤の2つのトイレットペーパーの芯を組み合わせて折り紙をのりで貼り合わせる。はみ出した部分は裏に折り込んで貼る。
⑦緑と赤の面のそれぞれに違うイラストを描いて完成
【遊び方】
組み合わせたトイレットペーパーの芯を回転させることで絵柄と色がひっくり返ってマジックのように楽しめます。
【ポイント】
仕組みが分かると子ども自身で描くイラストを工夫して様々なマジックを作ることができるため、イメージ力や思考力を伸ばすことが期待できます。
トイレットペーパーの芯に貼るのは折り紙でも画用紙でも構いません。
工程④で裏表を貼り合わせる折り紙を少し細目にしておくことで、芯をくるくるとひっくり返した際にスムーズにひっくり返すことができます。
難しそうに感じるかもしれませんが、意外にも工程はシンプルに切ったり貼ったりするだけのため、親子で楽しめておすすめですよ。
8.「ビー玉コロコロタワー」
【対象年齢】年中頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 3個
- 画用紙(四つ切) 使いたい色3色
- はさみ
- セロテープ
- ビー玉
【作り方】
①トイレットペーパーの芯を縦に3本重ねてセロテープで固定して、土台となるダンボールに貼り付けて自立させる
②画用紙を縦半分にはさみで切る
③半分に切った画用紙を縦に2回折る
④③の画用紙を1回だけ開いて適当な幅ではさみで立てに切り込みを入れる。切り目を入れるのは画用紙がつながっている側になるように注意する。
*中心の折り目よりも少しだけはみ出るくらいの長さで切る
⑤切り込みを入れれたら一度画用紙を開いて、はさみが入ってない面が下になるように三角に折ってセロテープで固定する
⑥同じ切り目が入った三角の画用紙を3個作る
⑦⑤の三角の底部分にセロテープを貼り、①のトイレットペーパーの芯の側面に斜めに巻き付けていく
*上から下に斜めに巻き付けていくことが重要!
⑧同じように三角画用紙をトイレットペーパーの芯に巻き付けていって完成
*継ぎ目部分の間隔が広くなりすぎないように、やや重なるようにつなげていく
【遊び方】
上からビー玉を転がして、ビー玉が転がる様子を見て楽しめます。
ただ転がすだけでは飽きてしまうため、タワーをいくつか作って複数人でビー玉転がし競争をしても盛り上がりますよ。
【ポイント】
タワーの中心になるトイレットペーパーの芯はラップの芯でも代用可能です。
タワーと土台のダンボールを固定するのはセロテープでも十分ですが、より頑丈に固定したい場合はボンドやグルーガン、接着剤がおすすめです。子どもと一緒に作るのであればボンドがいいかもしれませんね。
今回はトイレットペーパーの芯3個で作っていますが、もっと芯の数を増やせばさらに高いタワーにアレンジ可能です。
工作の家庭ではさみの1回切りの練習にもなります。画用紙をタワーに巻き付けるときは少し難しいため大人が手伝ってあげると作業しやすいです。
カラフルなタワーなので部屋に飾っておくだけでもオシャレに見えますよ。
9.「立体パズル」
【対象年齢】年中頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 1個
- はさみ
- マジック
- 画用紙
- マスキングテープ
- 両面テープ(のりでもOK)
- OPPテープ
- 新聞紙
【作り方】
①トイレットペーパーの芯にマスキングテープや画用紙、マジックで好きなイラストを描く
*OPPテープを貼っておくと側面のイラストがはがれにくくなります
②お好みの大きさにトイレットペーパーの芯をはさみで切るとパズルは完成
③新聞紙を丸めた棒を作り、土台となるダンボールに固定してパズルの支えが完成
【遊び方】
新聞紙の棒にパズルを重ねていきながら絵柄を完成させて楽しみます。
【ポイント】
今回はパズルの支え部分を新聞紙を丸めて作っていますが、家にラップの芯などトイレットペーパーの芯を通せる太さの棒があれば何でも代用できます。
パズルの絵柄やパーツの数も子どもの年齢に合わせて難易度を変えられるので、アレンジは多様です。
棒にトイレットペーパーの芯を通していくため、指先の微細運動を促したり、絵柄を完成させるために想像力に働きかけたりする効果が期待できます。
10.「コロコロ組み立てブロック」
【対象年齢】年少頃から
【材料】
- トイレットペーパーの芯 3個
- 折り紙
- はさみ
- カッター
- 両面テープ
- マジック
【作り方】
①トイレットペーパーの芯3個をそれぞれ半分の大きさにはさみで切る
*切りにくい時は芯をつぶすときりやすい
②①の芯にお好みで折り紙を両面テープで貼り付ける
③トイレットペーパーの芯それぞれの上下にランダムに縦1~2㎝程度の切り込みを入れて完成
【遊び方】
芯の切り込み部分を組み合わせながら自由に形を組み変えて遊べます。
【ポイント】
今回は折り紙を貼っただけの装飾ですが、お好みでシールを貼ったり顔を描いたりしても面白いです。
切り込みは浅すぎると他の芯が上手く挟まらないため、深めに入れておくのがおすすめです。
芯のどの部分が組み合わせられるのか観察する力や思考・想像力を刺激できる手作りおもちゃです。
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今回は現役保育士が実際に子供と一緒に作って遊んだこともある、「トイレットペーパーの芯を使った手作り工作おもちゃ10選」を紹介しました。
100均でも手に入る材料を使えばさらに豪華にアレンジすることもできます。
工作段階は少し難易度が高いものもありますが、一緒に遊んで楽しめるのは年少頃からの手作りおもちゃばかりです。
幼稚園・保育所やご家庭での工作の参考にしてください。
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