こんにちは!今回ご紹介するのは、
業務スーパーの中でも定番商品としてマニアからも人気の高い麦パン工房の「ビール酵母パン」です。
実は、いままで何度も店頭では目にしたことはあったのですが、まだ購入したことはありませんでした。
調べると、なんと1日5,000袋も販売されているという大人気商品!ということで、売り切れてしまって、売り場にない日もあるんだとか・・・凄いですね。
以前紹介しました「天然酵母食パン」も同じ麦パン工房シリーズの商品です。
こちらも業務スーパーの商品の中でも非常に人気の高い商品となっていて、とても美味しくコスパも最高な商品でした☆
今回の「ビール酵母パン」と「天然酵母食パン」はどんな違いがあるんでしょうか?
一体どんなパンなのか?を確認してみたいと思います。
業務スーパー「ビール酵母パン」
2023年7月購入で、138円(税込)でした。
1袋には小さ目サイズの食パンが7枚入っています。
国内グループ工場製造のオリジナル商品!
自信を持って「安全・安心」と「おいしい」をお届けします!ビールの発酵に使われるビール酵母を配合した食パンです。
ソフトでしっとり、ほんのり甘い味わいに仕上げました。食べきりサイズ7枚入り!
朝食やおやつにおすすめです。引用:業務スーパーのHPより
「ビール酵母」って何?子どもも食べられる?
ところでこの商品名になっている「ビール酵母」とは、いったい何なのでしょうか?
「ビール酵母」とは、ビール醸造の副産物として生じる物で、食物繊維やビタミンB、ミネラルなど40種類もの栄養素や、体内では作れない必須アミノ酸が9種類も含まれるなど、栄養価が非常に高い食品なのだとか。このパンを食べることで体に良い影響があるとしたら嬉しいですね。
”ビール”の名前がついているので、気になる方もいるかと思いますが、パン自体にはアルコールは含まれていないので、子どもが食べても問題ない商品です。
ただし、プリン体が含まれているので、痛風やプリン体が気になる方は注意した方が良いかもしれません。
オレンジ色のパッケージでとても目立ちますね!
パン売り場に口コミPOPと一緒に陳列されていました。
人気商品だということがうかがえます。
原材料を見ると、ビール酵母のほかにもパン酵母が使われていていました。
酵母100%のうちビール酵母は6.2%使用されているそうです。
賞味期限は長め、食べきれない場合は冷凍保存を
今回購入したビール酵母パンの賞味期限は、購入した日から8日間ありました。
一般的な食パンよりも賞味期限が長めなので助かります。
賞味期限は一般的な食パンと比べると長めになっていますが、あくまでも未開封の場合での賞味期限になります。
すぐに食べきれない場合には、パッケージにかかれている「一枚ずつラップに包んでの冷凍保存」が可能です。
後ほど冷凍保存したものの食べ方の紹介をします。
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袋の上部を開けていきます。
上から覗くと、均等にカットされているパンが7枚入っています。
表面の焼き色の感じが、天然酵母食パンにそっくりです。
パンを一枚取り出してみました。
普段食べている食パンを想像すると、だいぶ小さめです。
1枚あたりに換算すると「約20円」です。
一見安く感じますが、パンのサイズが小さめなのでコスパはイマイチです。
このサイズで価格を考えると、業務スーパーの商品としてはやはりちょっとお高め?
そんな感じがしてしまいす。
サイズ感が分かるように、手のひらに乗せてみました。
するとちょうど手のひらサイズ!
