クリスマスの季節がやってくると食べたくなる「ローストチキン」ですが

「ローストチキンを作ると鶏肉がパサついたりかたくなりがち…。」
「ローストチキンを作ってみたいけど、ハーブを1から揃えるのも大変だし、買っても使いきれない。。。」
「オーブンを使った調理は面倒」
こんなお悩みありませんか?
そんな悩みを解決してくれそうな商品を無印良品で発見!その名も「糀でやわらかく焼けるハーブと岩塩のローストチキンの素」という商品。
振りかけるだけで完成するシーズニングスパイスはよく見かけますが、お肉をやわらかくしてくれる点もプラスされている商品は珍しいですよね!そして調理はオーブン不要でフライパン調理でOK!
この記事では、調理方法、部位別(鶏もも肉、とり胸肉)柔らかさ比較、アレンジレシピなどをご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
無印良品「糀でやわらかく焼ける ハーブと岩塩のローストチキンの素」とは

「糀でやわらかく焼けるハーブと岩塩のローストチキンの素」は、無印良品のかんたん調理・手づくりキット系の商品です。去年も販売されていた商品のようですがリニューアルされたのか「新商品」として販売されていました。
味付けだけでなくお肉を柔らかく!
なんとこちらの商品は、糀の酵素の力でお肉を柔らかくしたのちに、ローレヌ地方の岩塩と多種のハーブを使ったパウダーで香り良く味付けできる仕様になっています。
そして、もう1種類「糀でやわらかく焼けるハニーマスタードチキンの素」という商品も発売されているので、気になる方はこちらもぜひチェックしてみて下さい。
商品の基本情報
2食分入りで税込290円で販売されています。
1食分あたり145円なので、試しやすい価格帯ですね。

2025年11月下旬に購入し、2026年8月25日までの期限でした。
9ヶ月程度もちます!
中身は下味用と調理用の2種のパウダー

封を開けると、中には2種類のパウダーが2セット入っています。
下味パウダー

こちらは、お肉を柔らかくする下味用パウダーです。
真っ白で細かな粒子ですね。
香りはとくにせず、米麴粉末や砂糖、食塩、でんぷん分解物などを混ぜ合わせて作られています。
ハーブ&岩塩

こちらは味や香り付け用のパウダーです。
袋を開けた瞬間にハーブのいい香りが広がります。
使用されているハーブは、フェンネル、バジル、タイム、ローレル、セージ、ローズマリーの6種類!様々なハーブの味わいや香りが楽しめそうですね。
また粉末状になっているので、使い勝手も良さそうです。
岩塩はフランスのロレーヌ地方のものが使用されています。
オーブンいらずのローストチキンの作り方

用意するもの
- 鶏もも肉 1枚 (250g~300g)
- オリーブオイル 小さじ1
- 本品 1袋ずつ
①鶏もも肉に「下味パウダー」をまぶし、常温で15分置く

※300gの鶏もも肉を使用しています。
ハーブ&岩塩パウダーは、鶏肉を加熱した後に使用するので、下味のタイミングで入れないように気をつけましょう!
②中火で熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、鶏肉を片面4分ずつ蓋をして焼く

※中火とありますがかなり焦げやすいので、焼き色を確認しながら火加減も調整することをおすすめします!
ちなみに私が使用した鶏肉は、厚みがあり8分ではまだ赤身が残っていたので、ひっくり返しながら3分程追加で焼きました。
③火を止め、フライパンのオリーブオイルに「ハーブ&岩塩」を1袋入れてよく混ぜ合わせてから鶏肉に絡めて完成!

※オリーブオイルの量が少ないため焼き始めは油がなく焦りますが、鶏肉から出る脂も加わりパウダーとしっかり混ざるのでご安心ください。

焼きあがったものがこちら。
ハーブのいい香りが広がり、表面に照りもあっておいしそうです!
調理したローストチキンを食べてみた感想

既定の時間よりも長めに焼いたため鶏肉がかたくなっていないか心配でしたが、すっと包丁が入りジューシーに焼き上がっていました。
食べてみると肉質がとてもやわらかい!
鶏肉をそのままソテーすると固くなりやすいですが、糀の効果でとても柔らかくなっています。
肝心の味はと言うと、ハーブの風味がしっかり感じられ、塩味も効いていておいしいです!
6種のハーブが味に深みを出し、岩塩が味を引き締めている印象です。
ハーブの主張が強いのでハーブの味が苦手な人は注意
ただハーブの主張が強いので、お子さんやハーブがそこまで得意でない方にはあまり向かないかも知れません。
口コミでも、「薬っぽい」「ハーブと塩気が強く子どもは苦手なようでした」などの書き込みが見られ、好みは分かれるようです。
確かに味がはっきりしているので、鶏肉単体でなく、野菜と一緒に食べるとちょうど良いかもしれません。
しっかり漬け込んだかのような味わい
また、驚いたのがハーブと岩塩の風味が嚙み続けてもしっかり残り、飲み込む瞬間までおいしさを堪能できること!
最後に和えただけなのに、しっかり漬け込んで焼いたような味わいになっていて驚きました。
鶏むね肉で作ったローストチキンの感想
もも肉ではなく、「鶏むね肉」で作った場合にどうなのか気になったので比較してみました。

鶏むね肉を使用し作ったものがこちらです。
糀がよく染み込むように、1枚肉を開いて平らな面を増やしてから漬け込んでいます。
パサパサしがちな鶏むね肉ですが、気になる食感はプリっとしていておいしいです!
かたさやパサパサ感はありません。
鶏もも肉のジューシーさには劣るものの、これはこれで十分においしいです!
糀の力恐るべし、ネーミングの通りしっかりお肉がやわらかくなっていました。
余ったローストチキンでアレンジレシピ
余ったローストチキンを、クロワッサンに野菜とチキンをたっぷり挟んでいただきます。

バターの風味が効いたサクサクのクロワッサンと、ハーブをまとった鶏肉の味わいがよく合いおいしいです!
まとめ
無印良品の「糀でやわらかく焼けるハーブと岩塩のローストチキンの素」をご紹介しました。
肉質、味ともに満足の品で、290円で味わえるのはコスパも良いと感じました!
ただ、かなり焦げやすいため、こまめに状態を確認しなければいけないのは手間ですね。
とは言え、漬け込む時間を含め30分以内で本格的なローストチキンが完成するので、クリスマスパーティーや特別な日のメニューにはもってこいではないでしょうか。
興味のある方はぜひチェックしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。


コメント