ハチ食品「たっぷりカニトマトクリームパスタソース」は水っぽいけど、ひと手間加えれば生まれ変わる

毎日の食事のメニューを考えて、材料を揃えて作るのは大変なことですよね。
いまは美味しくて便利な冷凍食品やレトルト食品、様々な種類の調味料など、時短便利食品がたくさん売られています。

そういった商品をうまく活用し、新しい商品や味も試してみたいけれど本当に美味しいのかどうか？の不安もあり、結局いつも似たような商品を選んでしまいがちです。

今回は、業務スーパーで売られているパスタソースから、ハチ食品株式会社から販売しているパウチ型のパスタソースのシリーズから「たっぷりカニトマトクリーム」のパスタソースをご紹介します。

カニのトマトクリームソースが業務スーパーで、とてもお得な価格で購入できるなんて…
一体、どんな味わいなのか気になりますね！

どんなパスタソースなのかのレビューと共に、パスタソースを使ったアレンジレシピを紹介します。

ハチ食品「たっぷりカニトマトクリームパスタソース」

パッケージの表には「完熟トマト使用、アメリケーヌソース仕立て」の表記と共にトマトと蟹の写真が載っていて、パスタの写真も濃厚そうなパスタソースになっていて、とても美味しそうな予感がしますね。

こちらの商品は、1袋95円で購入しました。（2023年5月購入）

1袋の内容量は260ｇ入りで、ソースは2人前の分量が入っています。
パスタを大盛りで食べたい方にはピッタリのソースですね。

1人前は約47円で食べることが出来てしまう安さ。
この価格でカニ入りパスタを味わえるとしたら…とてもお得じゃないですか？！

「旨味たっぷりのほぐし蟹をアメリケーヌソースでまろやかに仕上げた完熟トマトの酸味とチーズのコクが引き立つカニトマトクリームソースです」

商品説明には、このように書かれていますが、アメリケーヌソースとは何？
気になったので調べてみました。

アメリケーヌ・ソース（またはソース・アメリケーヌ Sauce Américaineまたはアメリカンソース）は、フランス料理のソースの一種である。エビの殻を炒めることで、甲殻類独特の甘味とコクが堪能できる、オレンジ色のソース。

引用：アメリケーヌ・ソース – Wikipedia

アメリケーヌソースとは、フランス料理などで使われるエビの殻で作るソースのことだそうです。
濃厚な味わいやコクのありそうな美味しそうなソースですね。

説明文からもソースへの期待が膨らみます。

召し上がり方の方法として
お湯で温める場合と電子レンジで温める場合のやり方が記載されていました。

今回はお湯で温めてみたいと思います。

◆賞味期限
2023年5月購入で、2024年4月4日までとなっていました。

こういったレトルトパウチは、賞味期限が長いのがありがたいです。
何もない時などに簡単に使えて便利！何個かストックしておくのにもいいですね。

パスタに絡めて食べてみる

パッケージに記載されている通りに温めて調理してみたいと思います。

お湯で温める場合、熱湯の中に入れて5〜7分間沸騰させて温めます。ソースが温まったらそのまま茹でたパスタにかけて食べることができます。

今回は、パスタにかける前にソースを器に移してみました。

小さなトマトとカニらしき小さな固形物は目でみれますが、ほとんど具材と言えるほどのものは見当たらずペースト状のソースでドロドロとしています。

ソースが緩く水っぽいパスタに

茹でたパスタにソースを絡めて、シンプルになにも加えずに食べてみました。

ソースの緩さが気になります、水っぽいパスタに仕上がりました。
実際に食べてみると、最初にトマトの酸味を感じ、そのあとにうっすらとカニの風味を感じます。

カニの風味は強くはありませんが、後味や香りなどでもカニが入っている雰囲気は感じる事ができました。
ソース自体は、カニの風味とトマトとクリームの味が混ざりあいコクがあるので美味しく食べることが出来ました。

ただ、ソースに具材がほとんどなく、パスタに絡めるとソース自体が軽めで水っぽいので、どうしても見た目のチープ感が出てきてしまいます。

一度フライパンで火にかけたりして少し水分を飛ばしながらしっかりパスタに絡めてから食べたり、具材を追加して食べることで一層美味しさが増すんじゃないかと思います。

ソースの味自体は美味しいのですが、食べ進めていくとどうしてもレトルト感を感じてしまいパンチも少なく物足りなく感じてしまいます。
味がぼやけてしまうので、粗挽き塩コショウなどを追加するといいかもしれません。