だいぶ小ぶりな食パンです。
サイズ比較してみたくなり、一般的に売られている食パンと並べてみました。
こうして並べてみるとよくわかりますが、ビール酵母パンの方が随分と小さいですね。
色も食パンと比較すると、ビール酵母パンの方が黄色っぽいです。
ビール酵母の色かな?とも思いましたが、原材料を見ると’カロチン色素’が含まれていたので、それで黄色に色づいているのかなと思います。
ビールのような香りと優しい甘み
パンに鼻を近づけると独特な香りがします。
嗅ぐと遠くに気の抜けたビールのような香りがするので、これがビール酵母の香りだと思います。
そこまで強い香りではないので食べるにも気にはならないですが、一般的な食パンとは違う独特な香りがあります。
パンを触った感じは、ふわっとしている中にも表面がザラッとしていて空気がたくさん含まれているような粗めの感触がありました。
まずは、そのままで食べてみたいと思います。
一口食べた印象は、「甘い」です。
もっと素朴な味わいかと想像しましたが、実際に食べると甘味がありましたのでビックリしました。
何もつけずにそのままでも美味しく食べられます。
「ビール酵母」自体の味は分かりませんでしたが、甘さがあるので一般的な食パンとはちょっと違う味わいになっています。
ちょっと前に流行った高級食パンのような優しい甘さがあり、そういった甘さのある食パンが好きな方には良いと思います。
手で持った時は、なんとなく手触りでパサついている印象がありましたが、食べると全く気にならずにとてもやわらかく美味しかったです。
トーストすると・・・表面はサックリ、中はしっとり!もっちり!
ビール酵母パンをオーブンでトーストして、食べてみたいと思います。
パンが小さいのでどれくらいの時間焼いたらいいのか迷いましたが、少し様子を見ながら
オーブンで綺麗な焼き色がつくまで2分半ほど焼いてみました。
表面がこんがりとサクサクしていて美味しそうです。
焼いたビール酵母パンの断面です。
食べると表面はサックリ、中はしっとり!もっちり!
トーストすることで、パンの中のしっとりしている感じが強調されて、とても美味しいです。
生食で食べるのと比較すると、パンの甘味も熱を加えることでやわらかくなり、サクサクしっとりで高級パンを食べている雰囲気があります。
トーストして食べた方が、しっとり感が強調されて断然美味しいです。
そして、焼いて食べると、天然酵母パンにとても近い味わいになりました。
このパンの甘さが天然酵母パンと似ているのかもしれません。
バターやジャムなどもいらないくらいに美味しかったです。
冷凍保存方法と一度冷凍したものの品質は?
1枚ずつラップで包んで冷凍
もし食べきれない場合には、パッケージの説明書きにもあったように、一枚ずつラップで包んでからジップロックへ入れて冷凍保存してください。
食べたいときに冷凍庫から取り出して、サッと温めて食べることが出来るので便利です。
サイズが小さいので家族の場合は期限内に食べきれてしまいそうですが、ちょっと小腹が空いたとき用にこうして冷凍保存しておくと便利だと思います。
一度冷凍したものは美味しいのか?
一度冷凍保存したビール酵母パンの品質を確認してみます。
冷凍したものと、していないもので仕上がりや食感を比べるため、2種類を同時に焼いてみます。
左が冷凍していないパン、右が冷凍したパンです。
同時にオーブンで2分半焼いてみました。
右側のパンが冷凍のままオーブンで焼いたパンになります。
見た目で少しパンの表面の気泡などが粗い感じがします。
焼き色も冷凍したパンの方が焼け色が少なかったので、もう少し焼いても良かったかもしれません。
冷凍して焼いたパンの断面です。
実際に食べてみると、味わいは冷凍したものとしていないものでほぼ大差ないですが、食感が冷凍したものは少し粗い感じがしました。
冷凍していないパンはしっとり感が強かったですが、一度冷凍したパンは食べ比べるとしっとり感が多少弱めです。
とはいっても味わいや食感の違いはそこまで差がなく、こうして同時に食べ比べない限りはわからない程度なので、食べきれない場合には冷凍保存をしておくといいと思います。
味わいはそこまで違いはなく、どちらも美味しかったです。
冷凍したパンを焼く時には、焼き時間を少し長めに設定すると焦げ目が綺麗につき、表面もサクッと美味しく仕上がると思います。
「ビール酵母パン」の朝食アレンジは可能?
