コストコで大人気定番商品の一つである「ディナーロール」。テレビや雑誌でも紹介されることの多い商品で、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなディナロールですが、こんな事が気になったことはないでしょうか?
・ディナーロールの人気の理由は?
・ディナーロールと似たパンも売っているけど、それとの違いは何?
・食べきれるか分からないけど保存はできる?
・飽きずに食べられるアレンジレシピを知りたい
この記事では、そんなコストコのディナーロールに関する事を色々紹介していきます。
コストコの定番!ディナーロールとは
コストコのパンの陳列棚いっぱいに並べられていて、通りすぎる人たちのカートに入っている様子もよく見かけるディナーロールですが、コストコベーカリー内で焼かれているロールパンで、一袋に36個入りという大容量で、袋を取った瞬間にずっしりくる重さです。
ディナロール1個ずつの重さにはバラツキがありますが、筆者が購入したディナーロール1袋の総重量は約1.6㎏もありました。
こんなにも大容量ではあるものの、558円(税込)で手に入れることができます。(ディナーロールの値上げがありましたが、+12パーセント大きくなったというポップが掲示されていました)
ディナーロールは、1個あたり15.5円という安さです。
スーパーで1袋150円程度で売られている6個入りのロールパンは、1個あたり約25円ほどですから、ディナーロールのコスパは最強です。
やはり、この安さがディナーロールが人気のポイントでしょう。
ディナーロールと普通のロールパンの違いは?
ディナーロールは、一般的なロールパンの形とは異なり、少し四角い形をしています。スーパーやコンビニで販売されいているロールパンはふわふわと軽い印象ですが、ディナーロールは一個一個がとてもしっかりした質感です。
平均的なサイズの一個取り出して重さを量ってみると、46グラムありました。以前は38g程度だったと思いますが、12%大きくなった分重さも以前より増えているようですね。
ディナーロールは、一個一個の大きさにばらつきがあって、中には焼く過程でくっついてしまったと思われる双子ディナーロールも入っていることもあります。
そのため、一個一個の形・大きさ・重さはそれぞれ一定ではありません。一定ではないからこそ、小さめのディナーロールは子ども用に、大きめなディナーロールは大人用になどと分けて配膳することもできます。
倉庫内に陳列されているディナーロールは、その日に焼かれたものがほとんどで、焼きたてのパンを低価格でたくさん買うことができます。
手に持ったときに、パンがまだ温かいなんてこともあります。
ただ前日製造のものが陳列されていることもあるので、製造日をよく確認してから購入してください。というのも、ディナーロールの消費期限は、製造日含め3日間です。短い消費期限だからこそ、新しいものを購入したいです。
ディナーロールの味わい・食感
ディナーロールは、シンプルかつ素朴な味わいで、生地が均等につまっていてふかふかとしています。
小麦本来のほんのりした甘さで何もつけなくても美味しく食べられるのが嬉しいです。
朝食やランチ、おやつなどいつでも気軽に食べることができる、手のひらサイズの大きさです。
朝食では、大人は2~3個、子どもは1~2個程度食べています。シチューなどのスープと合わせて食べると、大人も子どもも美味しくてついつい食べ過ぎて、気付けば4個も食べていたなんてことも。
ディナーロールの原料・カロリー
ディナーロールに使われている原料は、小麦粉・砂糖・ショートニング・脱脂粉乳・卵・食塩・イースト・アセロラ果汁の8種のみ。
気になるカロリーは、100gで278kcalなので、先ほどの46gのディナーロール一個あたりで約128kcal程度です。バターが使われていない分、カロリーは少し低めかもしれません。
量 | カロリー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
100g | 278kcal | 7.7g | 7.2g | 45.4g |
1個(46g) | 128kcal | 3.5g | 3.3g | 20.9g |
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→電気代を節約するおすすめの方法はこちらディナーロールとそっくり。人気のマスカルポーネロール
コストコでディナーロールと見た目がそっくりパンがあるのを見たことはありませんか?