パスタソースの中では、コクのあるパスタソースなので、この価格とレトルトと考えた時にはコスパも良く美味しく頂けました。
ちなみに子どもには、このマイルドさが「美味しい！」と好評でした。

アレンジレシピ

ハチ食品「たっぷりカニトマトクリームパスタソース」のアレンジレシピとして、洋風のレシピを2品作ってみました。パスタとして食べるには物足りないと感じた方などは、こちらのアレンジも参考にしてみてください。

カニトマトクリーム マカロニグラタン

≪材料≫
マカロニ、ウインナー、ほうれん草、舞茸
カニトマトクリームソース
とろけるチーズ
塩コショウ

今回は、ほうれん草、ウインナー、舞茸を入れてみましたが、具材はお好みで好きなものをどうぞ。
ほうれん草、ウインナー、舞茸は先にフライパンで軽く炒めておきます。　

少し塩コショウをして、軽く火が通る程度に炒めます。

そこへ別の鍋で茹でたマカロニとパスタソースを加えて混ぜます。
このパスタソースは水っぽいので、具材が絡むように炒めながら水分を飛ばすように煮詰めていきます。

少し煮詰まったら火をとめて
グラタン器へ移して、その上からとろけるチーズをかけます。

200℃に温めたオーブンで10分ほど、チーズが溶けるまで温めたら出来上がりです♪
熱々ですので気を付けて下さい。

しっかりとソースと具材を火にかけて絡ませることで、濃厚で美味しく作ることが出来ました。

チーズと具材がたっぷりでボリュームもあり美味しいです。
カニトマトクリームのソースがマカロニと絡まり、いつものグラタンとは違った風味で出来上がりました。

今回はマカロニで作りましたが、パスタでグラタンを作ってみたり、野菜たっぷりのグラタンにしても美味しそうですね！

カニトマトクリーム リゾット

次は、家にある材料で簡単にリゾットを作ってみたいと思います。

≪材料≫
マカロニ、冷凍ブロッコリー、から揚げ、ご飯、カニトマトクリームソ―ス

具材には、昨日の残りのから揚げが少しありましたので、カットして入れてみました。
（代わりにウインナーや火を通したシーフードミックスも美味しいですね！）
冷凍ブロッコリーは先に軽く解凍しておきます。

フライパンにカットしたブロッコリー、から揚げ、ご飯、カニトマトクリームソースを入れて炒めます。味付けはソースのみでOKですが、味見して物足りなく感じた場合には塩コショウを追加してください。

ソースがご飯に絡むようにしっかり混ぜてください。
全体的に混ざったら出来上がりです。

今回はから揚げを入れたのでボリューム感アップ！
ブロッコリーの食感もあり、とても美味しいですね。

冷凍ブロッコリーとから揚げを使うので、先に炒める必要もないので本当に簡単！
カニトマトクリームのソースなので、トマトリゾットに近い雰囲気で食べれます。
上から粉チーズをかけても美味しいと思います。

味付けはソースのみなのでとても簡単です。
家にあるものをカットして入れて美味しく作ることが出来ました。

今回もいろいろな具材を足すことでさらに美味しく食べることができました。パスタソースを使うと簡単に他のお料理としてアレンジすることが出来るので、材料もとてもシンプルで済むので楽ですね。

まとめ

今回「たっぷりカニトマトクリームパスタ」を試してみましたが、ほんのりカニの風味を感じることができ、トマトクリームの美味しさが味わえて美味しいパスタソースでした。しかもこの価格でこの量とカニ風味の味わい…と考えると、コスパは悪くない商品だと思います。

パスタとして食べるには、手間にはなりますが水分を飛ばしてからかけると、そのまま食べるよりも美味しくいただけるのではないかと思います。

食感に関しては物足りなさを感じますが、その場合には好きな具材を足してみたりアレンジして食べるのがおすすめです。特に、カニの風味を引き立てるために、カニ缶やシーフードミックスなどを追加したらとても美味しいだろうと想像できます。

子供が「美味しい、また食べたい」と気に入ってくれたこともありますし、アレンジ料理でもコクがあり他の料理にも色々使うことができたので、今後我が家ではリピートしていきたいソースです。

ハチ食品のパスタソースはたくさんの種類がありますので、みなさんも是非、お好みの味のソースを見つけてお料理にうまく活用してみてください♪