私は30代の主婦で、7歳の息子と5歳の娘がいます。
夫は一見、家族思いの優しい人に見えますが、実際はモラハラ気質で、私を精神的に追い詰める日々が続いていました。そんな中、彼の浮気が発覚し、私の人生は大きく変わることになりました。
モラハラの日常
夫はことあるごとに私を責め立てました。
「お前は何もできない」「俺がいなければ生活できないだろう」
と言われるたびに、自信を失っていきました。
家事や育児にどれだけ尽力しても、「こんなこともできないのか」と罵られる日々。
この他にも、
子どもの成績が悪いと「お前の育て方が悪いからだ」と子供の前で怒鳴りつけたり、夫婦喧嘩になると、「俺が買った家に住むな」「俺が買った車にも乗るな」と脅してきました。
こんな旦那の発言と態度に、私の心は次第に疲弊していきました。
モラハラ旦那の浮気発覚
ある日、夫のスマホに届いたメッセージを偶然目にしました。
「今夜も会える？」という見知らぬ女性からのメッセージ。
心臓が凍りつくような感覚でした。
問い詰めると、夫は逆ギレし、「お前が構ってくれないからだ」と開き直りました。
浮気発覚後も夫は態度を改めることなく、「どうせ俺がいなければお前は生きていけないだろ」と嘲笑するように言いました。
そして驚くことに浮気をやめる気配もなく、「俺には俺の人生がある」と開き直り続けました。
我慢の日々と決断
最初は子どものためにも父親がいるべきなのかと考え、我慢して踏みとどまりました。しかし、夫のモラハラ発言や浮気をやめない態度で精神的に疲弊していく自分を見た娘から「ママ泣かないで」と心配そうに私を見つめる姿を見たときに、今の状況は自分だけでなく子どもたちにも悪影響を及ぼすと感じ始めました。
このままでは自分も子どもたちも壊れてしまうと感じた私は、離婚を決意しました。
弁護士に相談し、具体的な手続きを進めることにしました。
驚いたことに、夫は最初は余裕ぶっていましたが、私が本気だと悟ると焦り始めました。
離婚成立後、私は子供たちと新しい生活をスタートさせました。
仕事を見つけ、自立した生活を送り始めると、不思議と心が軽くなり、自信も取り戻しました。
子供たちも新しい環境になじみ、笑顔が増えていきました。
夫のその後
一方で、夫は浮気相手の女性に捨てられたようです。
女性は彼のモラハラ気質に耐えられず、「あなたとはやっていけない」と去ったとのこと。
孤独になった夫から「戻ってきてほしい」と連絡がありましたが、私は毅然として「もう二度と戻るつもりはありません」と答えました。
この経験を通じて、自分自身を大切にすることの重要性を学びました。
過去には戻れませんが、新しい未来を築くために前向きに生きていこうと思っています。これからも子供たちと共に幸せな生活を築いていく決意です。この選択が正しかったことを日々実感しています。
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