これは、ディナーロールと共に人気な「マスカルポーネロール」という商品です。
ディナーロールと同様に36個入りですが、値段は899円(税込)で、1個あたりの値段も約24円と少し高くなっています。
マスカルポーネロールには、「マスカルポーネチーズ」と「発酵バター入りマーガリン」が使用されており、ディナーロールよりも生地が黄みがかっていて、より甘みのある味わいになっています。
そのまま食べるのなら、マスカルポーネロールのほうがおすすめという人も多いです。
100gあたり340kcalで、ディナーロールより高カロリーになります。
隣同士に並んで置かれていて見た目もそっくりなので、見間違えて購入してしまうことがないように商品ラベルをよくチェックしてから購入するように気を付けてください。
食べきれないならディナーロールを冷凍保存
コスパもよく、美味しいディナーロールですが、心配になるのは、その量。
コストコの代名詞でもあるそのボリュームに「買っても食べきれるのだろうか?」「結局食べきれずに捨てることになってもったいないのでは?」と購入を踏みとどまってしまった人も多いのではないでしょうか。
安くても、36個を消費期限内に食べ切るのはやはり大変です。
そこでおすすめなのは、冷凍保存です。
おいしさを保つためにも、食べきれない分は購入した日に即冷凍してしまいましょう。
冷凍保存する時には、使い道に合わせて保存方法を工夫することで解凍後の調理が楽になります。
例えば、家族が1食で食べ切る量をまとめて食品保存袋に入れたり、予め切り込み(スリット)を入れる・半分に切るなどの加工をしてからラップにくるんだりする方法があります。
一度にどれくらい食べるかわからない、どのように食べるか決められないという場合は、少し手間はかかりますが、一個一個ラップにくるんで保存袋に入れ、冷凍するのもよいでしょう。
冷凍庫から出したディナーロールは切ることも可能です。
ただ、ディナーロールをたくさん冷凍すると、冷凍庫内で多くの場所を取ってしまうことも事実です。
6個のディナーロールをそのままの形で一袋にまとめたものでは、縦25センチ・横20センチの保存袋に入れ、厚みが5センチになりました。
既に冷凍庫がいっぱいでたくさんのディナーロールを保存する場所がないという方も、以下に紹介するアレンジレシピなどを活用し、消費期限内に食べ切る量を増やすことで、冷凍する量を工夫できるといいですね。
冷凍したディナーロールは、固い状態になっています。
切り込みを入れたい場合は、解凍する前の凍ったディナーロールに切り込みを入れるほうがきれいに切ることができます。
解凍は、電子レンジで約20秒弱温めた後、トースターで加熱すると中はふわふわ、外はサクサクとした食感を味わえます。
時間は経っていますが、まるで焼きたての時のような温かさと美味しさです。電子レンジやトースターでの加熱時間は、解凍する数に合わせて調節してみてください。
ディナーロールを使った簡単アレンジレシピ3選
ディナーロールは、そのまま食べてももちろん美味しいのですが、様々なアレンジを加えて楽しむことができるのも魅力の一つです。
アレンジ方法を知っていれば、数が多いと心配する必要なく飽きずに消費期限内にたくさんのディナーロールを楽しく消費する事も可能です。
筆者おすすめのコストコディナーロールを使った簡単にできるおすすめアレンジレシピを紹介します。
フレンチトースト
ディナーロールのアレンジメニューの中でも、特に人気のあるフレンチトースト。
とても簡単にできて、朝食や軽食にもぴったりです。ディナーロール自体にほんのり甘みがあるので、砂糖を入れずに作ってもいいかもしれません。
【材料】
・ディナーロール 3個
・牛乳 1カップ(200cc)
・砂糖 大さじ1くらい(お好みで)
・卵 1個
・バニラエッセンス 1~2滴(あれば)
・バター 適量
・メープルシロップ、粉砂糖 お好みで
【作り方】