そのままトーストするだけでも甘みがあって美味しい「ビール酵母パン」ですが、トースト以外でも楽しめるアレンジができないか試してみました。
卵のタルタルとハムチーズ
卵のタルタルとハムチーズで朝食として食べてみます。
マヨネーズとハムチーズの塩味と、パンの甘味が不思議な感覚です。
悪くはないですが、朝食としてハムチーズ、卵などと一緒に食べるときには普段の食パンの方が個人的には好きです。
パンに厚みがありますが、食事として食べるにはなんだか1枚では物足りないサイズ感なので、ついついこのように2枚食べてしまいます・・・
そして、普段だとハム、チーズを食パンに乗せて食べる場合には、カットせずに1枚をペロンと乗せられますが、ビール酵母パンはサイズが小さいため、ハム、チーズもそれに合わせてカットする必要があるので、そのちょっとしたひと手間が面倒に感じてしまいました。
朝食としてはサイズ的に物足りない、そしてしょっぱいパン(ハム、チーズ)だとなんだか違う気がする・・・
パンが甘めなので、フレンチトーストにしたら美味しいかも!
フレンチトースト
まずは、牛乳、卵、お砂糖(お好みで)をよく混ぜて、そこへパンを浸します。
フライパンを熱してバターを溶かし、浸したパンを焼いていきます。
少ししたら裏返して、焼き色がついたら出来上がりです。
大正解◎
ビール酵母パンが甘いので、フレンチトーストがピッタリ合います!
ビール酵母パンの甘さと美味しさが、フレンチトーストにすることで引き立ち、あとから蜂蜜を足さなくても十分美味しいです。
パンもしっとりしているのに崩れにくく、中までひたひたに染み込んで、上品な甘さがあり
まるでホテルで出るフレンチトーストのようです。
ビール酵母パンは、フレンチトーストにする食べ方が一番美味しかったです。
是非お試しください。
おやつにするにもちょうどいいサイズですね♪
まとめ
ビール酵母パンは、サイズは小さいけれど、独特なビールの香りと黄色い断面、そして優しい甘さのある・・・とても不思議な魅力のあるパンでした。
我が家は子供たちもたくさん食べる方なので、コスパを考えると食事用のパンとして食べるには物足りないサイズ感でしたが、ちょっと小腹が空いたときなどには大活躍しそうなパンです。
ほんのりと優しい甘さがあり、そのまま食べても美味しく、またフレンチトーストなどにして軽食として食べるのにもピッタリなパンでした。
ただ以前、紹介しました「天然酵母パン」と比べると、どうしてもボリュームやお得感は劣るかなという感じでした。
味わいはどちらも美味しくてパンに甘味があり、この甘味が両者のパンがとても似ていました。
パンの味わい自体には大きな差はないので、パンのボリュームとカットされているかされていないか?(カットする手間)、そして食べきれるか(パンの大きさに不安があるか)?などを考えて、どちらにするか選んでみてもいいと思います。
我が家の場合はたくさん食べるので、ボリュームとコスパも考えて天然酵母パンをリピートしていきますが、少人数の家族の場合や、綺麗にカットされている方が使いやすい場合には、ビール酵母パンを試したり・・・と使い分けてもいいですね。
いつもと違うパンを食べてみたい!
そして、甘めのパンが好きという方は是非お試しください。
優しい甘さのビール酵母パンの虜になるかもしれません☆
コメント
甘みがあって美味しいです。
普通の食パンでは多いので、この小さめのサイズ感も好きです。
業務スーパーに売っている卵サラダを乗せて食べるのが好きです。
バターとかマーガリンとか油脂感なし。
買ったらすぐ冷凍しないと、パサパサ、モサモサしがち。
うちでは、アルミホイルで包んで冷凍して、リベイクするときにトースターへ。
サクッもちっとした食感に。
子どもにはいいサイズ感です。