① ディナーロールを2等分、または3等分など好きな厚さに切ります。
② 牛乳・砂糖・卵・バニラエッセンスを混ぜ合わせます。
③ ②の液に切ったディナーロールを浸けます。数カ所穴をあけ、切った面が下になるようにすると、液が染み込みやすくなります。
④ 熱したフライパンにバターを溶かし、③のディナーロールを焼きます。
⑤ 焼き色が付いてきたら、ひっくり返して裏も焼きます。
⑥ 両面に焼き色がついたら完成です。
⑦ お好みで、メープルシロップやはちみつ、粉砂糖をかけて召し上がってください。
※冷凍したディナーロールでも作ることができます。冷凍したものを使用する場合は、好みの厚さに切った後、解凍せずにそのまま②の液に浸しても大丈夫です。
ホットドッグ
ディナーロールに切り込みを入れて、ウインナーを挟めば簡単にできるホットドッグ。
ウインナー好きな子ども達に人気のメニューです。卵やツナなどを挟めばサンドウィッチになり、ハンバーグを挟めばハンバーガーにもなります。
やきそばを挟んでやきそばドッグもいいですね。ディナーロールを冷凍するときに、あらかじめ縦や横に切り込みを入れておくと、ホットドッグやサンドウィッチを作るのが楽になります。
【材料】
・ディナーロール 5個
・ウインナー 5本
・レタス 1~2枚
・ケチャップ、マスタード、チーズなど お好みで
【作り方】
① ディナーロールに切り込みを入れます。(縦・横どちらでも)
② ウィンナーを焼きます。(またはボイル)
③ ①のディナーロールに②のウインナー、レタスを挟みます。
④ お好みでケチャップ、マスタード、チーズをかけたら完成です。
揚げパン
おやつにぴったりのメニューです。揚げる油の処理等が大変な場合は、揚げ焼きでも作ることができます。給食で大好きだった揚げパン。お家で作るからこそ、色々な味を楽しめるのでおすすめです。
【材料】
・ディナーロール お好みの個数
・きなこ、砂糖、塩
・油
【作り方】
① きなこと砂糖を2:1の割合で混ぜ、塩少々を加え、さらに混ぜ合わせます。
② 揚げ油を熱し(約180℃)、ディナーロールを揚げます。
③ ディナーロールがきつね色になったら、簡単に油を切り、熱い状態のまま、①で用意した粉に絡めたら完成です。
※ココアやグラニュー糖をからめても美味しいです。
まとめ
そのままでも、アレンジでもおいしく食べられるコストコのディナーロール。
スーパーやコンビニで売られているロールパンとは違った味や食感を楽しむことができる、コストコの定番の大人気商品をみなさんもぜひ試してみてください。
コメント
量が多いということに目が行きがちですが、個々のパンとしても、シンプルな味だけにいろいろな料理での使い方があるかと思います。
とにかく安いし解凍してもふっくら美味しいです!
コストコにいったら絶対買います
コストコの定番商品です。ストックがなくなったらコストコに行く目安にしています。
マスカルポーネのほうもおいしいですが、やはりこちらの方がコスパがよくて選びがちです。
買うときは冷凍庫を整理してからがおすすめです。入り切らなくて無理に押し込んで、ぺしゃんこになりました・・・
コストコに行ったら買うものの定番ですが、やはり量が多い…笑
夫婦2人なので1日の消費ペースがそんなに多くないため冷凍保存したいところですが、冷凍庫が占拠されてしまうため、半分だけ冷凍します。
いろいろなサンドイッチにして楽しむことが多いです。
お味の方は、質より量感は否めませんが、トーストすると段違いにおいしくなるので、おすすめです。
当日食べる分以外は冷凍していますが、解凍後も美味しく食べられます。
コストコに行ったら先ずこれです。
毎回友人と半分こで購入しています。
コスパが良く、何と言っても美味しいです。
マスカルポーネの方も美味しいですが、価格を考えるとこっちを選んでしまいます。
家族数は多くありませんが、我が家は冷凍せずに食べきってしまいます。